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【2024/04/26 23:10 】 |
ダンナがここのうちにいると
昨日、ダンナから5時頃帰ると電話がきた。夜のメニューは決めてあって、買い物も済ませていた。グラタン。ニラともやしを炒める。大根を煮る。でも変更だな。アトリエにばあさんが育てた白菜があるので、持ってきてもらう。それ炒めればいい。ダンナは带鱼(太刀魚)を買うという。ヤツは好きで、よく揚げる。

ご飯を炊く。朝や昼は面食(小麦粉系主食)でもいいけど、夜は絶対お米の東北人。あ、お米が二合しかない!ダンナに「没有大米了」と微信で送る。買ってきてもらうにしても、間に合わない。小米(粟)を0.5合混ぜた。炊飯器オン。

5時20分くらいにお米と带鱼を持って到着なさった王画伯。スーパーに寄ってきたんだな。と麺も買ってきた。え?ご飯炊いちゃったよ。私が米がないと知らせたばかりに、主食を買ってきたんだ。ほかにも主食はあって、昼の残りだという焼き餃子byばあさん。具はいわずもがなかぼちゃだ。

ダンナが帰ってきたら、ダンナが作る。私の中華は、ヤツに言わせれば中華じゃないから。昨日はずっとイベントの準備をしていたので、その続きをしていたら、台所から「来!」と叫ばれる。

带鱼をたくさん買ってきた。私にビニール袋を出させて、小分けにして、今日使わない分は冷凍。ビニールくらい自分で出せよ。用が終わり、リビングに戻る。「来!别走」。

ご飯があるから、今日は麺は要らない。それで冷凍するために、小分け。「いいか、こうやって平らに伸ばして」って、冷凍方法まで指導されたわ。

ダンナはドイツのスーパー「麦德龙」が大好きで、行っては、牛肉のデカい塊(200元以上する)を買って、ばあさんに圧力鍋で煮させる。それを一部持ってきた。スライスして、「リビングに持っていけ」。

俺はあと何をすればいいんだ?」というので、「もやしを炒めて」と頼んだ。「ニラと一緒に」と言うと、「それは一緒にしないだろう」と言う。野菜をやたら単独で炒め、組み合わせによってはおかしいとたびたび指摘されてきた。アタシは日本人なんだよ!ダンナがいなければ、私はオイスターソースで炒めていたが、東北人、絶対使わない。ばあさんも買ったことないんじゃないかな。

主食も多いし、白菜は炒めないことにした。これで十分だ。



食後、リビングにいる、家族3人。息子は宿題をやっていて、ダンナはヒマだから、携帯でニュースを見ている。やがて、「隷書は何を臨書したらいいか」と聞かれた。ダンナは今は絵を書くよりも、字を書いている方が多いくらい。書道の雑誌を一緒に見て、ああだこうだと。こうやってゆっくりしゃべるの、ものすごく久しぶり。同じ屋根の下にいるときでも(そもそもそれさえ少ないのに)全然しゃべらないから。

20時半。眠い。平均睡眠時間8時間以上のアタシが前日7時間だった。お肌に悪い。ベッドに入る。柴静の本を読み始めた。眠い。でも、この章だけ読もう。涙が出た。目が覚めた。その章は読み終わったから、日本語の小説を読み始める。上下のまぶたがやたらにこんにちは。21時半には電気を消した。

朝、目が覚めたら5時だった。そりゃそーだろー。早く寝たんだから。何が面倒って、ダンナは朝絶対お粥。私と息子はお粥を食べない。

6時に二人を起こす。毎回毎回同じことを言われるのがイヤだ。ダンナは朝起きて一番に白湯を飲む。自分で入れればいいものを、私に入れさせる。私は言われたくないので、今日はちゃんと置いておいた。それなのに、「我喝口水」と言った。どこに目ぇつけとんねん。「」とだけ私は言ったが、訳したら「そこにあるだろ、アホ」くらいの気持ちだった。

白湯は自分が飲むのみならず、私たちにも強要する。息子用にも白湯は準備してあった。ダンナが台所から大きなマグカップを持ってきて、そっちにあけて、「この熱さじゃ飲めないだろ」と言い、息子に渡す。ええ?小学生じゃあるまいし。

私、毎日この人と生活するのは無理だ。してなくて本当に良かった。

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【2016/11/22 09:09 】 | nダンナ、アート、アトリエ | 有り難いご意見(8)
離婚するぞごるあどころじゃない

