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じ、じ、じ、じいさん!
日本から帰ってきて、まずアトリエに入った瞬間ビックリしたことは、犬が3頭いたことだ。ダンナの友人宅が改装中で預かっているというが、デカい。「中に人間入ってますか」シリーズだよ。動きが激しく怖い。3頭一緒になかなか收まらない。


私が日本から帰ってきた日に、ばあさんは広州へ行った。広州にはもう一人の息子(ダンナの弟)が住んでいる。じいさんは北京だ。

アトリエではじいさんがご飯を作る。苦労を厭わない人だけど、私と娘もいろいろ手伝う。まずは韭菜花韭菜花はスーパーで瓶詰めが売っているが、火鍋のゴマだれに必須。



6斤(3キロ)買ったと言ってた。作って、広州の息子に送ってやるという。ちなみにこの後またすぐ4斤買った。何しろ量が多いから、作るの非常に手間がかかる。

電気ミキサーで砕くと細すぎると言って、手動のミキサーを使う。ほどほどに切り、まな板に置いて包丁でさらにみじん切り。これに塩を入れるだけ。数日寝かせて、漬物として食べる。お粥によく合う。当たり前だが、市販のものより新鮮で味が佳い。

次。花巻。ばあさんがいるときだって、馒头さえ作ったのを見たことがない。じいさん、ヒマで張り切ってる。

手際よくあれよあれよときれいな形にしていく。



マジシャンですか~と聞きたくなったが、私もできた。なんだ。ちょろいな、中国点心(おいおい)。私と娘に「次回はおまえ達が作ってみろ」って。いやいや、お義父様にはかないませんことよ。

三食じいさんが作るのが申し訳なく、手伝う。というより、野菜ばっかり。炒油菜、土豆丝、拍黄瓜みたいな感じなのよ。あと昆布の漬物。菜食主義のお坊さんですかい!「肉プリーズ!」肉食のアタシは心が叫ぶ。あまりにも淡白なおかずが続き、冷凍庫をあさる。豚肉を発見。それで私がとんぷら作ったり、カレーを作った日もあった。カレーといえば白米。昼のご飯がたくさん余っていたので、夕食は残りを使おうと決めていたのに、鍋に水張って、ご飯様が浸かっていらっしゃった。夜、お粥だったけど、無理やりカレー食べたよ。


食事の一例。

ばあさんが広州から微信で私や娘にニュースを送ってきたりする。娘が夜ばあさんに携帯でビデオ通話するとき、じいさんを呼んだ。まず娘が「奶奶!」と言い、横にいたじいさんに一緒に入るよう促す。じいさん、孫の横にピタっと付こうとする。同時に私が後ろから二人の間に入ろうとしたら、じいさんの肩が私のメガネに激突。メガネずれる。私、不愉快。でもじいさんは全く気づかず、妻に話しかけていた。あんにゃろ。

よく北京で地下鉄、バスに乗っていて、棒につかまっていると、そこに中国人がよっかかってきて、(私の手とアナタの背中が明らかに接触してますよね?)と思うが、あちらは全然動かない。それを思い出した。神経ないんですかい?

じいさんはばあさん同様、倹約家だ。じいさんの履いているジャージは娘の高校のときのだった。え?えええぇぇぇええええ。細いから履けるんだ。しかもジャージなのに、ズボンのベルト通しがご丁寧に何個も縫い付けられている。初めはゴム伸びちゃったからベルト通し付けて、今は大丈夫?ベルトはしてなかった。再利用にも限度がっ!とツッコみたい。

私が自分の服をどんどん捨てていることは内緒だな。

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【2017/09/04 06:32 】 | 嫁姑親族 | 有り難いご意見(7)
久しぶりに揃ったアノ三姉妹!
アトリエに行く。地下鉄に乗って、いつもは「東夏園」で降りるけど、北京市政府の建設が本格的に始まり、道路工事中で車線が減り、混むなんてもんじゃない。それで初めて一つ先の終点の「潞城」で降りた。

ダンナが駅まで車で迎えに来ることになっていたので、地下鉄に乗ったときに電話した。「わかった」。それしか言わなかった。しばらくして、ばあさんから電話。「どこまで来た?」。ん?「お父さんが迎えに行くからね」。

