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【2024/04/27 05:42 】 |
読書関連文:「小皇帝」世代の中国

私が中国関係の本を読むのは、ブログのネタになるから。(私は知っているが)北京に住んでいないと知らないような内容で、日本に住む人にブログで教えてやろう。または、(私は知っているが)北京に住んでいても知らない内容で、北京に住む人に教えてやろう。


 


 以下、茶色が本書の抜粋部分。黒がみどり様のコメント。


中学生の子ども宿題を手伝う。母親はまるで秘書のよう。うちの子が小学校のとき、宿題手伝った。私が子どもに重視するのは睡眠。何よりも大事。だから寝る時間を多く取るために、手伝った。息子は手伝った覚えがまったくないが、娘はホント秘書のようだった。うちのご令嬢はなんでも「ゆっくり」なので、私が手となり足となり。


学校でノートが配られたが、子どもは破いて飛行機を折ったりする。先生が怒ったら、「また新しいのを買えばいいよ。我有钱」。街に出て、欲しいものがあれば指を指すだけでいい。新しい服は一度着たらすぐ飽きる。これは実話なんだろうけど、こう書くと、中国の一人っ子が全員金持ちでわがままというイメージになってしまう。書き方、気をつけて欲しい。うちの子ども達のクラスの子ではこんな子は一人もいなかったと断言できる。


中国では日本にはないデスノートが売っている。嫌いな先生や友達の名前を書いて、憂さ晴らしをしている。初耳だ。でも、あるんだろう。


中国の大学入試はマークシートで、2Bの鉛筆を使うように指示されている。が、受験シーズンに品薄になってしまい、偽物が出回り、それだと機械が読み取らない。「品薄だから偽物が出回る」のではないよ。そもそも品薄にはならないと思う。高校入試のとき、学校で定規や消しゴムも入っている筆記具一式を買わされたよ。それなら絶対機械が読み取るから安心。


中国の若者たちの間では、転職せずに一ヶ所にとどまっているのは、能力がないためと考えるのだそうだ。コックであろうが、会社員であろうが、給料の少しでも多い職場へ転職する傾向にある。これは本当。あと、日本人が面食らうのは引き継ぎをしないことかな。前の会社で得た人脈は自分のもの。後任者に何も教えない。


反日デモのあと、東大の博士号をとった中国人の友人が「日本と中国は戦争するんですか」と聞いて、仰天した。


 この本は10年前に発行されたんだけど、その頃から中国人で「日本と中国がいつ戦争をしてもおかしくない」と思っている人が少なくなかった。10年前っていったら、小泉さんだった頃でしょう。「靖国行く=戦争を美化=けしからん」。ここ数年は島でもめてるし、中国が戦争したいんじゃなくて、日本がふっかけてくると本気で思っている中国人は存在する。


 


 日本に住んでいて、中国に興味のある人が読めば、この手の本はフムフムなのかもしれない。でも、私は実際子どもを現地の幼稚園、学校に入れて、生徒がああだった、父兄がどうだったと、体験しているからね。この程度だとネットからニュース拾っても書けそうだ。


 


「小皇帝」世代の中国 新潮新書

拍手[1回]

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【2016/03/15 10:49 】 | n音楽、映画、動画、本 | 有り難いご意見(4)
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有り難いご意見
鉛筆
息子に忘れずに2Bの鉛筆をたくさん持たせます(笑)
何校まで受験できるのかしら?
【2016/03/15 20:30】| | 淳子 #4a282ecbbf [ 編集 ]


留学生試験のほうはどうだろう?
留学生試験もマークシートかな。確認するわ。まあ、全部が記述式なはずもないが。何校でも受けられるでしょ。日にちが重ならなければ。来週、北京大学だって。これもネタにしますわ。あ、今、北大の過去問題見つけた。でもコメント欄ってURLを貼れない。百度で「北大留学生试卷」で検索すると、出てくるから、参考にして。古いんだけどさ。このくらいのレベルかって参考に。今忙しいから、いつかちゃんと調べるよ。
【2016/03/16 08:05】| | みどり叫我女王大人(女王様とお呼び) #4dab70483b [ 編集 ]


小皇帝とは、貴女の息子をでしょう?
北京翠さま

 昨年2015年9月某日付けの本ブログ記事に曰く、

 早朝から息子より翠さん宛てに電話あり。
 用件は、
「学校に持参すべき物理の問題集を自宅に置き忘れた。大至急探し出して、学校に居る自分(貴女の息子)まで届けて欲しい」
と云う、身勝手極まりない代物でした。
 学校往きを渋る母親に対し、悪智恵の働く息子は、学校の担任教師まで動員して、遂に母親に問題集を届けさせることに成功した。
 母親の翠さんと面談した担任教師は、それとなく遠廻しの表現(入学志望大学の入試の難しさを引用)ながらも
「貴女の息子は、学校の問題生徒である」
 旨を示唆した。

 ----と云った内容の記事がありましたね。丁度1年前です。
 この日のブログ記事を熟読し改めて、「貴女の息子こそが、小皇帝そのものである事実」を確認しました。

 矢張り、学校の教師は入学より1-2週間程度で、既に判っていたのですよ。
 お元気で。
【2016/09/02 15:24】| | Yozakura #986ec4fbca [ 編集 ]


小皇帝は否定できます
まずは「届けて欲しい」の主語は息子でなく、担任です。中国の先生は小学校からよく父兄に電話してたとえば、教科書、給食費、親がサインしたプリントを忘れたので届けてくださいと電話します。普通の子どもなら確かに「授業中教科書がないと困る」のかもしれませんが、うちの息子の場合はしったこっちゃない、というか、なくてもいい(中国にしては珍しい子)。

中国の先生というのは100%近く厳しく怖い。先生を使って何かさせる(たとえば、ここに書いてある「担任を動員して」)なんて、120%ありえません。子ども達にそういう発想はありません。日本の先生は優しいから、日本人だとそう考えるのかあと思った。

これでわかってもらえるのでしょうか。
【2016/09/03 08:17】| | みどり从世界上消失了(世界から消えてしまっても) #4dab70545c [ 編集 ]


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