× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
mixi「北京で書道」ではとっくにアナウンスしていたのだが、オークションの展覧会が12月2、3、4日開かれている。見に行ってしょぼかったら、ブログに書くほどじゃないなと思って、昨日書かなかったんだけど、今日行ってよかったよ。書道的には。
国際飯店会議中心へは初めて足を踏み入れたが、1階から3階、すべて展示会場。1階は書道的には石を見るべきだな。「田黄」という篆刻に使われる石があって、芋羊羹にも例えられるのだが、石一個で40万元っていうのもあった。 壷の類はよくわからないから、単に「緑色だからいいな」とか、そういう鑑賞方法しかできない(乾隆時代。22-24万元)。 二階へ上がって、書画。林散之、好き~。でも「これ上手いか?」と二点さっと見て、三点目を見ようとしたら、中国人男子がずっと見ていて動かない。「そんなにいいか?」と思って、よく見たらとてもよかった。これ一番上の字は「林」よ。にくい。「林散耳」と書いてある。 三階のほうが高く価値のある書画があった。呉昌碩の小部屋があって、あったーー。臨石鼓文(100万-120万元)。 それから私も私の師匠も大好きな何紹基も結構あった。何紹基の書はニセモノがあふれていて、オークションなど、どこで見ても「ニセモノ!」という著名な日本の書家を知っているが、その先生の気持ちになって、疑って見てみた。「人」の左はらい、何紹基っぽくない、かな? 拓本では「蘭亭序」があった。「蘭亭序」は実にいろいろな人が書いているのだが、これは定武と書いてあるので、欧陽詢バージョン(500万-800万元)。宋拓って、宋の時代にとった拓本なんだよ。価値ありすぎじゃあ! キリがないので、このくらいにしておく。後でまた写真足すかも。 何よりもこの展示でツッコみたいのは、加湿器。作品、濡れますがな。 私はどうしても書道中心に見てしまうが、絵画も結構あったし、茶道具もあった。北京にいなかったらこれらは見られないということで貴重。そして入場無料という有難さ。 さあ、会場へ行って「これはニセモノだ!」と叫んでみよう(←趣旨違うって!)。 展覧会:12月 2日から 4 日 北京国際飯店会議中心(北京駅の北。長安街沿い) オークション:12月5日から7日 北京国際飯店会議中心三階A庁、B庁 詳細はHPから。といいたいところだが、時間が書いてない。会場で聞いたよ。明日も朝9時から夜7時まで。 PR |
|
忍者ブログ [PR] |