「潞城」駅に着く。出口が3つあるが、どこから出るかわからない。じいさんに電話する。出ない。方角的にここだろうと思うところに出る。じいさんに電話する。今度は出たが、女性の声だ。ええ?電話番号変わった?もう2年くらいかけてない気がする。「打错了」と言おうとしたとき、「我是老姨」。ばあさんの妹だ。じいさんの車に一緒に乗って、こちらにやってくるのかと思ったら、「おかあさんとおとうさんは番号取り替えたから、おかあさんの番号にかけて」。ばあさんにかける。じいさんが出る。

じいさん:出口は一つだ
私:三つあります。AとかBとか

娘が言う。「おじいちゃん、東夏園も一つだって言うんだよ」。地下鉄乗らないから知らないんだ。でもここで、じいさんにAとか言ったってわからない。「もうすぐ着く」と言われたから、アトリエから距離的には一番近いBで待っていた。

駅の出口から東を見やる。


西を見やると、高層がすでに建っている。いつも降りている「東夏園」駅付近。


さすが地方(あ、北京市か)。白タクの誘いの声がうるさすぎて、地下鉄の出口の一番手前に戻る。激しく口喧嘩しているのも聞こえる。じいさん、かなり経ってやってきた。

アトリエに向かう途中、車窓から撮影。路上でビニールプールを広げて売っていた。


大運河を渡る。


じいさんに「叔母さん来てるんですね」と言うと、「一番上のお姉さんが危篤だから、東北へ行くんだよ」。ダンナは何も言わないので、知らなかった。ばあさんは姉一人、妹二人、弟二人。妹二人が来ているとじいさんは言った。久しぶりにあの三姉妹が揃うのか。楽しみだなあ。

アトリエに着く。ばあさんの館に入ると、うちの息子くらいの男子が一人座っている。「ニーハオ」と言うものの、え?誰?台所に入ると、見たことない叔父さんが揚げ物をしている。え?いったい何人?

一番上のお姉さんが危篤なので、うちのばあさん、上の妹(ばあさん2)とダンナさん、計3人で東北へ行く。下の妹(ばあさん3)は孫と香港へ旅行に行く。え?危篤って言ったよね?

晩御飯は餃子。叔父さんがイカを揚げた。美味しかった。ナスの挟み揚げ、なんとかいう雑草の涼菜。プチトマトの砂糖がけ。

餃子の具にその雑草が大量に入っている。ダンナは不満。

ダンナ:具はなんだ?
ばあさん1:セロリ
ダンナ:二種類あるだろ
ばあさん1:野菜

いやいや、野菜じゃなくて、雑草です!っていうか、野菜という漠然とした答え方って……。

ばあさんの館で食べ終わって、洗い物は娘としたが、すんごい量だった。やがて、ダンナの館のほうへうるさい皆さんがやってくる。「ほら、どかして」。


ばあさんの館は狭いし、暑いんだろうなあ。ジャラジャラが始まった。


扇風機をかけていたが、寒がりなばあさん2が「羽織るものが欲しい」と言う。私や娘の服、アトリエには全然ないの。結局、タオル二枚を右肩と左肩にかけていた。

おじさん:東京と北京はどっちが暑いんだ?
私:気温は北京の方が高いけど、雨がよく降るし、湿度が高いので、蒸すんです(闷热)
ばあさん2:北京のほうが暑いのね
おじさん:そうか

全然ヒトの話しを聞いてない。

ばあさん2は北京に住んでいる。翌朝、おじさんが運転してきた車でまずは山海関へ旅行に行くという。危篤はどこ行った??さあ、出発。ばあさん2が助手席に座る。ばあさん1が後部座席に座るから、私がドアを開けてあげた。絶句。そして心は大爆笑だったけど、笑いはこらえた。

ばあさんが手前に座るんだけど、座らない方の半分、すべて荷物。布団もあったな。アトリエの要らないものを東北へ持っていくんだよね。ここの物が減ってうれしいけど、後部座席は半分すべて埋め尽くされていたよ。後ろ見えなくて、運転は問題ないのか?

