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Posted : 2018/09/25 18:39
二日目。宿で朝ご飯を食べて、その宿一帯をタクシーでまわることにした。中国じゃないからね。2、3時間のタクシー代高いよね。芸術祭の広範囲をいろいろ回ってくれるオフィシャルツアーが二つあって、それも迷った。

・カモシカぴょんぴょんコース
・シャケ川のぼりコース

以上の割とふざけた名称。9:30に越後湯沢駅発で、17:50に十日町駅着。途中下車可。昼食、作品鑑賞料、バス代含む。一人9800円。

一日連れて行ってくれて、お昼代込み。でも、わてら4人だから4万円。結局これを選択しなかった一番の理由は、うちのダンナ。芸術がわかる人だから、共感できたら長く見たいし、批判的だとすぐ去りたい。ツアーに向かない。社会に向かない。それでタクシーにした。

タクシーの台数も少ないから、予約が必要で、朝9時に旅館に来てもらった。運転手にこちらの希望を言い、一つ目の目的地へ。10分くらい乗って着いたら、ナント10時に開く。ということは、ほかもそうでしょう。50分も待つのはもったいない。そしてすぐ「清津峡へ行ってください」と変更をお願いした。

芸術祭の作品は全体では300もあって、範囲がかなり広い。全部行ってられない。泊まった宿のあたりだけで十分だった。「清津峡」は非常に遠い。行くのも迷った。しかし、個人的に親しい早野さんから7月に「僕の事務所も参加しているから是非見てください」と言われていた。知ってる人の作品は見なきゃと出向いた。

MAD Architectsという建築事務所が北京にある。马岩松党群、早川洋介さんの三人で運営する建築事務所で、朝陽公園の南の墨色山水(写真ここ)、アメリカのジョージルーカス博物館(写真ここ)の設計等をする等、世界でかなりご活躍。

清津峡は日本三大峡谷の一つ。トンネルが1996年にできたけど、750mと長いし、トイレもない。誰も来ない。今年4月にMAD Architectsによりリニューアル。

私達の泊まった旅館からここまでメーター降ろしてもらって9000円。バスの本数も少ないけど、帰りはどうにかしよう。着いたら、運転手には去ってもらった。駐車場から入坑口まで徒歩3分。その間に土産屋、食事処がある。そこでタクシーを呼んでもらえることは確認した。

入坑口。


中は、赤、緑、黄色と、カラフル。




これ何かな?と思ってよく見たら、トイレだった。見える?家族四人で並んで記念撮影。北京で早野さんに「中から景色が見えるようになっている」と聞いていたのを思い出した。



中に入ってみると、果たして本当に中から外が見える。ここには二つトイレがあり、無駄に両方入ってみたりした。こんな山奥で、水を引くのも大変だろうに、ウォッシュレットだった。下水の設備も大変よね。


外から見えないのかなと思って、外に回ると、ナント中が薄〜く見えた。ただし、位置が高いので、覗けない。あ、ジャイアント馬場なら……(例えが昭和?)。

途中にある見晴台。

ライブ配信する、いやな亭主。

着いた!これが突き当たり。パノラマステーション。


こっち↓は娘が撮った。


アホみたいに「インスタ」好きな人が、鑑賞という高尚なことをせずに、ただただ撮りそう。予習で見ていた写真では真ん中は白くなかった。これはアクリルガラスなので、本当は透明。この日は天気が悪く、空も白けりゃ、柵も白。それはとても残念だった。

ここには浅く水が張ってあって、見事に半円が映る。本当はまん丸に撮るのがよかったんだと今気づいた。ここでサンダルを脱いで、バシャバシャ歩く子どもも大人もいた。四辺(端)は水がないので、靴で歩ける。

柵のところまで行き、景色を見やる。このトンネルはこの景色を見るために作られている。



渓谷美を形成する岩は「柱状節理」といい、溶岩が冷えて固まる際に 収縮してできるもので、非常に珍しいものとされています。 清津館HPより。

トンネルを戻る。トンネル出てすぐに、これも作品「ペリスコープ」by MAD Architects。


一階がカフェと売店。二階が足湯。トンネル内に湧き出た温泉水を利用している。


北京に戻って来てから聞いたのだが、上に特殊な反射装置があって、真上なのに、横に流れる清津川の景色が映るようになっていたという。その角度の設定でご苦労なさったと。ちゃんと見なかった!


パノラマステーションに立っていた案内の人としゃべったんだけど、芸術祭いのたくさんある作品の中で、「今年の人気はキナーレが一番。ここが二番」。私はブログ用だけど、若い子、写真撮るの好きだもんね。

北京から帰国するときに乗ったJALの機内誌にも、東京から乗った新幹線の雑誌にも芸術祭の記事があって、どちらにもこのパノラマステーションの写真が載っていた。そのほか、東京でパラパラ見た一般の雑誌にもやはりこの写真は多く載せられていて、話題沸騰。誰も来なかったトンネルがこんなにも注目を浴びて、MAD Architects様様だと思う。

<続く>

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写真が美しい
旦那さんがツアーに参加出来なの、分かります。うちもそうです。団体行動出来ない。
家族単位でも。

トイレは上から覗いたら、中が見えちゃう
のですね。

娘さんの撮った写真は雑誌に載ってる
ような写真ですね。

ダンナさんが生ライブ(?笑)してる所、
ちょっと見てみたいです。
sumari 2018/09/26(Wed)17:53 編集
家族単位でも←ぷっ
でもお宅のご主人はサラリーマンやっているんだよね。うちよりずっとマシだと思う。そういう仕事、絶対無理だから。

ネット配信は「回放」できるやつがあって、ダンナのはそれじゃなかった。よかった。とてもよかった。
みどり人只有在让自身美丽的时候才拥有去接近美的权利 2018/09/27(Thu)17:51 編集
ダンナは自由人
うちは旅行でホテルに着いたら、部屋に入って5分
で行方不明になります。ホテルの中や外を一人で
探索に行っているようです。
あと時間の厳守が出来ません。
それなのによくサラリーマンしてると思います、笑。


回放されたら大変ですね。


sumari 2018/09/28(Fri)14:14 編集
中国人は自由人が多い?
サラリーマン、クビにならないんだから、ちゃんとこなしているんだよね。うちのダンナ無理。

先日、中国人と仕事をしている日本人が、いつも振り回されてと嘆いていたが、ダンナがこの人と仕事をしたら、私がいつも謝っていたんだろうなとゾッとした。
みどり冈仓天心(美术家) 2018/09/28(Fri)22:41 編集
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