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【2024/04/20 16:22 】 |
黃賓虹生誕150周年記念の展覧会等in北京
  中国美術館で「黄宾虹」の生誕150周年の展覧会を510日までやっている。ものすごーーく有名な画家だから、観ようと思った。





   でも、水墨画1枚見ても、5枚見ても、10枚見ても、私にとっては同じ。
  書家でなく画家だけど、字はやっぱり上手いなあ。




    ただ作品が並べてあるだけじゃなくて、こうやって、画を描く順序を大きく表している。これはどの作品なのかと、館員に聞いたら、「知りません」。おいおい!職業意識がめちゃ低い。



   あと、私はここに注目した。

    上の字の部分だけ拡大。あれ?印、曲がってるよ。

    に貼ってある説明。作品のタイトル、材料、サイズ、年代だけじゃなくて、なんていう字なのか釈文(款识)が、そして印もなんてっているのかがタイプされている(铃印)。これは非常に有難い。

 
  毎年二回ある故宮の書画館の特別展に、私はみどり軍団を率いて参観に行くが、その前にちゃんと自分で予習して、資料も印刷している。故宮のサイトにはすべての作品の写真と丁寧な解説、釈文もある。中国美術館はサイトにはないが、このように作品の横に貼ってあるから、それを見ればいい。文句を言いたいのは、国家博物館だ。昨年末から書道のすんばらしい常設展が始まったが、HPがお粗末。私、篆書、草書全部読めないもん。せめて作品名だけでも、リストアップするべきだ。正式に抗議しようと思っている。
    
    今回は黄宾虹の個展なんだけど、思いのほか、王铎の作品があった。え?本物??って二度見したわ。王铎なんて超超超有名な書家(1592-1652年)。黄宾虹王铎を臨書した作品が展示してあって、参考ということで、すぐそばに展示。ああ、来てよかった。




    1階のメインの会場は中央美術学院の油絵の先生、马常利の個展。1960年代始远赴青海、西藏高原、大油田,1970年代至新疆、深入太行山腹地,也在北京郊区、河北、山西、河南等多地写生创作雄气魄的北方景,1980年代至1990年又多次到南方写生」。いろんなところへ行っているから、それぞれの景色を楽しむがいい。

  
あ、明日で終わりだ。観に行けない人はHP

  最後に、おとといで終わっちゃったけど、ついでに観た書道展「刘艺书法脉」。刘艺は有名な現役の書家。20年くらい前に会ったことある。作品はここから
   



  
れツッコまざるを得ない。これは日本で売られているかなを書く紙。別に漢字を書くのは構わない。右に商品名「きりつぎ色紙箋」って書いてあるのは印刷。私、検索しちゃったよ。楽天市場でここへ10770円。中国人はこの作品をどう観賞するんだろう?

 
《昼食へ続く》

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【2015/04/11 08:40 】 | n博物館、観光地、散策 | 有り難いご意見(0)
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