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「1週間の日本滞在with数年ぶりにダンナ」ということで、旅行は近場の鎌倉へ行くことに決めた。私が「镰仓」[lián cāng]と告げると、ダンナは「行ったことがある」と言う。え?弟が「オレが運転して行っただろ。周が生まれる前だ」。あ、思い出した。静香が1歳のときに、弟がレンタカー借りて、日帰りで行ったわ。海を見た以外、具体的にどこへ行ったか全く覚えてないけど、ま、いっか。
1日目。朝ゆっくり起きても東京駅から1時間弱で、昼すぎには北鎌倉駅に到着。ダンナは去年大手術をしていて、疲れやすいので、お寺に行くなら一つか二つだと考え、まずは円覚寺へ。
山門。ダンナ「この門はいい」。え?お買い上げですか?(なワケないか)
ダンナに街並みと建築物を見せたく、見せ甲斐のある鎌倉を私は選んだのだが、正解だった。私が気がつかないようなところも見ている。「瓦を見てみろ。中国のよりシンプルだ」。 同居してないからさあ。パパがいろいろ説明してくれて、たくさんしゃべってよかったと思った。
最後は弁天堂。143段も階段を上がらなきゃいけないけど、ダンナ大丈夫かな。建長寺よりは短くてよかろと、ゆっくり進む。1時過ぎてて、何か口に入れたかった。目的は見晴らしと茶屋で半々。甘酒とみたらし団子を頼む。 私:ママが飲める唯一のお酒が甘酒なのよ。これひな祭りのときに飲むんだよ 静香:え?じゃあなんで私は飲んだことないの? (反省して今回酒粕買って、北京に持ってきたよ。白酒は私、飲めないから!) 円覚寺を出て、お昼を食べようと、鎌倉駅方面へ前進。東慶寺付近にいくつも食べる処がある。ダンナが工芸品屋を見ている間にお昼の場所を探す。工芸品屋に戻ると、「これいいだろ」とステンレスの大きめスプーン(1800円)を私に見せる。え?お買い上げですか?私なら買わないが、本人が気に入ったので購入。 お昼は『新とみ』。ほかの店はメニューの選択肢が少なかったり値段がやたら高かったりするのだが、ここはリーズナブルで種類も多い。ラーメン、寿司など。 食後、てくてく歩く。ダンナ「ここは文化人が住むのにはとてもいい場所だ。画家とか書家とか」。嫌なことを言うなあ。歩きながら自分のiPhoneでどんどん写真を撮るダンナ。「この家いい!買いたい!」。円覚寺は無理だけど、民家ならいいか(おいおい)。
建長寺到着。円覚寺も建長寺も入るとすぐ山門があって、二階建て。上には観音、羅漢像などが安置されているが、上がれない。階段だけ見る。 私:可以看梅花 ダンナ:不梅花。走走走 アナタの中国語間違ってますから、文法的に!
宿から徒歩1分の素敵なお食事処『松原庵』へ。私は主婦だから予算を気にするけど、ダンナは全然気にしない。ある意味ものすごく羨ましい。 酒、蕎麦、鴨肉がウリらしい。酒飲まない。ダンナ鴨嫌い。ダンナはかつて「蕎麦は砂食べてるみたいだ」と言ったことがあって、母親の打つ麺が何よりも美味いと思っているような中国人に蕎麦のよさはわからないだろうなあと思ったけど、看板メニューだから、温かいのと冷たいのを頼んだ。そしたら「これは美味い!」って。せいろ追加。「ここは海の近くなんだから、海のものを頼め」ってダンナは言うが、メニューには北海道産とか北陸産とか書いてあって、この近くで捕れた物とは限らない。それでも「海、海」って太刀魚のみりん干しとか、飲まないのにお酒に合いそうな物も食べて、計8800円。ダンナがうっとーしーのはいちいちiPhoneで中国元に換算して、「高くない!」などと言うことだ。 ご飯終わって、徒歩2分で海に着く。真っ暗で一人もヒトいないけど、4人で砂の上を歩く。結構散歩して、宿に戻ると、宴会をやっているのが聞こえる。娘が「『部長』って言ってた。初めて聞いたよ。漫画でしか見たことない。本当に『部長』って言うんだね」と、妙に感動(?)していた。 部屋にお風呂がついてて、ダンナは外の大きいのに行きたがらない。娘が「せっかくだから、二人で行って来てなよ」と強く勧める。今まで母子家庭3人で旅行行くと、息子はいつも一人でお風呂に入りに行く。弟のことを常に考える、良き姉。私も「是非」と言い、オトコ二人入ってきた。 こうして1日目が終わる。 PR |
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