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第二回中日青少年書道交流大会で初審査員(下)
午前中100人の学生は二組分かれて書いた。50人が書いている間、後の50人は見学。横に審査員の先生が書くスペースがあり、中国人の先生達が揮毫していた。私も「筆と印を持ってきてください」と言われていたので、覚悟していたが、書かなかった。



中国人って床で書かない。あんな大きな紙、よく机の上で書くよね。日本人は床に毛氈敷いて、紙全体を見ないと無理だわ。

ああ、だから書家の偉い先生でも紙を折るんだー。納得。

揮毫したホールのすぐ外にレンガが積まれた場所が見えた。相当古いんだろうなあと記念撮影。





表彰式。日本大使館、日本人学校、中国の中学、スポンサーの会社、スピーチがすごく多く、長かった。小学一年生もいるということは考慮されない。


審査員の一人である、日本人学校の先生が日本人の作品について講評をするときに、クイズを出した。「ひらがなの『あ』は元はある漢字です。さて何でしょうか」。そのあとは「『由』はひらがなのどの字になったでしょうか」。さすが、小学校の先生。喋るだけじゃない。こういうのでもないと、子ども寝ちゃうわ。

私はいろんな人に知り合えて、良かったよ。中国にいるんだから、筆は持って欲しいし、必修科目ではないが、中国人には書道の良さを知ってもらいたい。

赤入れたかったけど、そういう時間はなし。またどこかでイベントあるでしょう。社会貢献を真面目に考えている。


おまけ:一人一字、計100字、こんな感じ。




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【2017/10/22 20:00 】 | 書道 | 有り難いご意見(2)
第二回中日青少年書道交流大会で初審査員(上)
一昨年一回目が開催された「第二回中日青少年書法交流大会」が王府井の南、イタリア大使館跡の「中国人民対外友好協会」で開催された。








天井が高く、重々しい、古い建築だ。ここで小学生から大学生までの日中両国の計100人が集い、揮毫。一つ目は全員同じで「中日友好」、二つ目は内容は自由で、書いたあと隣の外国人と交換。



すごいんだよ、中国人の子ども達。



例えば楷書。ハネはハネる前にしっかり止めて、溜めて、戻って、ハネる。中国人が大好きな顔真卿だ。行書も器用に書くし、隷書、篆書まであった。

小学生は日本人学校から希望者が参加したのだが、数からして分母が少ない。中国の小中高で毛筆は必修ではないので、中国人で書けるということは、学校外習っているということだ。

こっちの習い事は小さい頃からプロを育てるかのような厳しさ。うちの子は両方ともピアノを習ったが、指の形からして指導がものすごく厳しかった。趣味レベルというのが通じない。先生もそうやって教育を受けて来た人達だから。

今回、中国の子がたいていしていたのは、紙を綺麗に折ること。日本人でやっていた子もいたけど、四字書くのだから紙を四分の一に折る。普通はそうでしょう。でも、中国人は上下左右を空けて、四分の一に折っていた。

そして、自分の印と印泥を持っていて捺す。ご丁寧な子は「引首印」(右上に捺す印 )まで捺していた。書家ですかい!

お昼を食べるのも、テーブルごとに中日混ぜて、私ら審査員席も中国人の偉い先生達と一緒だった。お弁当が和食で、おにぎり、ハンバーグ、唐揚げ等。ハンバーグを指して、私に「これは豚?牛?」と聞く先生。いや、私はお店の人じゃないから!知らないけど、普通は牛でしょう。「ちゃんと確認できるまで口にしない!私は回民だから」。なるほど、中国でお弁当頼むときに、豚肉は入れない方が無難だな。

日本へ何度も行っている中国人の皆さん。20回は行ったという先生は隣の人に「日本は一回行ったら二回行きたくなる。二回行ったら三回行きたくなる」と言っていた。嬉しい。

お昼が終わって、学生の皆さんは庭へ。私ら審査員は賞状書き。手分けしてすぐ終わり、庭へ行くと宣誓式をやっていた。内容はこれ。


一人が一文字書き、100字。これを読み上げた。

敷地内に「平和の鐘」というのがあり、みんなで鳴らす。


「下」に続く。

おまけ:ニュースになっている。
1. 中日青少年交流书法共祝两国和平友好
2. 第二届中日青少年书法交流暨友好宣誓大会在京举行 ←主催した協会のサイトなので、詳しい。