そして、ばあさん3も孫と去った。いつか一緒に旅行に行きたいな。ゲラゲラ笑うために。

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【2017/07/17 06:20 】 | 嫁姑親族 | 有り難いご意見(0)
ばあさん、静かな動向
はいはい。ばあさんネタ書けばいいんでしょ。でも、そんなにないよ。最近泊りに行ってないし。

端午節は三連休だったが、娘は大学でいろいろイベントがあるから帰ってこないという。息子は宿題が多いから、一日だけ美大予備校に行くという。宿題はアトリエでもできるよな。それで最終日だけ行くことになった。泊まらない。

二日目にダンナが電話をかけてきた。
ダンナ:静香はどうしてるんだ?
私:知らない
ダンナ:おまえは娘に関心がないのか
私:いやいや、もう大学生だよ。先週連絡したから大丈夫だよ。生きてるよ
ダンナ:まだ子どもだ。ちゃんと連絡しろ
私:いやいや、自分ですれば?
ダンナ:俺はしない

なんでよ?いやいや電話して、安否は確認した。娘も三日目にアトリエに行くことになった。もう二週間以上前に、じいさんが広州に行っていて、ばあさんはアトリエで退屈だろう。息子全然喋らないし。娘は「じゃあおばあちゃんに会いに行く」と、相変わらすいい子だ。

お昼は私の友人が遊びに来て、画家村のレストランで食事。夜はばあさんが餃子を作った。包むのを私も手伝う。準備が始まるときに息子が偵察に来る。
息子:ねえねえ。具は何?
ばあさん:牛肉
息子:あとは?
ばあさん:好吃的

息子ニヤっと笑う。私も心で笑う。具を具体的に言えないということは、何を入れてるかわかったもんじゃない。絶対あの草が入っているはずだ。



うちの庭でなく、外でむしってくるアレだ。夜、市内の家に帰るとき、葉っぱたくさん持たされたよ。

餃子もたくさん茹でて、持たされた。ばあさんが「冷蔵庫開けたら、容器が入っているよ」という。冷蔵庫を開ける。空のタッパがたくさん入っている。え?

冷蔵庫壊れたの。3年無料で保証してくれるんだけど、メーカーに電話したら、3年と3日たっていた。だから有料なんだけど、すぐに来てくれない」。

アトリエには冷蔵庫が二つあるから、もう一つのほうに冷凍、冷蔵するものを移したというのだが、こっちの壊れている方、臭い。味噌とかを入れたままなんだよね。っつーか、食器棚じゃないんだから、空のタッパ入れないでください!

今、庭には野菜があまりない。きゅうりが一本だけ成っていて、晩ご飯のとき切って、中華サラダににしていた。イチゴは小さくで全然育たず失敗したらしい。あとはサクランボ。粒が小さすぎるし、よほど熟さないと甘くない。あまりにも穫れるから、ばあさんはお粥に入れている。気持ち悪い。

今回は事件なかったな。そうそうないよ。「私も広州へちょっと行ってくるよ」。一人じゃつまんないだよね。私たちも夏休みになるまでアトリエには行かないだろう。あ、平日行きたい人がいたら、案内するからね。ご一報のこと。

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【2017/06/06 11:17 】 | 嫁姑親族 | 有り難いご意見(0)
クイズ:ばあさんが偽物だと知ったとき(正解)
家の防水工事の人が来て、作業が終わり、工人が私に「この材料は偽物だよ」と言い、それをばあさんに電話で告げたとき、ばあさんは何と言ったでしょうか。

これが問題。

答えは「嗯,他很客观」。工人は客観的だと。とても抽象的な物言いで、どうとでもとれる。

私が即時に理解したのは「事実を述べるなら、材料は明らかに偽物であった」。で、ばあさんがそれについてどう受け取ったか、だ。「ええ?偽物なの?まったく!」と怒らなかったのが意外だったが、それだけ偽物をつかまされてきたということだろう。高いお金出して買ったんだから、偽物でもいいやとは思ってはいないはずだ。

いまだに、ばあさんの言った意味がよく理解できていない。でも、クイズだから。答えは書いておく。

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【2017/05/09 07:54 】 | 嫁姑親族 | 有り難いご意見(8)
クイズ:ばあさんが偽物だと知ったとき
前回のクイズ「これは出前のピザを頼んだときに付いて来たものです。中は何の変哲もないウェットティッシュです。表にはナント書いてあるでしょうか」に答えた一人の方有難うございました。私にとって友達は貴女だけです。もし「願い事が叶うなら何をお願いしますか?」と聞かれたら、「この私の友達の願いを叶えてあげてください」と言うであろう。でも、湿巾等というノーマルな書き方ではなかった。




答えるのが一人であってもめげない私。次のクイズ。

我が家の防水工事が二日あり、一日目はばあさん、二日目は私が家にいた。作業がすべて終了し、工人は私に言った。「この材料[cái liào]は偽物だ」。「なんでわかるの?」。(鼻で笑い)「俺はこのメーカーの職員なんだ。そりゃわかるよ。八里橋市場で買ったんだろう?あそこにうちの本物は売っていないよ」。

