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【2024/11/29 05:35 】 |
偏と旁の兼ね合い(糸偏)in北京
 私がmixiに「北京で書道」コミュニティを作ったのは、ブログに書けないことを書こうと思っているから。でもmixiに登録したくても、日本の携帯がないからできないという友人あり。
 いやあ、でも本当は「中傷誹謗」とかしたいんだよなあ(おいおい)。


 本題行くわ。

 ペン字を教えてくださいという人が結構いるので、目の前で自分の字を書いてもらう。本人は「上手くないのはわかっているが、どこをどう直していいかわからない」と言う。だから私が「ココは改善の必要あり」とポイントを指摘する。

 
3fa000ec.jpeg 偏の右側は一直線にそろえること。
 
たとえば「糸偏」は1のように、一画目の初めの真下に二画目を始める。三画目の点もその真下に書く。
 2みたいに下に書くほど右へ寄っていくと、旁を書くときに、4のように無駄な空きができる。

 私の意図は3はいいけど、4は下手だと読者に思ってほしいのに、あまり下手に見えないな。失敗作だ。

 

 毛筆もそうだけど、「手習い」より先に「目習い」。目で(=頭で)どういう形が美しいのか理解して、それから手で訓練。

 日本にいる人は是非youtubeを見て欲しい。この「結」という字が美しいかどうか。
http://www.youtube.com/watch?v=Va_ribjZ3CQ&feature=related (5分強)

 
 それから「もう40代ですが、字は直りますか?」とよく聞かれる。私の答えは「直ります」。自分のヘンなくせをまず知ること。そして直そうと努力すること。私にすがる人が複数いるが、絶対直してやる!


 日本でペン字の本を買って、お手本そっくりに自主練するっていう方法は私はダメだと思っている。お手本がないと書けない危険性があるのと、自分の今書いている字を直すという方法のほうが習得が早いと思うから。
 
 
 

拍手[12回]

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【2012/04/28 09:08 】 | n書道 | 有り難いご意見(3)
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有り難いご意見
No title
先生、有り難うございます。
「糸へん」、まさに私の人生の課題!!永遠の挑戦です。

40過ぎても字はきれいになります。私、修行を極めて証明したい。

みどり先生のお稽古、本当にためになります。
【2012/04/28 12:23】| | ペン字修行中 #9a84b8d431 [ 編集 ]


この動画の書き手の方は、二十うん才違いの大学の後輩で、在学中に北京に留学していたとのこと。
これを披露し続けている精神力に脱帽です。きっと逆手にとったものすごい戦略なのか?
いかに書の上達が難しいか、よおーくわかります。
【2012/05/06 17:14】| | 鉄筆 #1d6c5eac13 [ 編集 ]


げっ、プロが来た
逆手にとってくれていたら、それはそれで教材なんですけど、書道の素人の中には「きれいですね」と評価する人もいるにちがいない。

主観的な意見があまり載らないwikiでさえ、「書道教室を開いているが、肝心の技術力が低いことで有名である」。彼には先生がいないんですよね。今からでもいいから先生を探せばいいのに。

武田双雲もそうですが、問題は「センス」でしょうね。鉄筆先生の爪の垢でもあげて、いや、もったいないな。

というわけでペン字修行中さん!自身に見る目があって、先生は選らばないといけないという話でした。
【2012/05/09 09:28】| | みどり苏幕遮(范仲淹) #55ffc2c37d [ 編集 ]


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