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【2017/10/21 20:00 】 | 書道 | 有り難いご意見(0)
シルエットを探し続ける
昨日一日次のイベントの準備をしていた。主催側が「内容は何でもいい」と言うので、本当に迷う。

私が中国で講師をするということは、日本ならではの内容にするべきで、筆で日本語を書く。料紙。折り紙。



ポスターも作るので、「見本を先に送ってください」と言われた。当日はもっと色々やるが、とりあえず広告用にこれ。



絵柄は以前使ったものだが、シルエットをこのサイト等で探してきた。シルエットAC「柿食えば」は「柿」にするべき?柿のシルエットはつまらないしなあ。

私、今去年のイベントの写真見て、もっと凝ったシルエットがいいかなと反省した。「ウサギとカメ」やったのかあ。すっかり忘れてた。写真は過去記事へ

ここのイベントは日本語できない人がほとんとだから、中国語も用意する。

柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺 啖柿听钟声 晚照法隆寺
さまさまのこと思い出す桜かな 但见樱花开 令人思往事

開催日未定なんだけど、それまでにもっと練らないとなあ。

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【2017/10/13 09:22 】 | 書道 | 有り難いご意見(0)
趙孟頫展(日本語の説明)
故宮の書画館で趙孟頫展を開催中。写真撮影可。

点数が多いので、特にピックアップするが、まずは2011年に東京国立博物館で「北京故宮博物院200選」が開催された時に展示された趙孟頫の作品。東博のブログを読むと良い。→研究員おすすめのみどころ(趙孟頫)

洛神賦…行書の代表作。『洛神賦』は三国魏の曹植(曹操の三男)の詩。


『洛神賦』の内容については「兄妹を愛した詩人」へ←タイトル見ただけでドロドロ感が伝わって来る。怖いぞ、中国人。ネットに結構詩の日本語訳が載っている。

今回は真偽展の部屋があって、本物と偽物を比べている。

黄庭経。


楷書で王羲之の『黄庭経』を臨書しているが、点画が弱く、結体がバラバラである。徐邦逹の鑑定によると「書画に趙の風格がない。芸術レベルも低く、赝品であることは顕著。年代でいうと、明代の模倣である。印も偽物」。


初期には鍾繇、蕭子雲から二王を学び、王羲之の『黄庭経』と『樂毅論』、王献之の『洛神賦十三行』、六朝または唐人の写経を学んだ。筆使いは柔かく、巧の中に拙が見られる。40歳頃の佳作。

もし見にいく人はアタシの中国語のブログを参考に。

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【2017/10/07 09:16 】 | 書道 | 有り難いご意見(0)
赤井清美先生の個展in北京
日本大使館の微博に日本人書家の個展が開幕したと載っていた。大使が開幕式に出るなんて相当のことだ。

赤井清美先生は面識はないが、字典も出しているし、有名なので知っている。女性のような名前のおじいさんであることも。

おととい一人で行って来た。中国美術館の向かいはずっと工事していたけど、ここにオークション会社の嘉德が美術館を建てたとは。

中国美術館の交差点の南西角から南(王府井方面)を見たの図。右のグレーは地下鉄工事中(多分)。


このグレーが終わると、入口がある。




天地玄黄で始まる千字文。これは掛け軸だが、台に寝かせた巻物もあった。↓これだけクリックして拡大可。


点数も多いし、色々な書体があり、絵と篆刻も少々。とにかく見応えがある。私はその場で東京の師匠に電話。知っているなら挨拶しないと。そしたら「毎日、読売、いわゆる書壇に属していない先生だけど、とても上手よ」と言われた。

9月29日から10月7日。10時から18時まで。
嘉德艺术中心 HP
入場無料
akai-kiyomi.com ←作品はここへ

ここへ行くなら、近いからついでに中国美术馆北京新文化运动纪念馆も行くといい。どちらもパスポート持参のこと。

私はこの展覧会を見て、夕方。夜、子ども達も帰宅しないし、どこかでお茶しようと思った。百度地图で「东四 咖啡」で探して、图吉纳咖啡を見つけた。

向かいの家。


入口。


こじんまりしていてよろし。


コーヒーは一日一杯でいい。朝絶対飲むから、もう飲まなくていい。かなり早いが、晩ご飯を食べてしまうことにした。ピザがあったので、一枚頼み、白开水をもらった。

39元。小さい。それでも4分の1残したので、打包したいと言った。そしたら容器がない。ビニール袋もない。サランラップさえない。え?ここ飲食店だよね?そしてケーキ持ち帰りの紙の箱があるのだが、それを組み立てるのにえらく時間がかかっていた。