前日なんでばあさんに言わなかったのよ。

工人が去った後、ばあさんから電話がかかってきた。

ばあさん:どう?
私:終わりました
ばあさん:洗濯機の上のところのペンキが剥げているでしょう?その上をやってくれるか聞いて
私:ええ?今帰ったばっかりです。
ばあさん:今?呼び戻しなさい
私:ええ?帰って10分は経っています
ばあさん:午後来るでしょう?そのときやってもらいなさい
私:終わったんですよ。午後はきません

ヒトの話を全然聞いていない。

私:あ、「材料が偽物だ」って言ってました
ばあさん:○○○○○

さて、問題です。なんて言ったでしょうか。今日は遠出してくる。




おまけ:今テレビをつけたら、いつもは見ない中央電視台になっていたので、北京電視台にチェンネルを換えようと思ったんだけど、「いやあ、熱狂的だあ」と思い、しばらく見てしまった。

国家主席が政法大学へ行ったら、アイドル状態。握手の嵐。そして大学生の「我爱你」のかけ声。我爱你って中国人よく言うよね。

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【2017/05/04 08:08 】 | 嫁姑親族 | 有り難いご意見(12)
まったくオトコどもはっ!
うちはメゾネットで、上の階のベランダの防水がちゃんとしていないので、下の階の壁のペンキが剥がれてひどい有様だ。これは私達の責任ではなくて、建てた人の責任だ。じいさんばあさんが物業(管理事務所)と交渉して、工人の費用は物業が持つが、防水に必要な材料はこっちが買うことになった。老人たちもざんざん文句を言っただろうから、しょうがないんだろう。

そして、先週土曜日に防水工事が来ることになったが、友人がアトリエに行ってみたいというので、約束してあった。工事は家に誰かいて、ちゃんと仕事をするか見張ってないといけない。で、ばあさんが市内の家にいて、私らはアトリエに行くことになった。老人二人で八里桥の市場で材料を買い、車でここにやってきた。ばあさんがうちに来て、私と息子はじいさんの車でアトリエへ。

いつもは五環路経由なのに、四環路を経由する。しかも細い道に進んでいく?じいさんは「新しい道ができた。高速料金も要らないし、今は空いている」。广渠路に高架ができたのは最近らしい。ひたすら東へ進む。確かに空いている。空いているのをいいことに、スピード出す出す!暴走族かっ!そのときの怖さは先日記事にしたばかりだ。本当に死ぬかと思った。

空いているのはいいけど、通州区に入って、繁華街を抜け、住宅地を抜け、とにかく速度が遅い。私が念じた「スピード下げて!」という心の声がストレートにじいさんに伝わったとしか思えない。っつーか、極端に遅い。思わず息子に「もう今日はいつ着くかわからないね」と言ったほどだ。

あと怖いのは急ブレーキ。信号が黄色になる。即止まる。うわ、また来た!と思う。

やっと農村風景が見えてきて、到着。普段は市内の家からアトリエまで、高速に乗って40分以内で着くが、この日は1時間ちょっと。じいさんの選択した新しい道は空いているし、飛ばすし、前半は速かったけど、結局高速道路に乗らないから、後半遅く、プラスマイナスどころか、マイナスマイナスで、時間かかった。

ばあさんは市内で一泊。それ以外の人員はアトリエ。晩御飯はじいさん主導。

トマトとキャベツを炒めていた。あとは山東炒肉。涼菜。


これ↑は朝食。ほうれんそうときくらげ、前日の残り、お粥、腐乳。

ばあさんいなくても、じいさんがちゃんとご飯作るからラクだ。私は野菜洗ったり、ちゃんと手伝ったよ。

さて、古典家具に優雅に座っていらっしゃる、じいさんの息子。椅子は四脚。自分は定位置。自分のすぐ横には本が積まれている。客が来た時も本をどかさない。

私:この本、本棚にしまおうよ。座れないじゃない!
画伯:座れるよ。半分はあるだろ
私:いやいや、半分もないよ!
画伯:これは俺の知識だ!文化がすべてここに積まれている。どかすな!

