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 故宮の書画館へ行ってきた。李白の「秋下荊門」(秋、荊門を下る)という詩を傅山が書いている。この詩については左大臣という人のサイトに詳しく書いてあるのだが、それをコピーする。漢詩の朗読


<釈文>霜落荊門江樹空 布帆無恙挂秋風 此行不為鱸魚膾 自愛名山入剡中
<和訳>霜が荊門に降って、岸辺の木々はすっかり葉が落ちた。布の帆は問題なく秋風の中にそびえている。この旅は大変美味だと伝えられる江南地方の鱸(スズキ)の刺身を求めての旅ではない。名山を見てまわるために、剡中に入っていくのだ


 刺身??李白の詩に刺身?と思い、興味を持った。

「鱸魚の鱠」という言葉には逸話があります。西晋の張翰という役人がいました。西晋時代は恐怖政治が渦巻き、身分ある人ほど危ない状況でした。張翰も保身のために故郷に帰りますが、その時「故郷の鱸の鱠が食べたくなったのだ」と言いました。ここから「鱸魚の鱠」といえば「保身をはかる」ことになり、李白は私の旅はそんな保身をはかるような旅ではないと、否定しているわけです。

 なますに注目し、さらに調べた。語源由来辞典

 なますは、『日本書紀』や『万葉集』に「膾」の表記で見られ、生肉を細かく刻んだものを指した。生肉は「なま(生)」+「しし(肉)」で「なましし」と言っていたため、「なましし(生肉)」が転じて「なます」になったと考えられる。「なま(生)」+「すく(剥く)」の意味とも考えられるが、「生」に付く語という点から見て、「剥く」よりも「肉」の方が良いであろう。調味した酢にあえることから、なますは「なま(生)」+「す(酢)」とも言われるが、なますに酢が用いられるようになったのは室町時代以降なので、「生酢」の意味ではない。漢字の「膾」は、肉を細かく刻んであわせた刺身を表す字なので「月(肉月)」が用いられている。その後、魚肉を使うようになり、魚偏の「鱠」が用いられるようになった。野菜や果物だけで作ったものは「精進なます」と呼ばれ、魚介類を入れないことや、本来の漢字が「膾」であることから、「精進膾」と表記される

 作品は見ての通り、究極の一筆書き。グルグルグルグル、ずっと繋がっている。楷書に近い字もあるので、釈文と対照すれば、なんという字かわかりやすいと思う。一行目は字の中心がすべての字で揃っていないのに、行で見ると、ピシっと縦に揃っている。私は一行目7字目の「空」という字が好きだ。



 書画館の他の作品についても、近く紹介したい。

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まるで
学生時代、授業中、眠気と闘いながらノートに書いた字がこんな感じ。
後から見直してもまったく分からない…

あ、みどりさん怒んないでね。
功夫man 2016/06/13(Mon)11:17:04 編集
怒らないわ!
これ上手なんですよ!ヘタウマじゃなくて!だから、兄貴がこんな字書いてたら、弟子入りするわ。
みどり杀油拉拉(再见,但好像有永别的意思) 2016/06/14(Tue)23:18:14 編集
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