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ちょうどよかった。私が日本から北京に帰ってきて二日後に、息子が9月から入学する高校の登校日、そして保護者会があった。ダンナは北京にいないから、私が行くことに。 保護者会の内容もブログのネタだと思って、逐一メモしたのだが(おいおい)、それは後日に記すとして、軍事訓練が早まったことを知らされた。本当は20日からだったのに、例の交通規制を避けるため、早まったと。そして、息子、数日前に旅立ったわよ。遠く怀柔へと。 中国の学校では、中一、高一、大一(って言わないな。大学一年)で軍事訓練が課される(生徒の立場からいうと、科される?)。息子、中一のときに行ってないのよね。どっかの学校で死者が出たからだって。そもそも9月の入学前、つまり一番暑い8月に炎天下でやるっていうのが問題だ。とにかく、息子にとっては初めての軍事訓練。 持ち物は以下のとおり。 洗漱用品(牙缸、牙刷、牙膏、毛巾、香皂、脸盆等)、水壶或水杯、拖鞋、卫生纸、换洗内衣及内裤、笔、笔记本、雨具、裤腰带、防蚊用品(花露水、风油精) 娘は中一のときに行っている。そのときもネタにしたなあ。高校だと国際部のある学校の場合、参加しなくてよいので、娘が行ったのは一回きり。 1週間で帰ってくるけど、軍事訓練について質問したいことをここにコメントしておいて。私も聞きたいことたくさんあるわ。 PR |
みんなをハラハラドキドキさせた息子の受験。今どういう状態なのかというと……。 6月下旬に3日連続で入試が終わった。 公布中考成绩 7月3日 考生查分:7月3日13:30-16:30 发放统招录取通知书 7月27日 7月3日、点数がネットで発表になるのは知っていた。午前3時半、息子が目を覚まし、「調べる」と言って、パソコンを開いた。あれ?午後じゃなかったのか?わかったのは自分の点数だけ。平均点もわからないし、自分がどこの高校に入るのかもわからない。息子の点数は決して高くなかった。そしてすでにQQで自分より20点も高い、クラスの子がいることもわかる。息子かなりショック。もう寝られない。私も寝られない。まあ、それでも、入試直後の「どの高校にも入れないかもしれない」という落ち込み具合よりはずっとマシで、「どこかには入れる」に上昇した。 3日9時に登校。卒業式は終わっているので、この日は卒業証書をもらって、学校から点数を知らされる。お昼には帰宅。息子の話では「クラスに一人、北京で一番いい高校に入った子がいる」。今年から別の区へ進学できない制度になったらしいが、点数がものすごーーく高ければ、レベルが低いとされる朝陽区から、レベルの高い海淀区のいい学校へ進めるワケだ。 7月27日にならないとどこの高校に入れるのかわからない。落ち着かないけど、もう待つしかない。
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先週終わった高校入試の国語の問題。一問目、いきなり毛沢東の字(とは書いてないが、そう)。 1.欣赏下面这幅书法作品,完成第(1)—(2)题。
(2)は「为人民服务」を楷書でマスの中に書きなさい。これは誰にでも書ける。点取らせ問題?
名所旧跡に著名人の書いた扁額があり、書道芸術としての価値が高いのですが、現代の規範的な漢字に合致しない書き方をしているものがあります。一つ選びなさい。 私がまず思うのは印刷が悪すぎること。見にくいっての!そして書道書道って、必修じゃないくせによく問題に出すよなあと思う。 |
昨日、塾のチラシが入試会場の外で配られてるって書いたでしょう?私、もらえなかったでしょう?拾ったよ。だって「参考答案」って書いてあるんだもん。これ入試三日目のことだけど、前日のテストが印刷されて、答えも載ってるのよ。それを配布している。すごいな、塾。まあ、ネットにはすぐ出まわるんだけどね。 今年は「これネタ!」という問題揃いだった。私、7/4まで教材研究で忙しいから。その後、入試問題で記事書くよ。 |
中考で送り迎えをしない親はいないんじゃないかというくらいのヒトが、校門の外で待機している。その他、夏期講習のパンフ等を配る人たちも結構いるの。たいていエコバックに入っている。
中から出して、下に敷いて座って、子どもが出てきたら、そのまま帰途へ。結果、路上がチラシだらけ。 就这德行! 親たちは子どもがいい点を取ることしか考えてないけど、自分の道徳教育を先に考えてくれてと心から言いたい。 中にはどう見ても、子どものおじいちゃんではなく、近所のヒトで、そのエコバックをたくさんもらう輩も。 さて、クイズ。チラシは端からどんどん父兄に配っているのに、私にはくれないの。私をチラ見して渡さない。3回あった。え??もしかして父兄に見えない?20代に見えたか。モデルに見えたか(←やめとけっての)。息子に話したら、「○○に見えたんじゃないの?」と言われ、ものすごーーーーく納得してしまった。さて、なんと言ったでしょうか。日本語でお答えください。ちなみに20代でもモデルでもない(だから、やめろって)。 |
