11月はじめに日本から「蘭亭展」を観るためにやってきた私の師匠と首都博物館へ行った。行ったことない人行ったほうがいいよ。中国を見事に紹介している「歴史博物館」って感じ。
書道に関して、公式サイトにはこうある(写真もあるからこれ見て)。「有晋王献之楷书《洛神赋十三行》玉版本刻石、宋代黄庭坚草书《梅花三咏》卷、元代鲜于枢行草书《进学解》卷、清代郑燮行书《五经手读》册以及康熙、乾隆等皇帝的珍贵作品」。
王羲之の息子、王献之、私の好きな黄庭坚などなど、常設で名品が見られるのは有難い。前回行ったの、5年くらい前かな?董其昌、傅山、吴昌硕、王铎、何绍基……クラクラしたものだ。
ところがよ。行ってみたら、「张大千」展。10月18日から12月30日までの特別展を大々的に開催中。张大千(1899年-1983年)、そりゃあ有名だわよ。2年間敦煌の莫高窟に住み込み壁画の模写をしたし、日本に留学したこともあるし、アメリカにも住んでいた。彼の水墨画を見たい人は行けばいいけど、私も師匠も元明清の作品を見たかった。あ、でも、「张大千」展見たい人は是非どーぞ。写真はここから。
古典が見られなくても、「書房珍玩精品展」という名の部屋があって、すんばらしい文房四宝(筆墨硯紙)がある!と最上階へ行こうしたら、「改装中」。受付で「いつまで?」と聞いたら、「不知道」。あーあ、非常に残念。この最上階ってエスカレーターもなくて、最後階段で上がるんだけど、書家が見たら「うっとり~」な展示品ばかりなのにぃ!今、写真がたくさん見られるサイト探した。「书房珍玩」。写真見ただけで鼻血モンだわ。
首都博物館って「予約すれば入場料タダ」なんだけど、師匠を朝ホテルに迎えに行ったら、「今日は首都博物館へ行きましょう」と言うもんで、いきなり行った。1階の受付で私のパスポートを見せたら、3人分の券をくれた。あー、よかった。タダで。
あそこは常に特別展があるので、是非どうぞ。今のメインの特別展は「北京首都博物馆佛教文物珍藏展」(仏像など)。
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