  ダンナの誕生日が今週の平日にある。平日は子どもの宿題があるから、外出はできない。それで先週の土曜日の夜、どこかで豪勢に食べる予定だった。ところが私も息子もずっと風邪をひいているし、食欲もない。午後息子が「病院に行きたい」と言った。それほど悪化。でもどうせ食事はしなきゃいけないからと、家族四人で病院へ出かけた。

  血液検査をして、レントゲンを撮って、結果が出るまで1時間かかるという。それで、病院の前の店で餃子を食べた。本当は誕生日会のはずだったのに。病院に戻り、結果を見たら、数値が高くて、点滴をすることに。私と娘は帰宅。

  翌朝息子はずいぶんよくなったが、私がひどくなった。頭痛。ええ?人間の体ってこんなに悪くなるものなのか?生きているのがイヤになるくらい、気持ち悪くて頭痛。横になっている。

  10時すぎ。私は横になったまま。息子は寝ている。娘は起きている。ご飯を食べていない。「パンがあるから食べな」と私が言っても、何か作業をしていて、食べない。ダンナが起きてくる。10時なんだから、すぐ食べなきゃダメでしょう。それなのに、ダンナは台所へ行き、炊飯器スイッチオン。ええ?ご飯炊けるまで50分くらいかかるよ。朝はまず簡単なモノを食べるというアタマがダンナにはない。次に炒め物の音が聞こえる。ええ?朝から油。


  引き続き寝ていた私は炊飯器炊けましたの音で目が覚めた。11時に朝昼兼ご飯。息子も起きて、3人で食べ始める。私は頭痛は少し良くなったが、食欲ゼロ。



ダンナ:身体的毛病,一半是精神的问题(体が悪いっていうのは半分は精神的な問題だ)
私:大爆笑
ダンナ:(子どもに)ほら見ろ。あんなに笑ってる。ママは大丈夫だ

  おいおい!大丈夫じゃないよ。確かに朝7時より良くはなった。でもご飯は食べられない。

  食事が終わり、私の寝ている横に立ち、「ずっと横になっているのは豚だ」。ぶっ殺すよ。殺意が湧くとともに、笑いも起きる。「横になっているからいけない。静香とスーパーでも行ってこい」。いやいや、言ってることおかしいでしょう。アタシが具合悪いの、見てわからないんかい!

  ダンナ「我走了」。私、日本語で「どうしようかな。病院行こうかな」。娘「ママ!ちゃんと中国語でパパに言いなよ!


私、「××病院へ自分で行く」。××は徒歩すぐで着く総合病院だ。ダンナ「あんな小さいところはダメだ。行くなら北京医院だ」。えええ!遠い。もうダンナがここを発つというとき、やっぱり気持ち悪くて、「北京医院へ行く」と言った。車酔いしそうなくらい体調悪かったが、ダンナの車でどうにか到着。



一番いいのは協和医院だ。でもあそこは人が多すぎる」。ダンナが大学生の時、大学から近いので、北京医院だと公費で診てもらえたらしい(協和医院が目の前だったのに?)。
中国の病院って待ち時間がすごーく長いでしょ。ここはすぐ診てもらえた。週末なので急患扱い。
先生:頭痛というのはどういうふうに痛いの?
私:?
先生:比如一阵一阵的痛
私:不是
ダンナ:针扎似的?
私:都不是。
 表現できない。というか、今痛くないから忘れちゃったよ(おいおい)。
先生:tuō wà xiéなんたらかんたら

 袜鞋だから、靴下と靴を脱ぐんだけど、頭痛いって言ってんのに、足?なんて考えて、オロオロする。靴を脱ぐ動作をすると、ダンナがうんうんとうなづく。靴も靴下も脱いで、ベッドに仰向け。上から下まで左右、チクチクっと刺された。左右の感じ方が同じか聞かれた。

先生:見たところ問題なさそうだけど、CTスキャン撮る?撮らなくてもいいわよ
ダンナ:撮ってください

 そして、すぐ撮りに行って、すぐに画像が出て、先生のところに戻る。

先生:问题不大没问题とどう違うんだろうか?2日後に数値が出るので、取りに来て。痛み止め、家にある?あるなら出しません。
ダンナ:痛み止めは体に良くないから、要りません
先生:風邪薬だけ出します
ダンナ:你是哪里毕业?