頑固者はめんどくさい。

画伯は画家じゃなくて、芸術家らしい。最近全然絵を描いていない。字を書いている。本人曰く「うますぎて受不了」。書き終わった半紙を捨てないで積み上げているのがこれ。


画伯:最近書いたのがこれだ?どう思う?
私:線はいいけど、形がさあ。ほらこれ見てよ。これ上下のバランス悪いと思わないの?
画伯:それはいいんだ。進歩があるかどうかだ
私:んーん。前から上手だよ。だから進歩はないかな
画伯:がっかりだ。何のために書いているんだ?

毎回こんな会話だ。書いた字を評価しろというから、正直に言っているのに、私の話を受け入れない。だったら聞くなと言いたい。でも絶対聞く。言わないと、「何かあるだろ」と意見を求める。書道に関してはしゃべりたくない。

アトリエに一泊して、二日目の午後、じいさんが車を出して私と息子は市内へ。着いたら、ばあさんが乗って、老夫婦二人でアトリエへ。工事は二日続き、二日目もばあさんにいて欲しかった。工人に何か言われてもわからないしな。でも「ほら、せっかく車があるから、帰らないとね。明日だとめんどくさいから」。絶対地下鉄に乗らない。理由は有料だから。タダで乗れるバスで帰るとなると2時間半かかるので、じいさんの車で帰っていった。

私はアナタ達のやっていることがめんどくさいよ。

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【2017/05/03 11:20 】 | 嫁姑親族 | 有り難いご意見(0)
週末の過失
先週土曜日、娘と二人でわざわざ地下鉄に乗って昼ごはんを食べに行くことに決めていた。娘より一足先に家を出て、鍵を持っていないことに気づく。娘がまだ出ていないと思い、戻ると、あらあら出てきちゃった。この日に限って、娘も鍵を持っていない。

方法は一つ。アトリエのダンナのところへ行く。電話すると、「ここに来て食べるか?」と聞かれる。それはそれは楽しいレストランでの食事が、それはそれは恐ろしいばあさんの手料理に変更だ。

地下鉄で最寄りの駅まで行き、ダンナに車で迎えに来てもらう。


どんだけ積めば気が済むのよ?

アトリエ到着。すぐご飯。自給自足なさっているので、緑がいっぱい。


ニラ、香菜、小白菜、油菜などなど。↑これらは問題なし。問題はこっち↓。


タンポポの葉はクックパッドにもあるくらいだし、食べるのは好し。でも、お皿じゃなくて、ザルでそのまま出すのはいただけない。そして何より、髪の毛のようなものが結構入っていた。私が手でそれを取り除くのを見て、ばあさんが「それは根っこ。ほら!」と、葉を一つつかみ、根の方を私に向ける。白い。それは白かった。でも、私が取り除いたのは黒かった。犬の毛なのかな?

いずれにしても根っこじゃないことは一目瞭然。っていうか、気持ち悪くて、食欲減退。

ばあさん、急に思い出して、「冷蔵庫に草莓酱がある」と言い、自ら瓶をお出しになった。お皿に出すのは良き嫁の仕事だ。しぶしぶ出す。「イチゴをたくさんもらったでしょう?食べきれないから、ジャムにしたよ。美味しいから食べなさい」。

白いご飯にジャム。気持ち悪い。草莓酱、豆板醤、甜面酱。ばあさんにとっては、同じ位置づけで、ご飯のときに食するもの。いただけない。

私らの用件は鍵を取りに行くこと。ダンナは「晩ご飯終わってから帰ればいい」と言ったが、私も娘も帰りたいので、帰ることに。庭にいろいろ野菜があるから採っていった。

ばあさんの世界へ誘う魔の扉。


いっちょまえにそれっぽい。


翌日、ばあさんから電話がかかってきて、「物業(管理事務所)が午後行くけど、家にいる?」。ベランダの防水がちゃんとしていないので、壁に水が浸透して、ペンキが派手に剥がれている。その防水工事をしに来るというのだ。なんで連絡が急なのよ?午後は娘が歯医者に行く。いつも一人で行くけど、この日は先生が保護者に説明したいことがあるというので、私も行くことになっていた。「そう。いないの。ちゃんと仕事するか見張ってなきゃいけないし、午後行くよ」と言って、いらっしゃった。

