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【2024/04/27 09:34 】 |
天津旅行8:天津之眼+タクシー
食後、川沿いの観覧車「天津之眼」へ行く。レストランからバス停「北安桥」まで歩き、観覧車まで一番近くに行くバスを待つが、全然来ない。あまりにも待ったので、まあまあ近くまで行く324に乗った。小さいバスだった。



途中で家族連れ6人が乗ってきた。やたらにぎやか。声デカすぎ。目的地は私達と同じだった。バス乗車時間が30分くらいで、降り損なうといけないので、携帯の高德地图の現在地を追った。そしたら娘が「あの人達も降りるから絶対わかるよ」。その人達は私達の後ろに座っていたので、「後ろのドアから降りたら気づかないよ」と私が言うと、「大丈夫。声が大きいから。地図見なくていいよ」。

そしてバス停「团结里」に着いたら、まずは大人が「到了。到了」。続いて子どもが「到了」。期待を裏切らない。私も「到了」。同じレベル?音量が負けているか。

そこから徒歩700メートル。あとでわかったのだが、天津に住んでいた日本人お勧めのお寺「大悲院」はまさにこのあたりだった。観覧車の入口に着いたのが21時。21時半で終わりなのは知っていた。そんなに遅いと人が少ないのかと思っていた。そして70元もするので、そんなに行かないだろうと甘く見ていた。



甘すぎた。「各位游客今天景区门票已售罄,欢迎明天再来」って。明日再来しないわ!

无可奈何地川を望む。



船に乗っている人がいるじゃないか!とそちらに目をやると、行列。金曜日だったしな。船に乗るのも諦めた。

疲れた。帰る。ホテルまでどうやって帰るか。調べたら、7キロくらいで、徒歩+バスで40分以上。タクシーだと15分。1日乗らないで過ごしたが、タクシーに乗ってみるか。停まっているのでなく、流しに乗る。

天津第一饭店」と告げ、「解放路的吧」と言われたので、「」と言った。しゃべったのは私。娘と日本語はしゃべらなかった。ぼったくられる等とは考えなかったけど。

会話。

運ちゃん:観覧車乗れた?
私:ダメでした。こんなに人が多いなんて
運:7時に来ないとダメだよ
娘:ええ?そんなに早く?
運:どこから来たの
私:北京
運:でも北京人じゃないな。南方人?

ここで暫し黙る。

私:南じゃないんだけど、東、、、
運:四是四,十是十,十四是十四,四十是四十て言って
娘:四是四,十是十,十四是十四,四十是四十
運:ほら、北方人じゃない

娘は東京で生まれて0歳で北京に来てるし、日本語より中国語の方ができる。でも、北京人の発音ではない。r化がきつくない。

私:日本人です
運:(発音は正確でないが日本語で)きれいですね あいしています

おいおい!誰から教わったの。

私:古い建物はどこで見られるんですか?
運:ああ、あそこ。海河东路。袁世凯の家がある。あのあたりに行くといい。あんた達の泊まっているホテルのあたりもいいよ。まっすぐ行くの。左側は新しいからダメ。あとは五大道。

私達のホテルのすぐ近くにリッツ・カールトンがあったが、確かに新しかった。味気ない。

着いた。メーターは18.2元。安っ。天津は起价が8元(北京は13元)。20.2元を渡して、お釣りは2元のはずが、1元しかくれなかった。わざとだ。1元でも多く欲しいんだとわかったら、あげる気になった。降りた。

部屋に帰ったけど、また外に出た。川まで1分。でも暗いし、人はほぼいないし、去った。水がほしくて、自転車に乗ってウロウロしたが、コンビニはなく、「烟酒」とある店でペットボトルの水を一本買った。1元だった。

