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ものすごく恥ずかしい体験公開なんだけど、ネタになるからいいか。 息子、9月から中三。受験の年に突入。息子は中国籍だから、娘みたいにゆるくて甘い「国際部」なんていう逃げ道はない。ガチで受験。この中国で???そら恐ろしい。 息子は中一の後期から「一对二」(先生1人に対して生徒2人)に行っていた。科目は数学と英語。それはクラスの子が行くのに、「一对一」(マンツーマン)だと高いので、息子を誘ったから。1回につき1科目2時間。「一对一」1時間につき200元、「一对二到五」100元。先生1人に対して生徒が2人から5人は同じ値段。同じ学年でほかに生徒がいなかったから、二人で授業を受けていた。後にあちらの親が「周吾と一緒に受けると、こちらが損する」ことに気づき、分裂。周吾ばっかり答えちゃって、周吾のテンポで進むから、あちらは一緒に受けたくないと言い出した。こっちとしては「一对一は高いし、そのつもりはないので、知らない子でもいいから、同じ学年の子がいたらお願いします」と言ってあった。でもいなかった。結果「一对二」の授業料で、マンツーマンにしてもらっていた。夏休みに入ってから行かなかったので、お金が数百元残っていた。 それが1年前。去年の9月に中二になり、その数時間分だけでも行こうと思いつつ、ずっと行かなかった。先週夏休みに入って、息子が「化学だけ行きたい」と言い、私の携帯に残っていた事務の先生の携帯に電話すると、「現在使われておりません」。ネットで調べて電話した。 私:去年そちらに行っていた子どもの父兄ですが、中三の化学をお願いできますか 塾:学年と名前を教えてください。一番初めに申込みをしたのがいつかわかりますか 私:9月から中三。王周吾です。申込みは去年の2月でしょうか 塾:お調べしてから、折り返しお電話します
電話を切る。電話番号を検索したパソコンの画面を見て、ビックリ。「京翰」という別の塾に電話してた(おいおい)。だってぇー。「育才苑」で検索して、一番上をクリックして、「团结湖」校の電話番号にかけたのにぃ。どこで誤ったのか?
私:周!アタシ電話かけ間違えちゃったよ。どーしよー。もーやだなー。私の代わりに電話して! 息子:なんで?ママが間違えたんでしょ!
うわあ。七面倒臭い。人間やってるのがイヤになるくらいに。あちらから電話が来ないので、意を決して再び電話する。
私:今電話したものですが。(さっきと違う人が出たことでさらに面倒に)問い合わせを10分くらい前にしたのですが、かけ間違えました。 塾:あのー、おっしゃっている意味がわかりませんが 私:そちらは「团结湖」ですよね?(同じ塾の別の校舎にかけたことにするか)
息子がアタシのiPhoneを奪い取り、小声で「ママ!別の校舎ですって言ったら、じゃあどこですかって聞かれて面倒くさいから、本当のこと言いな」。私、腹をくくる。
私:すみません。本当は「育才苑」にかけたかったのに、そちらに電話してしまったんです 塾:そうですか。わかりました。でも、これもご縁です。これから申込むんですよね。グループ授業ですか?マンツーマンですか? 私:実はずっと行ってなくて、あちらにまだ学費が残っているんです 塾:いくらですか? 私:(なんでアンタに教えなきゃいけないのよ?私がここで数百元というと、うちに来てくださいと言うに決まっている)聞いてみないとわかりませんが。とにかくかけ間違えました。本当にすみませんでした 塾:育才苑が経営困難なのをご存知ですか?(出た!ライバルの悪口)地方では従業員に給料が出ていないんですよ。うちはきちんとしていますから。私は劉と申します。後でこの番号に私の携帯番号をお送りしますので、よかったら一度来てみてください
電話終わり。そこでもう一度確認して、その「育才苑」に電話する。フリーダイヤルも固定電話も出ない。ホームページに「请您留言」というのがあって、ネットでメッセージが残せる。そこに入力しても「邮箱不是标准邮箱格式」と出て、送信されない。郵便番号6桁は絶対に間違っていない。 それから「倒闭」(倒産)で検索すると、大同でこんな画像が→育才苑教育倒闭,赶快去要钱 ええええええええええぇぇぇぇぇえええええええええええ。まぢですかい?後悔先に立たず。早く消化しておけばよかった。 ダンナに話すと、「誰が悪い?周吾だ。自分でちゃんと勉強すれば、塾なんか行かなくていい」。捉え方が相変わらずデカい。 娘が中学受験のとき、学費を払うの苦痛だった。グループ授業なら、期間と額が決まっている。でもマンツーマンだと、だいたいを払う。あちらはたくさん払わせたいから、一回に40時間以上払うと1割引(だか忘れたが)、たくさん買ったらたくさん値引く。ダンナは「割高でもいっぺんに多く払わなくていい」と言い、その通りにした。 中国の店なんていつ無くなって逃げちゃうかわからないから、プリペイドとか信用できず、そうそう買えない。たとえばクリーニング屋。400元のカードを買うと、毎回1割引。800元だと2割引とか。でもいなくなるのが怖いから、高額を買わない。 今回は息子の授業料が、アタシの痛い授業料になってしまったという笑えない話だ。ちゃんちゃん。 PR |
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