私、外で一人で晩御飯を食べるのは何年ぶりだろう?昼は外で一人はあるけど、夜は絶対家にいる。勉強とか掃除とか家でやりたいことが多すぎて、外でゆっくりできない性格。

次に一人で外で夜ご飯は何年後かな。

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【2017/10/02 00:43 】 | 書道 | 有り難いご意見(0)
中国の最高学府の日本語学科で講義するの3年目
北京大学日本語学科は日本語を学んだことがない学生を募集している。へんなクセがついていると困るからであろう。入学してから、みっちり教えますということなんだろう。

9月に入学してすぐに軍事訓練。ちゃんと授業が始まるのは10日頃。初めは「あいうえお……」ばっかり。単調なのはしょうがない。何よりも五十音図から始めないと先に進めないから。そこで私が登場して、かなの歴史を話し、ひらがなの注意点等を中国語で話す。年に一回、この時に呼ばれる。



話す内容は北京日本文化センターのイベントでするのと同じ。ひらがなは漢字が元になっているとか。
 

ひらがなのうち上手く書けない字をみんなで練習するのだが、さ行までしか習っていない。日本人の先生からは、「た行以降は読みも教えながらでないと」と言われていた。

でも私はみんなに「日本の漫画だって読んできただろうし、た行以降がわからないとは私は信じない」と言った。案の定「形の難しい字は?」と聞いたら、「ふ」とか「む」とか言う。

当然のことながら喋る方は全然。日本人の先生は日本語しか話さないらしい。先生が初めに私を紹介するとき「書道の先生です」と言ったって、みんなポカーン。私が「我是教书法的」というと、みーんな大きく頷いた。

授業が終わって、私の所に来て「字を見てください」という熱心な子、多数。その子達は見たが、キリがないので、メールアドレスを黒板に書いて、「送ってくれたら見るよ」と言った。「カタカナのお手本はありますか?」とも聞かれた。いつか届けてあげよう。

10時に授業が終わり、先生とできたばかりというカフェに。そして11時すぎて、別のカフェで昼ご飯。これで30元。学食だと10元以下。学食はもちろん中華ばかりだが。


そのあと、ちょっと案内していただいた。燕南園。





この辺りも円明園だったので、この石碑に「円明園」と書いてあった。


学内で中国銀行がセールスしていた。そりゃー北京大学の学生に口座を開いていただきたいよね。卒業してもそのまま顧客で……。トランクもらえるのかあ。いいなあ。
 

先生は午後の授業に行かれて、バイバイ。写真撮影の助手としてお願いした妹妹と中関村へ。朝陽区民はなかなか海淀区に行かないので、この辺りでカフェにでも行こうと。

途中「中国書店」があるので、入る。ここに書道の法帖がたくさんあって、心踊った。しかも琉璃厂で買えなかった本もあり、我很高兴。

 
北京の「書店+カフェ」は相当行ったけど、言几又は行ってなかったので、迷わずここへ。


今はどこも日本の小説の中国語訳が多い。こういう店の雑貨にも注目している。特に買わなかったが。


地下鉄延びてよかった。海淀区もそんなに遠くないな。

日本人もだけど、日本語を学ぶ外国人もひらがなを上手に書いて欲しい。それは心から願っている。現在地方の大学の日本語学科と交渉中。どんどん矯正していきたい。

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【2017/09/22 08:05 】 | 書道 | 有り難いご意見(0)
趙孟頫書画特展(2017秋季)故宮
故宮の書画館は秋と春に2カ月ずつ開館するのだが、今秋の展覧会が6日より始まった。内容はズバリ「趙孟頫」。ちょうもうふかあ。意外だと思うのは日本人的考えなのかもしれない。昨晩は「明日一番に故宮へ行こう!」と張り切って寝たのだが、やはり予習したほうがいいと思って、朝からずっと「趙孟頫」。

以前は故宮のHPは素晴らしいと絶賛していた。なぜなら、50点くらいあるすべての作品の写真と解説が丁寧に載るからだ。ところがこのところ全然ない。情報が少ないこと国家博物館の如し。「私、字を打ちますよ」と、真面目にボランティアを申し出ようかと思うくらいだ。