お風呂に浸かって、娘は11時くらいに寝た。しかし私は……。

<続く>



本日の中国語学習:售罄[shòu qìng] ……卖完了

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【2018/08/03 08:41 】 | n地方、旅行 | 有り難いご意見(0)
天津旅行7:意大利風情旅游区+食在老味
ホテルで休んで、出発。自転車に乗って、バス停「曲阜道」へ。186のバスが待てど暮らせど来ない。よくよく見たら、二駅。自転車に乗ればよかったか?と思ったが、バスが来たので乗ったら、一駅が非常〜〜に長かった。口腔医院で降りる。そこで別のバスに乗り換えるのだが、またまた小銭がない。

目の前がショッピングセンターで、AEONと書いてある。引き寄せられるように入って行く。小銭のための買い物はたいていペットボトルの飲み物だが、このときはウェットティッシュにした。4元確保。

バス停「口腔医院」へ戻って、901に乗って、「北安桥」で降りる。



娘が「あ、ファミリーマートだ。いや、違う。漢字が書いてある」と目ざとく。なんで同じ色にするんだろう。訴えられない、その自信はどこから?

このときもう19時15分。晩御飯の時間なんだけど、まずは観光地「意大利风情旅游区」へ。

这里原为意大利租借地,几乎包含了意大利各个时期不同风格的建筑,该地区现存各类风貌建筑将近200栋,目前开发的有76栋,建筑面积达6万平方米,是近代意大利在国外保留最为完整的历史街区。

ここはイタリアの租界だった。



中心の広場は「马可波罗广场」。あれ?またお目にかかった「サモトラケのニケ」。どこにでもあるんだな。え?違う?

またまた洋館のオンパレードだが、ちょっと見て回ればいいので、「梁启超纪念馆」だけ見に行く。9時から17時までなら入れる。10元。



来た道を戻り、ニケの広場に出て、左折。いろいろ売っているのだが、どの屋台も似たものを売っていてつまらない。



お人形さん、頭から吊らされていて、見せしめか何か?こわいでしょ!


ご飯、ご飯。バス通りまで出て、一番近い「食在老味」へ行った。



外は暑いし、食欲はそんなにない。炒め物いらない。頼んだのは肉皮冻。これ美味しかった。





包子二人で4個。日本の肉まんよりちょっと小さいくらいかな。一個7元からで、一個ずつ違うのを頼んでいい。せいろ一つ頼むと6個同じのになる。秘制酱肉包がすごく美味しかった。

上の肉皮冻の写真は娘が撮ったのだが、バックに人が写っているの見える?店内の一角がガラス張りになっていて、作っているのが見れる。师傅の白衣に狗不理と刺繍されていた。これが狗不理だったら、とっても美味しいことになる。

計61元。満足。店を出てバス停へ。

<まだまだ終わらない>

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【2018/08/02 08:02 】 | n地方、旅行 | 有り難いご意見(0)
天津旅行6:濱江道+勧業場+瓷房子
滨江道」へ。一部が1886年に作られ、1946年に南まですべてつながり、全長2094mに。元はフランス租界、今は商店街。

2キロ、歩かないアルよ。好きなところで降りていい便利な車。一律3元。


(ネットから拝借)

一番前に座ったアル。



運転手のおじさんが「俺様の車が優先だ」と言わんばかりに、前に人が歩いていると、「おらおらおらーどけどけどけー」って叫ぶんだけど、この車の名は「文明号」。文明の意味を教えてあげようか??

劝业场で降りた。



隣が、元「惠中饭店」。惠中饭店について詳しくは中国語の記事でここへ



向かいが元「浙江兴业银行」。



四つ角の一つだけは撮らなかったが、そこだけ新しい建物だった。劝业场の写真を撮っている時、外に立っているおじさんが「この建物は古いよ。こっちも。こっちも」と説明してくれる。ボランティアの人なのかな。それ以上は何も言わなかったが。