 出た!ダンナはなぜか医者に出身大学を聞く。先生、無表情で答えていたけど、それ知ってどうすんの?あと、「ここは協和医院の系列なのか」とも聞いた。ダンナは大学のときお世話になったくらいだから知っているけど、北京医院というのは、衛生部の直轄だ。中国でいい病院といえば協和だが、ここは同じくらいいい医者がいるとダンナは言う。場所は东单の近く。私がここに来たのは三回目。協和みたいに人が多いわけではないのが素晴らしく良い。

  一夜明けて今日。地下鉄も乗ったし、体は正常に機能している。また私の体が故障したら、北京医院へ行くか。


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【2016/11/07 10:00 】 | nダンナ、アート、アトリエ | 有り難いご意見(4)
中秋節、月餅、蟹、かぼちゃ
  中秋節で三連休。アトリエに行かざるを得ない。月餅、食べざるを得ない。イヤなことばかりだ。



  じいさん、ばあさんが蟹を買った。市場はすごい人で、「慌てて買ったら騙された」とばあさん。こんなにデカい蟹なのに、足が数本足りないのがあった。売る人、せこすぎる。




  蟹と麺。


 
  醤油、酢の入れ物が電球。まさか「MOTTAINAI」精神が働いて、我が家でリサイクルじゃないでしょうねと訝しく思ったら、元々は白酒が入っていたという。再利用には違いないが、まあいいとしよう。






  一夜明けて。

  朝から野菜が足りないとダメなばあさんなので、私はしっかり炒め物を作るのだが、卵焼きを作っている時に、「これ入れよう」と持ってきたのが、花。ばあさんが「ネットで調べたけど、南瓜花のレシピが10種類ある」。いやいや、それ無理やりブチこむ系でしょ!




  庭に甚だ迷惑なかぼちゃがこれでもか!とばかりに実っている。実るほど頭を垂れる(=がっかりしている)アタシかな。





    夜は餃子。具は言わずもがなかぼちゃ。


    昨日の夜に地下鉄で市内の自宅に戻ってきたが、月餅、リンゴ、しこたま持たされた。疲労困憊。次は国慶節か。頭(こうべ)がますます垂れるわ!

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【2016/09/16 08:44 】 | nダンナ、アート、アトリエ | 有り難いご意見(4)
ピカソの本物展


山水美术馆(大众点评)。無料。10時から16時まで。




ピカソの本物が83点も展示されている。

















ピカソ展は88日まで。横で齐白石展も。









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【2016/08/05 16:02 】 | nダンナ、アート、アトリエ | 有り難いご意見(0)
悲しいけど、前向き

 鶏ちゃんこ鍋(つくれぽ1205件)は何度も作っている。うちに来た日本人にも作って、「これ、今晩作る。子どもも喜ぶ」と言わしめたレシピだ。


 週末、ダンナが帰ってきた。たいていヤツに作らせるが、たまには和食もいいだろうと、これをメインにした。

ダンナ:何を入れたんだ?
私:醤油、酒、味噌……
ダンナ:不好吃,像穷人吃的
 蟹でも入ってりゃーいいが、貧乏人が食べるものだと言い放った。

 レシピは鶏のひき肉だが、私は牛肉で作った。私が「牛肉は安くない」と言うと、「ひき肉なんてどこの肉使っているかわからないから食べない」。私はダンナがひき肉を食べないのを知っている。でも、たまにはいいでしょ。ここ、私のうちだ。私のやり方でやらせてもらう。それに、アンタの母親のほうがどんな肉使ってるかわからない(ってここで100万回書いてきた)。清明節で連休だったから久しぶりにアトリエ行ったときは、冷凍庫に一年分あったよ。肉が。冷蔵庫にあるのに、市場に新鮮な肉を見ると買ってくる。でも買うのが多すぎて、いつも残りを冷凍する。越来越多絶対おかしいから!