この工事は一日で終わらないという。娘が「おばあちゃん泊まって行きなよ」。私は以前なら「とんでもない!」と思うが、今はネタのためだ。多少は我慢できる。ばあさんは晩ご飯の用意もしっかりしていた。小麦粉を捏ねてあって、餃子の具も混ざった状態で持ってきていた。歯医者では予約したのに待たされて、診てもらう時間もかかり、バスで6個も先なのに、帰りは歩いた。帰宅したら5時半だったが、「锅烙」(焼き餃子)を張り切って作っていて、いい匂いがした。

じいさん&ばあさんが帰り支度を始める。娘が「え?帰るの?泊まっていきなよ」。ばあさん「おじいちゃんは枕が変わると寝られないから。工事は明日来ないんだって」と、去っていった。

晩ご飯ができていて、有難い。私はばあさんの手作りなら、麺より水餃子より焼き餃子が好きだ。

娘が「おばあちゃん、いい人だよね。私の寿命を分けてあげたい」。一瞬にして、涙が出た。流れそうなのをこらえた。娘の前で涙は恥ずかしい。なんて心がきれいなんだろうと関心するばかりだ。

工事の方はいろいろ文句あるけど、すべて終わったときに一緒にネタにする。

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【2017/04/25 04:10 】 | 嫁姑親族 | 有り難いご意見(5)
散らかし放題
昨日、晩ご飯を食べているときにダンナから電話が来て、「おかあさんが今晩そっちに泊まる。明日の朝出かけるのに、市内から行ったほうが近いから」。

え?「晩ご飯はどこなの」「食べてから行く」。

9時、10時、来ない。息子が「本当に来るの?」。ダンナに電話する。「もう着くんじゃないか?8時半に出たから」。え?もしかして、地下鉄に乗らず、バスで来る?


10時半到着。2時間もかかっている。老人カードというのを持っていて、地下鉄は有料だが、バスはタダ。だから、迷わずタダを選んだ。そう察した。息子が「なんで地下鉄乗らないの?」と笑って聞いたら(笑ったということは答えはわかっている)、「タダだから」。裏切らない。

私が「地下鉄だと早いんです。私がお金を出すから、今後は地下鉄に乗ってください!」。ばあさん、笑ってた。それは拒否を表す。憎らしい。

ダンナが行くよと電話したとき、息子が「おばあちゃん来るなら、髪切るヤツ持ってきて」と頼んだ。息子は長髪だ。日本なら短いくらいだが、中国の男子学生はいたって短い。日本の学校なら絶対何も言われない長さだが、担任に「明日までに切ってきなさい。切らなかったら私が切る」と脅された。宿題やる時間が惜しいのに、外に出て切ってる余裕なんてない。息子は「担任に切ってもらおうかなあ」なんて勇気ある発言をうちでしたが、おばあちゃんは切るのが結構上手い。

で、散髪開始。

まずは新聞を敷く。椅子を置く。綿のものすごく長い布を息子の体に巻く。ばあさんが「私にもちょうだい。アンタのエプロンでいいよ」。え?切られる方じゃなくて、切る方にそんなに髪の毛が付くか?自分の体にかからないように切ればいいんじゃないの?美容師さん、普通何も付けないよね?っつーか、仕事が雑すぎるだろう。

しぶしぶ貸す。

たくさん切らないと、また担任に怒られる。でも、すごく短くしたくない息子。どんどん切ろうとするばあさんともめてたわ。

散髪終了。ばあさん、そもそも新聞の上で切ろうというアタマは持っていない。ゆえに、掃除するアタシが大変。

イチゴ食べるよー。塩につけてあるから、洗いなさい」。なぜ塩をつけるかというと、日持ちさせるためらしい。ちゃんと洗ったけど、ちょっと残っていて、しょっぱくて、気持ち悪い。

そしてまた何だか野菜をたくさん持ってきた。冷蔵庫に入らないっつの!

私が憂鬱だったのは朝食だ。この人たちのためにお粥とか作るのかあ。いや、息子と同じでサンドイッチにさせてくれ。お粥は絶対作らない!5時半起床で台所にいる私。ばあさん、じいさんは朝食を摂らず、6時にここを出るという。バスで5個くらい乗った地下鉄の駅に三叔と待ち合わせていて、葫芦岛へ旅行に行くという。

三叔はうちのダンナからの呼称だ。おじさんたくさんいて、どの人かわからない。旅行に行くなんて珍しいし、じいさんがここに泊まるのも珍しい。枕変わると寝られない人だから。

今回は大人しかったな。

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【2017/04/12 10:36 】 | 嫁姑親族 | 有り難いご意見(4)
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