で、劝业场の中に入ってみた。



日本橋高島屋のようだと思った。喉が渇いて、地下へ行く。フードコートがあるが、ここって人くるのか?と疑問に思うほどの寂れよう。桂花乌梅饮を買って、出る。

近くに「麻花」屋。


かりんとうのデカいのと言ったらいいか。天津名物のお菓子。買う気はなかったけど、店の外が派手で、中を見たかった。入ったら、店員が「カモ」を見る目で「要什么?」とうるさい。お客じゃないと思うけど、店の外観くらい華麗な刺青のおじさんが入口に座っていて、怖かった。

自転車に乗って「瓷房子」へ。何年か前、日本人が行ったと写真をどこかに載せていて、初めて見たときは「インパクトのある建物だな」と思った。わびさびから一番遠いところにある、日本人の趣味じゃない、変わった建築。





瓷房子的前身是栋法式小洋楼,系20世纪20年代后期所建,建筑面积4200平方米,经查,该房系近代中国外交家黄荣良故居。

50元を払って参観可。50元って安くない。娘と入ろうか迷って、止めた。それを微博に書いたら、天津に住んでいた中国人女子から「我觉得还是值得一去的」とコメントされた。

张连志という人が、築100年のこの建物を2002年に3000万元で買って、装飾をどんどん足していっているので、まだまだ建設中。あれと同じよ。「サクラダ・ジュンコ」じゃなくて、「サグラダ・ファミリア」。桜田淳子を介さないと、このスペインの固有名詞が出てこない昭和なアタシ。

瓷房子使用了四千多件古瓷器、四百多件汉白玉石雕、7亿多片古瓷片、13000多个古瓷盘和古瓷碗、300多个瓷猫枕、300多个汉白玉唐宋石狮子、300多尊历代石雕造像、20多吨水晶石与玛瑙。

陶片が7億余りって、数えたの?暇だなあ。金持ちの無駄遣いにしか思えないけど、それは貧乏人の考えなのか。

中国語の記事で中の様子がわかる。价值81亿元的瓷房子

さて、ホテルまでバス+徒歩より、自転車の方が早い。途中の街並み。


これ、あれみたい。ほらほら。サモトラケのニケじゃなくて(さすがに今回は言い張らない)、ロマン主義のイギリス人画家、ターナーの絵。



1日歩いて(ほとんど自転車に乗って?)やや疲れた。ホテルに着いて、シャワー浴びて、まだまだ出かける。

<続く>

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【2018/07/30 01:06 】 | n地方、旅行 | 有り難いご意見(0)
天津旅行5:張園+西開教堂+伊勢丹
溥儀故居を出て、何か飲みたい。いつもはネットで探すけど、こんな人の多い観光地の近くにないわけがない。すると、徒歩30秒で道路の向かいにカフェ(甘COFFEE)を発見。



脏咖啡(北京でいうところの「污咖啡」)を注文。なんで中国人は「きたない」の好きなの?っつーか、頼むアタシもアタシ?でも、これは好き。

壁に天津旅行マップが貼ってあって、写真を撮った。少し参考になった。

溥儀の故居静园で見たビデオの中で、「静园の前は张园に住んでいた」と言っていて、そこへ行ってみたいと思った。そしたら、とても近い。

高德地图を見ると、近所に天津日报美术馆がある。新聞社の美術館なんて行ったことがないので、向かう。看板だけはあったが、開いてなかった。



そして张园に到着。25元。静园より高い。


张园是清代两湖统制张彪于1915年所建的豪华宅院。1924年冬,孙中山应冯玉祥将军邀请,偕夫人宋庆龄北上商谈中国统一和建设问题,由上海绕道日本到天津后,下榻于此月余。1925年,清逊帝溥仪从北京逃至天津,也曾居于张园。