で、しゃーないから自分で資料を作る。リストだけ挙げておく。



赵孟頫书画特展
时间:2017年9月6日—12月5日(展览将分为两期,拟于10月下旬更换部分展品)
地点:武英殿书画馆

第一单元:溯本清源——赵孟頫的艺术渊源
1 国诠 楷书善见律卷
2 鲜于枢 草书杜甫魏将军歌卷
3 赵孟頫 行书秋兴诗卷
4 赵孟頫 行书致季宗元信札卷
5 钱选 八花图卷
6 邓文原 章草急就章卷

第二单元:书画交辉——赵孟頫的艺术成就
书法艺术
1 赵孟頫 草书跋保母砖卷
2 赵孟頫 行书归去来辞卷
3 赵孟頫 行书国宾山长帖卷
4 赵孟頫 行书二赞二诗卷
5 赵孟頫 小楷无逸篇卷
6 赵孟頫 行书宗阳宫帖册页
7 赵孟頫 行书违远帖册页
8 赵孟頫 行书近来吴门帖册页
9 赵孟頫 行书过蒙帖册页
10 赵孟頫 行书纨扇赋
11 赵孟頫 行书洛神赋卷

12 赵孟頫 行书为中庭老书七绝册页
13 赵孟頫 行书酒德颂卷
14 赵孟頫 楷书帝师胆巴碑卷
15 赵孟頫 行书千字文卷

绘画艺术
1 赵孟頫 秋郊饮马图卷
2 赵孟頫 浴马图卷
3 赵孟頫 红衣罗汉图卷
4 赵孟頫 水村图卷
5 赵孟頫 洞庭东山图轴
6 赵孟頫 秀石疏林图卷
7 赵孟頫 竹石图轴
8 李衎 墨竹新篁图轴
9 高克恭 墨竹坡石图轴

第三单元:松雪遗韵——赵孟頫的艺术影响
1 赵孟頫、管道昇、赵雍 赵氏一门墨竹图卷
2 赵麟 行书衡唐帖册页
3 赵孟頫、黄公望、徐贲 快雪时晴书画合璧卷
4 黄公望 丹崖玉树图轴
5 吴镇 渔父图轴
6 倪瓒 古木幽篁图轴
7 王蒙 夏日山居图轴
8 王蒙 行书爱厚帖册页
9 顾安 风雨竹图卷
10 文徵明 临赵孟頫兰石图卷
11 董其昌 仿赵孟頫水村图笔意册页
12 董其昌 仿赵孟頫鹊华秋色图笔意册页
13 王翚 仿赵孟頫笔意山水图册页
14 王原祁 仿赵孟頫山水图册页
15 弘历 临赵孟頫行草书卷
16 弘历 仿赵孟頫红衣罗汉图卷
17 乾隆款雕漆百什件匣(内存乾隆御笔题浴马图诗卷、钱汝诚书赵孟頫诗帖册等)
18 乾隆帝御铭仿赵孟頫澄泥斧砚
19 “王易”款竹雕滚马图笔筒
20 乾隆帝御题青玉浴马图插屏
21 仿“子昂”款白玉刻诗臂搁

第四单元云泥有别——赵孟頫书画辨伪。
1 赵孟頫 真草二体千字文册
2 赵孟頫款 六体千字文卷
3 赵孟頫 行书临定武兰亭序卷
4 赵孟頫款 行书临定武兰亭序卷
5 赵孟頫款 行书致德俊茂才书
6 赵孟頫 小楷黄庭经卷
7 赵孟頫款 小楷黄庭经卷
8 赵孟頫款 行书鸥波片玉册
9 赵孟頫款 山水图卷
10 赵孟頫款 天马图并书歌卷

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【2017/09/07 14:45 】 | 書道 | 有り難いご意見(0)
中国の書道旅行へ行くならここ
带着书法去旅行(书法学习必去城市)
北京,曲阜,上海,杭州,西安,洛阳,南京,敦煌,沈阳,安阳,汉中。


上記のサイトに具体的にどこへ行ったらいいか書いてある。

日本でも本が出ていて、これらが参考になる。





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【2017/08/14 01:25 】 | 書道 | 有り難いご意見(0)
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