本日10時半にすべての科目を受験し、受験戦争とりあえず終了。3年後にきっともっと熾烈であろう受験が待っているが。まあ、とりあえず、終わってよかった。ダンナは農村にお戻りになったので、私が迎えに行った。なんか美味しいものを食べさせようと思って。でも、本人全然食欲がない。校門からバス停まで歩いたところで、「ママもパパも大変だったよね。3年間有難うございました」って言ったの。私、路上なのに涙が出てきて、誤魔化すの大変だったよ。いやあ、3年じゃなくて14年だとか思ったけど、本当に嬉しかった。こういうことが言える子に育ったから、もう高校は行かなくてもいい(ワケないじゃないの)。とりあえず、7月3日に点数が発表になる。その日に登校。それまで休みだ。しばらく好きなことをしていい。今も友達と映画を見に行っている。
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さすがに二日目。朝、私は送りに行かない。息子を送り届け、帰宅するダンナ。お昼は私も一緒に行った。試験が終わるという時間、校門の目の前に、うちの中学の先生軍団が陣取っている。この試験会場では数校の生徒が試験を受けに来るわけだが、自分の学校の制服(ジャージ)が出てくると、「一二班的学生,去麦当劳」(1組2組の生徒はマクドナルドへ)と叫ぶ。え?今日もですかい?私と息子がそこから徒歩3分のマクドナルドへ行くと、化学の先生と生徒10人くらいが坐っている。プリントを配る先生。息子がプリントをもらおうとすると、「向こうに座って」と指示される。その10人というのは非常に成績が悪い子で、最後の神頼み?先生頼み? 隣りの長テーブルに座る子達は自分で復習して、わからないことを先生に聞く、そういう時間だった。まわりにはその父兄が座る。40分くらいやってたかな。みんな何も注文しないで座っているのよ。さすがに先生だけドリンク頼んでたけど、子どもも父兄も、厚かましいこと中国人のごとく(いや、だから、中国人だって!)。私もすぐ横に座っていたけど、良心があるからさあ。チキンを二つ買ってテーブルに置いていた。 私がお昼にわざわざ行ったのは、試験会場からそれほど遠くないところに、友人がやっているレストランがあって、そこで食べたかったから。食事を終えて、もうダンナは農村にお帰りいただいていい。「私が迎えに行く」と言っても、「息子は一人だから」って、ばあさんみたいなことを言う。午後のテストが始まり、そこから近い友人宅へ一緒に行き、近くのお店を見て、ダンナは服を買い、車に戻って仮眠。私はバスに結構乗ってスーパーへ。戻ってちょうどいい時間。 二日目も試験終了後、中学へ直行。翌日(最終日)は英語だけなのだが、英語の補習をやってくれるという。成績の悪い子が指名されていて行くのだが、息子はリストに入っていない。なのに、自分では勉強しないからと環境を求める。夜帰宅したって、ろくに復習しないから、それでいいんだけどね。
三日目に続く |
0時。寝ていた私の隣にやってきて、横になる息子。「寝らんない。昼寝しちゃったから」。いやいや、昼寝したけど寝てください。無理やり。その後、「パパと寝る」と言って、上に上がっていった。豚のように寝る私。 6時半にダンナと息子を起こす。「2時に寝た」。えええぇぇぇぇえええええ!!途端に具合の悪くなる私。テスト中寝たらどうしよう。どうしよう。 「おまえも行け」の一言で、ダンナの車に乗り込む。たかが高校入試に両親とも送りに行く人種ってどうなのよ?と罵っていた自分はいったい何処へ?道路ね、それはそれは混んでたわよ。なんでこの位置の中学を試験会場にしたんだろう、バカじゃないの?と思うほど、どこから行っても混む位置。渋滞を考慮し、ものすごく早く家を出た。8時半からテストなのに、1時間前に到着した。 校門へ行ったら、中学の先生たちがみーんな来ていた。そこを去り、家に帰るわてら夫婦。ダンナはひと眠りして、試験の終わる11時に着くよう出て行った。午後は物理だ。 私が12時にダンナに電話すると、「物理の先生がマクドナルドで補習している」。ここまできてまだ授業する先生。しかもマクドナルドにて。 午後の物理が終わり、一般的には帰宅するところを、学校へ。翌日の数学のための補習があるから。 私、朝ろくに食べられなかった。昼はちゃんと食べ、夜はおかずを2品作って、横になった。だるくて動けない。「4時間半しか寝ていない息子はテスト中に寝なかったのだろうか」。 ダンナと息子が帰宅。ダンナが私に「テストがどうだったかって聞くな」と耳打ちする。すごく落ち込んでいるらしい。 家を徘徊する息子。落ち着かない様子。それを見て、余計に具合悪くなる私。悲しい。私は寝たままで、ご飯を食べないと告げた。何が頭にくるって、私は仮病じゃないのに、「油を鍋に入れろ」とか、「ネギ出せ」と言う。「静香~!パパのお手伝いして~」と病床から弱々しく娘にお願いする。子どもがもう一人いて良かった。っつーか、アタシの心配しろ、ダンナ! 2日目に続く。 |
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