孫文も住んでいたことがある。全部見てたら、キリがないので、入らなかった。あとで知ったが、ここは今年3月に公開されたばかり。

カフェの地図に載っていた教会を見てみたいと思い、自転車に乗って、向かう。

高德地图が間違っていた。私はかなり地図が読めるオンナ。もっと前進したらあるはずなのに、左手に教会が見える。すごく立派。教会は二つもあるのか?地図には従わず、見えた教会のほうへ向かうと、すぐ隣の小区の入口しかなく、住民じゃないと入れないようになっている。保安に「あの教会は西开教堂ですか」と聞くと、「あれはフランスのだ。この中は入れないよ。教会に行きたかったら、ぐるっとまわらないと」。やっぱり二つあるのか?別のでもいいや。そのフランスのにぐるっと遠回りしてたどりつく。書いてあった。西开教堂



なんで地元の人、正確な名前を知らないの!



西开教堂是民国五年(公元1916年)由法国传教士杜保禄(Paul-Marie Dumond,1864~1944)主持修建;建筑面积1891.95平方米,可同时容纳1500人,平面呈十字形。

信仰心ゼロの私でも、こういう厳かなところへ来ると、心が洗われる。ただし、勧誘されると困るので、建築様式をしっかり見て、去る。

そこから自転車で伊勢丹へ。徒歩範囲だが、最高気温36度だったから、とにかく乗る。


地下でたこ焼きを焼いていたのは、日本人だったと思う。特設会場で日本展といって、日本の服、雑貨など少し売っていたが、私が買いたくなるものはなかった。

<続く>

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【2018/07/28 01:12 】 | n地方、旅行 | 有り難いご意見(0)
天津旅行4:溥儀故居
起士林での昼食後、徒歩すぐの地下鉄1号線「小白楼」駅から二つ目の「鞍山道」で降りる。そこから自転車に乗る。

すぐに日本家屋を発見。



原武德殿,是为日本人举办演武大会的场所。现在是天津医学院图书馆。建物の中に入ろうとしたら、カードをスキャンして入るようになっている。医大の図書館だから、関係者しか入れない。

ここを右折して、目的地へ。ここのブログで情報を募集したときコメント欄に書かれた溥儀故居(静园)。



20元を払って入る。

静园初名乾园,为北洋政府驻日陆宗舆宅邸,1929年—1931年,末代皇帝溥仪于此居住,更名“静园”,寓意“”。静园主体建筑属于折中主义风格,带有日本木构建筑特点和西班牙建筑的样式。<出自百度百科>

元は北洋政府駐日公使だった陸宗輿の邸宅。1929年から1931年に溥儀が住んだ。日本式+スペイン式建築様式。



溥儀と婉容がお迎え。いやいや、おかしいから。溥儀の顔は細長いんだから!私は一連の「萌萌哒」シリーズが大嫌い。故宮にもあるよね。これ系のグッズ。

敷地右が資料館。中国語、英語、日本語とあり、日本語が日本人がチェックしていないレベル。







五列目、左から二番目が吉田茂と言われても、どれが五列目?ちゃんときれいに立って欲しい。


最後の「歩んでいこうと思います」の主語は誰?この文章を書いた人だと私は思うな。

10分くらいのビデオがあるから、見ると理解が深まる。涼しいし、座れるし(目的はそっちか)。ここを出て、正面の建物へ。



一階入ってすぐ左。ここから「静园」と名付けたとビデオで言っていた。




婉容卧室


溥仪卧室


夫婦なのに寝室が別。うちみたいじゃないか。うちは寝室どころが、家が別だがな。

溥仪书房


三階建てだが、三階は立入禁止。出る。

庭もいい感じ。



もう一つ小さな展示室があるのだが、民家を経て、中国語でいうと腾退。つまり追い出して、2007年にこのように修復したというのが写真で対比されている。



ここの場所に確かに溥儀が住んでいたんだけど、この写真見たら、今のは作り物なんですと主張されているみたいで、興ざめした。でも、それはあくまでも第三者の勝手な意見だ。北京でいうと、胡同がどんどん消失して、街がつまらなくなると、みなよく言う。でもそれは仕方ないと思っている。人口が増えて、いろいろな意味で進歩して、100年前と同じ道や家は無理だ。