私:蟹入れたらいいなんて、貧乏人の考え方だ
ダンナ:食べた気がしない


 とにかく箸が進まないダンナ。おかずないから、白米を3杯も食べる。嫌味だ。

 ダンナがはっきり「不好吃」と言ったとき、とても悲しかった。顔が引きつった。これは今日に始まったことではない。私の料理がまずいのではなく、美味しいものの基準が違う。

 和食がすべてまずいと思うわけではない。刺身は(醤油とわさびを同じ量で付けて)食べるし、天ぷらも食べる。煮物、酢の物はダメだ。ラーメンも好きじゃない。スープの美味さが理解できない。麺は母親のが大好きだ。私と人種が明らかに違う。

 私は心から思う。別居で良かった。こんな人と毎日ご飯を食べると、気が滅入る。でも、何か美味しいと思わせる日本食はないか模索もしている。

 ついでに言うと、我が家にはもう一人面倒な食通がいる。こっちは同居しているから、課題は景山公園(の山)のごとく高い(その実、高くない?)。めったに言わないママ、これ美味しいよ」を口にすると、甚だ嬉しい。毎晩メニューを考えるとき、どうしたら美味しいと思ってもらえるか真剣に考える。男を掴みたければ胃袋を掴めと女子の読む雑誌に書いてあるじゃないか。彼氏にごはんを作るトキメキ20代みたいだ。そう、私の心は青く、若い。




食後、丑桔を出す。これが北京で出回るようになったのは去年だ。日本語だとデコポン(不知火)。果物をあまり食べないダンナに食べさせる。

私:見た目は悪いけど、味はいいよ。私みたいでしょ?
ダンナ:そうだな。
 おいおい、否定しろよ。そして、子ども達に向かって
ダンナ:ママみたいだな
 強調するな!

 娘はいい子だ。味覚が私と同じだ。「ママこれ美味しいよ。どうやって作ったの」と頻繁に言う。美味しいものが同じだ。さすが私のお腹から出てきた子だ。娘は味方で、オトコ二人は敵だ。息子はダンナから出てきた子なのか?ダンナは、あっ、あの人のお腹から出てきたのか。そうか。諦めるしかないな(おいおい)。


私、頑張るよ。人には向上心が必要だ。困難を克服したときの達成感が好きだ。いつか、オトコ二人にも美味しいって言ってもらうため、腕を磨く前向きな自分にうっとりだ(結局そっちか)。




本日の中国語学習:丑桔。醜いミカン。北京では「不知火」とか「不知火桔」とも書いてある。
 因みに「デコポンは熊本県果実農業協同組合連合会が所有する登録商標であり、全国の柑橘関係農協県連合会を通じて出荷された不知火のうち、高品質を保つ一定の基準(糖度13度以上、酸度1度以下)をクリアしたものだけがその名を使用する」(wiki)。


あと、「一個10元もする」と言った輩へ。私はだいたい1個4元くらいで買っている(京客隆)。

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【2016/05/28 08:44 】 | nダンナ、アート、アトリエ | 有り難いご意見(6)
農村生活詳細

三連休なので、久しぶりにアトリエへ行った。おとといの午後着いて、晩ご飯は言わずもがな麺。ばあさんが孫(約一名)に食べさせたいから。ダンナは友達と外食でいない。メンバーは老人×2、孫、私。小麦粉をたくさん練ってあって、麺の塊はデカいのに、ばあさんは少なめに作る。ダンナがいないといつもそう。

  麺が茹で上がったら、
くつもお椀に入れて、おかわりしたい人が余っているお椀から食べていく。みんな息子に「食べろ食べろ」。だから息子は先にごちそうさま。じいさんがなぜか毎回遠慮するので、私がいつも「どうぞ」と言って、無理やり食べさせる。食べ尽くされたのを見て、ばあさんは「余らないし、足りないワケでもないし。ちょうど良かった」とニコニコ顔。それが非常に憎たらしい。私は毎回足りてない。洗い物も終わってから、寝室で漬物と白米をこっそり食べる、シンデレラのような私←シンデレラ、漬物食べないわ!


