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北京にいる友人が日本で買ってきたという『石川九楊の書道入門―石川メソッドで30日基本完全マスター』を借りた。30日で完全マスター。面白いじゃないの。
習字じゃなくて、書道だったら、古典を臨書するものだけど、この本では褚遂良(ちょすいりょう)の楷書に沿って、漢字の書き方を説明している。 初唐の三大家に欧阳询、虞世南、褚遂良がいるが、入門ということは初心者対象でしょう?よく「書道をやるのは何から始めたらいいですか?」って聞かれるけど、欧阳询、虞世南は薦めても、褚遂良は薦めないよ。だって難度が高すぎる。 この本に一、二、三の書き方があったので、ここで紹介したい。「アナタの苦手な漢字は?」(過去記事)に一、二、三も挙げられていたんだよなあ(←みんな忘れてるでしょ!)。 筆で書くなら、100%直線ではない。ちょっと反る(この写真の字、あとで書き直すわ。あまり反ってない)。 あ、この本にはね。「墨汁は基本的に使ってはいけません。墨をするのが面倒とか、時間がないという人は書をやめたほうがいいでしょう」と。石川センセー、厳しいな。そんなこと言ってたら、書道人口激減するわ!中国人なんてプロの書家でも展覧会出品作、墨汁使ってますがな。墨磨り機ないだろうし。 「紙はにじむ紙とにじまない紙、二種類求めましょう。よい紙の上に筆先がふれる感触になじまなければ書の上達は望めません」。あー。私、初心者に聞かれて、スーパーなんかで売ってる半紙(約30枚で5元)薦めてるわ。楷書を半紙に練習している段階で、墨の潤渇に変化が必要ない場合、にじまない紙でいいかなと思っている。でも確かににじむ紙にも将来は慣れたほうがいい。 私、自分自身もいろいろアイディアを持っているが、私以上に突拍子もない課題をくれちゃう友人がいて、その人からの課題に私、そしてみどり軍団、現在取り組み中。 「今見たテレビで柿沼康二さんのファンになりました」とメールが来る。私に火がついた。 自分では気がつかない方向に私の目を向けさせる。自分が関心のなかった分野に私を向かわせる。私自身、ささやかに成長中。そしてみどり軍団、にわかに増殖中。 PR |
石川先生の本、持ってます。
...が! まったく手つかずで放置されてます。 正月休みにでもやるかなぁ...
【2012/12/06 18:44】| | ヨシダ #56ac824213 [ 編集 ]
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石川先生、テレビにも出るし、有名だけど、たとえばうちの師匠とか、書壇で活躍しているような書家は資料としても買わないのよ。まあ好き好きもあるけど。
あれで勉強するのは難しいと思う。でも正月休み、せっかくだから、書き初めでもすれば。私、今特訓中よ。
【2012/12/07 12:31】| | みどり万能酱油(何をやらせてもそこそこのところまでこなす) #55ffc2c323 [ 編集 ]
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アマゾンで、なんかいい本ないかな~
...なんて気持ちで検索かけてヒットしたのがこの本だったのです。 石川先生のことは、ほぼ日や国立博物館での講演で知ってたもので。
【2012/12/07 13:00】| | ヨシダ #56ac824213 [ 編集 ]
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