ここも「溥儀が生きた空間」として、素直に参観すべし。

<続く>

追:このあたり、日本の租界だったのだが、いい記事を見つけた。「旧租界に残る近代日本:旧武徳殿と静園」。

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【2018/07/27 11:00 】 | n地方、旅行 | 有り難いご意見(4)
天津旅游3:起士林
ホテルをチェックインして、荷物を置いたら、さあ観光に出かけよう。このとき予習がまだ十分でなかった。

・古文化街
・五大道
・海河
・天津博物館
・滨江道


スポットだけチェックしても、そこに何があるのかわからない。2番目と5番目は道だよね?百度でどんな道なのかを調べる。そんなことを着いてからやっていた。

まずは昼食。天津といえば狗不理包子だが、北京の支店はまずいとみんな言う。天津に住んでいた日本人が「天津のもうまくない」。

今年天津旅行した友人が「起士林で食べた。大众点评でお得なセットがある」と言ったのを思い出し、行ってみた。食べなくても古い建物を見るだけでも。

ホテルから自転車で行ける距離。でも途中、开封道が自転車進入禁止で、そこから徒歩。



欧州に来たかと思ったよ。1922年建設されたときは平安电影院。1956年から現在に到るまで天津音乐厅

そのすぐ向かいに起士林大饭店(小白楼店)  ここが本店。

“起士林”是天津乃至中国最早的西餐馆。在清末,1900年八国联军侵占天津以后,相传有一个随着德国侵略军来津的德国厨师,名叫起士林,以制作面包、糖果著称。



一階の入口で「三階へどうぞ」って言われた。上がってわかった。

一階 お菓子が売っている
二階 ロシア料理
三階 ドイツ料理
四階 フランス料理(格式高いっぽい)

大众团购で584元の二人コースが198元。お得だけど、量がたくさんあるってことだよね。そんな食べないよ。娘とさんざん迷って、でも聞いた。そしたら、前日までに予約しないといけないという。え?明日来るか?と真面目に迷ったが、明日の昼間どこにいるかわからないし、諦めた。

メニュー開いて、まあ安くないよ。メインにライスが普通の頼み方なのかな。メインは100元前後。スパゲティだけ38元。娘が「これ二つでいいじゃん」。いやいや、一つはいいけど。



結局頼んだのは、罐焖牛肉78元、 意大利面(肉酱汁)38元。大众点评で100元につき8元安くなり、計108元。天津の方が物価は安いと思う。シチューは肉が多くて、北京でこの値段はないなと思った。ご飯付き。味よし。そしてスパゲティのソースの味はいいんだけど、麺が茹ですぎなんじゃなくて、米线みたいな食感で、不思議だった。


微博にここでの食事を書いたら、中国人が「小时候去过一次」とか「起士林的罐焖牛肉的肉不硬嘛?我记得以前吃过,完全咬不动」とか。これに対して、私が「我吃的很嫩」と答えたら、日本語で「もう十年前食べたものですからね」と返事がきた。

天津人なら行ったことあるんだろうなあ。北京人がめったに食べないが、食べたことはある北京ダックのように。

<続く>


【一日ペン字教室】大人もお子さんもどうぞ。
日時:7月30日(月)13時半から
場所:亮馬橋『言几又』(本屋兼カフェ)
申込:midoriiro★sina.comへ(★を@に)当日8時までに

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【2018/07/25 08:41 】 | n地方、旅行 | 有り難いご意見(2)
天津旅行2:天津第一飯店
ホテル選び。できれば外資じゃなくて(そんなの世界のどこにでもあるから)、設備が劣っても、中国式のホテルに泊まりたい。西安の钟楼饭店はよかった。

読み終わったばかりの『北京閑話』という本に書いてあったが、天津利顺德大饭店は「1863年開業 李鴻章愛用。溥儀、張学良も宿泊した。中国のホテルの中で唯一国務院制定の重要文化財」。