翌日。朝ご飯は私の担当。私はマントウを電子レンジから出して(マントウの定位置=電気を切った電子レンジ)中華鍋で蒸して、大根を煮て一品、小白菜を炒めて一品。さあ食べましょうというときに、ばあさんは「菠菜と言い、台所へ行った。漬物もあるし、もう十分でしょと思うのだが、まだ一品増やすアッタマきて、超高速で食べ物を口に運んだ私は目標の「ばあさんがほうれん草を出す前に食べ終わる」を達成した。使ったお椀とお箸を持って、台所へ行き誇らしげに「吃完了」と言い、ばあさんが「?もう??」とハトが豆鉄砲を食らったような顔をした。あ、鳩じゃなくて、鬼だけど。えっ、鬼は私?こうして朝の決戦無事終了


昼は友人が来たので、一緒に外食。


 夜。何か一品作ろうと思ったけど、ばあさんたくさん用意しているから、私らず、手伝うのみ。にんじんと油の炒め物はなぜか私らが行くたびに必ず作る。レンコンのはさみ揚げ、あと里芋の炒め煮なんだけど、怖いのが入ってた。





  
調理後はこんな生々しい色ではないけど、食べる気失せる。

  
昨日の午後は「野菜を取りに行く」というダンナについて行った。



  農園。いちご狩りした
。知り合いだとかで、通常有料のところ、ダンナの顔でタダ。野菜ももらった。




  
アトリエに戻る。我が庭にある「」(食べられるさくらんぼのなる木≠サクラの木)。





  
  郊外はチト気温が低いんだな。庭の花は桜以外はこれから!って感じだ


   次行った時は、もう枯れてるかもな。




本日の中国語学習[chāo] ……把蔬菜放到沸水中略微一煮就出来:~菠菜。日本語だと「湯通し」、「ゆがく」あたり。

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【2016/04/04 12:25 】 | nダンナ、アート、アトリエ | 有り難いご意見(2)
威尼斯与威尼斯画派展へ行く前の予習

国家博物館「威尼斯与威尼斯画派展」へ行く前の予習。ヴェネツィア派について、日本大百科全書よりコピー(青字部分)。


イタリアの都市ベネチアを中心に栄えた美術の流派。とくに15世紀後半から16世紀、および18世紀に著しい展開をみせた絵画に限定して用いられることが多い。描線に対する関心の強い知性的なフィレンツェ派に比べ、ベネチア派は色彩に重点を置き、感覚的、官能的な美を追求した。
 ベネチアの美術の出発点は11世紀に再建されたサン・マルコ大聖堂とその内部を飾るモザイクであった。このビザンティン的な装飾性と北からのゴシック様式とは、ベネチアの地に深く浸透した。そのためトスカナに生まれたルネサンス様式の受け入れが、イタリアのほかの地方に比べ、つねにもっとも後れをとった。
 ジョットの偉大な革新に呼応するような画家はまったく現れず、15世紀に入っても、ファブリアーノやピサネッロらの外来の美術家が活躍していた。この世紀のなかばになってようやくビバリーニ、バルトロメオ、アルビーゼとベッリーニの二つの画家一族がベネチア派絵画の発展の基礎をつくった。とくにベッリーニはテンペラ画から油彩画への過渡期に活躍し、暖色系の色彩を用いて形態そのものをつくりだし、ベネチア派の基本的特色を確立した。この時期にはカルパッチョ、アントネッロ・ダ・メッシーナ、建築家のマウロ・コドゥッチらも活躍している。
 16世紀にはジョルジョーネが自然と密着した詩情あふれる叙情性を画面に導入し、ティツィアーノは官能的な色彩からドラマチックな光の効果に至る幅の広い様式展開をみせ、続いてピオンボ、ロット、ティントレット、ベロネーゼなどが輩出しベネチア派の黄金時代を迎えた。建築ではパッラディオが目覚ましい活躍を示した。
 17世紀は建築家のロンゲーナを除くと概して停滞に終わったが、18世紀にはピアッツェッタ、ティエポロ、カナレット、グァルディ、ロンギなどの画家が現れ、ベネチア派の最後の光芒がみられた。


以上でコピー終わり。会場に中国語の説明はあるが、画家の名前を漢字で書かれても、日本人の私にはわかりにくい。私は中学の頃から東京の美術展には結構行っていたが、それでも知っている名前は少ない。


会場に貼ってある説明、普通、中国語と英語でしょ。ここ中国語とイタリア語なの。おかしいよ。イタリア人の意地?丁托列托は音からティントレットとわかる。でも、提香はわからなかった。それでイタリア語を見る。人名は大文字で始まるから、探してTiziano。英語と同じか??てぃーじーあーの。あ、ティツィアーノだとわかる始末。どこをどうすると、中国語の「提香」になるんだろう。別の作品で「提兹亚诺•阿斯贝蒂」という人名を見る。「提兹亚诺」はどう読んでも「ティツィアーノ」。提香より無名のティツィアーノなんだな。混乱するわ。



