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前回の「子育て、子ども/娘、真面目に日本語学習開始」に続く。 3月に初めて「ちゃんと日本語勉強しよう!」と言ってからそのままだった。普段学校の宿題もあるし、どうも私に根気がない。 数日前私が「二回目張り切ってやりましょう!」と、光村図書の小学校の国語の教科書を読んでもらう。一年生(下)。普段北京で生活していて使ったことのない日本語を知らないはずだ。「モルモット」という単語が出てきて、「知ってるの?」と聞くと、「動物園で抱っこした」と言う。そう、上野動物園でウサギやモルモットを抱っこさせてくれるコーナーがある。そこでウサギじゃなくて、モルモットを抱っこしている。「中国語で何ていうの?」と聞いたら「豚鼠だよ」。おいおい、ブタネズミですかい。 何しろ教科書は小学一年生レベルだからね。ほぼわからない単語はない。でも一つ。娘ったら「たこあげ」が「蛸を揚げる」だと思った。「うわー食べたい」と心で思う私は口では「放风筝だよ」と中国語で説明する。 おとといの夜は私が眠くなり、「ああ、静香。自分で読んでて。わからない言葉があったら、ママに聞いて」と言い、寝てしまった。その後自分で読んだ模様。 昨日、二年生(上)を読むのを私が横で聞く。小学二年生レベルだとひらがなが多くて、読みにくい。娘にとっても漢字が多い方が読みやすいはずだ。今時の教科書ってアタシらのときのと違うね。見開きで「ウォーリーをさがせ」みたいな二ページがあって、次のページに「まいごのおしらせです……」。青いワンピース、白い帽子の女の子を探すといった具合。娘が読むときちゃんとウグイス嬢の声色で「ピンポンパンポーーン。まいごのおしらせです」。おいおい!臨場感溢れすぎだわい。 教科書の本文のすぐ後に載っている「○○しましょう」も解いてみる。たとえば「ーーみたいな、ーーようなをつかってみのまわりのことを書きましょう」。娘すかさず「きのこみたいなきのこの山」。続けて「たけのこのようなたけのこの里」。上手い!アタシも負けちゃいられない。「きのこの山みたいな蘑古力」。韓国系のお菓子メーカーが出している蘑古力の写真を見たいヒトはここへ。 娘「蘑古力が美味しくなったんだよね」。私「あれはすごい進歩だよ。前は粉っぽかったもん」。どんな会話やねん。娘は私の遺伝子を色濃く受け継いでいて、超ツッコみ系。挿絵でわざと子どもが描いたような絵を見ると、「いくらなんでもひどすぎる」とか、「ちょっとママ、これはないでしょ」と。 PR |
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