ホテルも微信で予約し、支払ってしまいたい。値段は朝食なしで820元。これは一部屋の値段であって、一人でも二人で同額。私が天津に泊まることもそうそうないので、奮発しようか迷った。

ほかの歴史あるホテルといえば、天津第一饭店。上記のホテルのすぐそばだ。朝食なしで358元。パソコンを開いて、携程も見る。価格は同じだが、一番安い部屋は内宾と書いてある。微信艺龙なのだが、内宾とは書いていない。頼むから情報は統一してほしい。というか、正確に記載してほしい。

ホテルに直接電話した。外国人が泊まれないホテルだったり、安い料金は外国人に適用されないことがある。夜の11時にかけたら、電話に出ない。家の電話から、携帯から十回はかけた。出ない。え?ホテルは24時間やってるよね?

そして翌朝9時、出た。夜、電話に出ないんかい!

私:外国人でも泊まれますか
ホテル:泊まれます
私:でも携程に内宾の部屋がありますけど
ホテル:泊まれます

いやいやいやいや、信じない。ネットで先に払っちゃって、あとで返ってこないと困るから、やはり行ってからにした。もしそこがダメでも、ホテルなんてたくさんあって、野宿ということはありえない。

で、昨日のつづき。北京から35分乗るだけで天津に着くなんて、21世紀よ、有難う。私は1991年発行の中国のガイドブックを持っているんだけど、そこに「天津まで特快で1時間40分。1日5本出ていて便利」とある。2018年は1日に168本も出てるよ。

10時半頃、天津駅に着いた。ホームから下りたら、出口が北と南に分かれている。南から出て、「公交车」乗り場へ進む。

ここは地下一階。この中からバス停へ行く。



奥に進むと、バスの番号が書いてある。


そして地上に出て、バス停にたどり着くが、バスのカードがないので、現金を払う。バスに乗っちゃったら、おつりが出ない。すべて2元で、二人で4元。小銭をまったく持っていなかった。↑この階に降りて、売店で無理やり飲み物を買う。

地方へ行くと、バス用の小銭を用意するのが大変だ。食事、買い物、すべて微信で済ませてしまうので、小銭がない。

天津站(バス停)から953(13も可)に乗って、3つの目の泰安道で降りる。
赤い字がお迎え。

奋力夺取新时代中国特色社会主义伟大胜利

後ろは皇家游艇会という金持ちそうな名前。この斜め向かいが利顺德大饭店。

バス停から1分で、利顺德大饭店の裏。


表にまわる。



泊まらないと決めたけど、ちょっと入ってみる。このホテルは地下一階に博物館がある。開いているのか見に行った。



入場料50元。入らなかった。宿泊客は無料。いつか泊まるとき(が来るか不明)に。 



映画に出て来そうなエレベーター。使ってないけど。

そこを出て、天津第一饭店まで徒歩5分。



天津第一饭店是一家建造于1922年的英式建筑风格的饭店。
梅兰芳
も泊まったという記事はここへ→梅兰芳住过的天津第一饭店 今のホテル名は喆啡酒店だが、第一饭店も併記されている。

フロントでまず「外国人は泊まれますか?」「一番安い部屋はいくらですか」。私、日本だったらこういう不躾な質問はしないと思うけど、「ネットとフロントとどっちが安いか」。ちゃんと「朝食を入れたら、フロントの方が安い」と答えてくれた。すぐまわりは朝ごはんが食べられるようなところがない。それで込みにしてもらったら、朝食38元という券を二枚くれて、378元。金曜だから、平日より高い。ツインよりダブルが安いのでダブルに。

フロントにコーヒー入りお茶(咖啡花果茶)があった。コーヒーの味はしなかったほど薄かったが、こういうサービスはいいと思う。



11時半だったんだけど、部屋に入れた。



天井高い。部屋広い。バスタブもあった。



ドリップ式のコーヒーがあって、淹れ方が箱に書いてある。スジャータ(は商品名か。その普通名詞、誰か教えて!)もあって、感動。三つ星なのに。

一階に中華。朝ごはんもそこ。そして和食屋もある。ホテルの向かいにつぶれた和食屋もあった。どんだけ日本好き?