ほかにもともと知っている人名は乔尔乔内(ジョルジョーネ)、贝利尼(ベッリーニ)くらい。どのくらいのレベルのを展示しているのか知らないが、15世紀の油絵が見られるなんて貴重な機会だ。日本語でこれらの画家名を調べても、いろいろ出てくるから、予習して行くがよろし。


  






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【2016/03/27 16:12 】 | nダンナ、アート、アトリエ | 有り難いご意見(0)
威尼斯展in国家博物館
  ♪我爱北京天安门天安门上太阳升♪って絶対心で歌っちゃうよなあ。


    国家博物館で行ってきた。建物に入るときに、身分証は向かって左から、パスポート、戸籍簿等は右から入るのだが、その右は内装中で全員左から入る(いつまで工事しているかは不明)。

  3罗马尼亚珍宝展ーマニア珍宝展)をやっている。きんきらきんで、とても古い貴重なものの展示なのだが、なんとなく行かなかった。写真見たい人はここへ→展览介绍 30元。5月8日まで。

    タダでも見られるところがたくさんあって、ここは仏像と青銅器の部屋。




   この日の目的、4階の威尼斯与威尼斯画派中は撮影禁止。写真見たい人はここへ→展览介绍30元。小さいほうのひと部屋だから、中国の展覧会としては規模は小さい方。


   1階まで降りてきて、正面のデカい部屋は展示替えしてた。



   学生がたくさん。


   天安门东で地下鉄に乗り、西单で乗り換えて、陶然亭で降りる。


  先週ネットで見た、北京最值得去的12家儿清真馆子!の中に「南来顺」という店が入っていたので、行ってみた。一人なのでジャージャー麺のみ。16元。麺ときゅうりが同じくらいの量だった(きゅうりがすこぶる多い)。ここの麺も美味しかった。



   適当にバスに乗って南に下り、降りたところに王府井购物中心というデパートができていた。今知ったんだけど、ここ去年ヨーカ堂が撤退した場所。ニュースに「七年未盈利华堂再关店 右安门店41日停业」(7年儲けなし)って。二環路の内側なのに、北京でも南は発展が一番遅いからなあ。


 
   二環路の外に出て、東に進む。元ヨーカ堂から10分くらい歩いたら、あった!

 
    うちにいわゆる「かっぷあんどそーさー」がない。結婚した頃日本から持ってきた5客があったが、かっぷが一個残るのみで全部割った。うちはお皿もお茶碗もあんまり揃ってないから、お客さん来ても全員違うのを出しているけど、でも買いたい!この話をしたら、北京南駅の近くに食器市場があると教えてもらった。それがここ。初めて行ったよ。酒总易快得体验店

    小売もするんだけど、レストランの人が買いに来る感じ。食器だけじゃなくて、服務員の制服から、お菓子作りの型から、大掛かりな厨房設備もあった。展示が4階のみで、さまざまなものが少しずつ飾ってあって、その種類は少ない。カタログはあるんだろうけど、個人が選んで買いたいのには不向きかな。値段も聞かない限りわからない。


    そこからバス通りに出ると、懐かしい建物が。


   今は広州にいる義弟が以前この近くに住んでいて、この建物で靴を売っていた。今は靴市場じゃなくて、デパートになっているが、ぱっとしないなあ。

  地下鉄14号線で帰るのが一番速いと思ったから、バスに乗ってふた駅の北京南站へ。

  列車の駅だから、入口が並んで並んで大変。私、地下鉄で良かったーーーと思ったが、ナント地下鉄はこの中。ええええええ?こんな大荷物の人たちと一緒に並ぶの~???絶対スリがいると思って、いつもの100万倍気をつけたよ。

   ボディチェックがすごく念入り。だから進むのが遅い。

   すぐ横には銃をお持ちになった方が立っていらっしゃった。


    中に入ったらすぐにファミリーマート。急増してるな。


    地下に降りる。

    地下鉄に乗るときも荷物チェック、ボディチェック。そんなに触りたいか、アタシを。
  北京南駅から大望路まで
25分くらいかな。便利になったものだ。

    この日も結構歩いたな。また歩こう。行ったことのない道を。

 


  


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【2016/03/26 22:52 】 | nダンナ、アート、アトリエ | 有り難いご意見(0)
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