ホテルの前には必ず自転車(ofo摩拜も)があったので、至極便利。


翌朝、全然食欲がなかった。翌日の体調なんてわからないから、朝食券って冒険だな。というか、私は健康優良児なので、具合が悪いことがまったくなかったのにぃー。このときは無理やりお粥をちょっとすすった。お皿に小さい包子と小さい油条をとったが、どうしても食べられず、内緒で持ち去った。

フロントで「チェックアウトの時間は何時?」聞くと、「部屋番号は」?と聞かれた。え?部屋によって違う?答えは「13時」。すごいね。午前11時半に入って、翌日午後1時まで。

でも、外出してまた戻って来るのめんどくさいし、荷物も超最小限なので持ち歩いても大丈夫。朝、チェックアウトして出た。

このホテル、大満足。

<続く>

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【2018/07/23 12:00 】 | n地方、旅行 | 有り難いご意見(3)
天津旅行1:北京南駅
天津はたぶん5回目。日本からの出張者が公立の機関と交渉をするので、通訳に行ったのが二回。ほかに天津の日系マンションの夏祭りに龍頭クリニックが参加して、クリニックに呼ばれて、私が1日(2時間くらい)ペン字教室をしたのが一回。どこも観光していない。90年代、留学時に行っているようなのだが、よく覚えていない。古文化街だけは覚えていた。おぼろげではあるが。

今回、列車の切符を事前に微信で買おうとしたが、娘が学生の安いチケットを買えないという。それで当日窓口で買うことにした。朝、ゆっくり起きて、旅行の予習をしていなくて、友人達に聞かされたスポットを紙に書き出して、そんなことを直前までやっていて、出発。

北京南駅に着いて、售票处へ行く。



外国人は違う窓口なのかわからず、私の前に8人くらいいたけど、娘が一番前にズカズカ進み入り、聞く。戻ってきて「ここでいいって」。そして私達が二番目になったとき、後ろから中国人男子がやってきて、「いま、外国人と一緒なので、ここで並んでいいか聞きたいんですけど、いいですか?聞くだけです。割り込みません」(不插队)とことわった。礼儀正しいなあ。

私が「私たちも外国人。もう聞いてあるから、ここに並んで大丈夫」と答える。娘なんて、割り込んで聞いたけど。まあ、聞くだけならねー。

北京から天津の本数は多く、20分後くらい出発に乗りたかったけど、1時間後以降しか売ってくれなかった。

パスポートを見せる。こちらに向けた画面に名前が出るのね。私が「浅丘ルリ子」という名前だとして、このように表示される。

姓名 ASAOKARU
证件号码 T※※※※7788


おいおい、それは将来的になくそうよ。心が言った。切符(片道、二等、一人54.5元)を手にして、保安検査へ。どんどん進む。

サンドイッチ一人分しか作って行かなかったので、何か買おうとファミリーマートへ入る。


ガチャガチャ。北京に増えて来たのはここ十年くらい?それでも普及はしていない。日本の200円は20元ってな感じで、割高。



小さいニンジンが売っていた。これこのままボリボリ食べるのか。


揚げ餃子。好きだけど、朝から食べる気にならない。


包子一個だけ買って、待合席で食べる。初めて南駅へ行った時は「空港かっ!」と突っ込んだけど、見慣れると、そんなに大きくもないな。



改札。私たち、軍人じゃないから。


9:51発に乗る。


<続く>

拍手[4回]

【2018/07/21 23:45 】 | n地方、旅行 | 有り難いご意見(4)
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