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高校入試まで100日in北京

土曜日に息子が「ママ、月曜日保護者会だよ」と言う。え?えぇえ??二日後?連絡がいつも急だ。「昨日わかったけど、言うの忘れてた」と言う。それにしても急だ。ものすごーーーーーく困ったのは、日本から非常に大事なお客様が来て会うことになっていて、私もダンナも行けない。どう考えても行けない。でも、入試は大事だ。さんざん迷って、息子をとったよ。私泣く泣くあちらを欠席。


なんでこの時期保護者会なのよ」と言う私に、娘が「百日誓だからだよ。ほら、静香のときもあったじゃない。一横っていう人が来て」。思い出した。いや、あれは忘れられない。娘のときはあまりにもインパクトがあり、ショックを受けて、それをネタに文章を書いたものが出版された(というより、出版する本の原稿をこれにした。過去記事へ。本はこれ)。


百日誓」は「あと百日頑張ります!」って宣言するビッグイベントなのよね。百度百科にも書いてある。中考百日誓大会指大多初中在距离中考只有100时举行的一次全校性大型生会」。高三はやらなくて、中三はやる?っつーか、そんなヒマあったら、英単語の一つでも覚えれば?と思うが。


で、息子の中学も盛大に開かれた。中三の父兄がまずは講堂に集合。真ん中が生徒で、コの字で囲むように横、後ろに父兄が座る。


司会の先生がマイクを持つ。「敬爱的领导,老师,学生,家长,下午好」(中央电视台の司会者じゃないんだから!)今天百忙之中なんたらかんたら」で始まり、ビデオが流される。どこの学校でもこの手法というわけでないらしい。友人のところは先生の話ばっかりだったと言うし、娘が中学のときも全体ではスクリーンを使うことはなかった。


デカく映し出された生徒が「入試まであと100日。……疲れる」とか、「入試まであと100」で始まり、二言三言、10人くらいが次々に現在の気持ちを述べる。


司会の生徒は成績優秀な男女一人ずつ。マイクで進行を進めていく。校長が話す。校長が参加するのって実に珍しい。校長ってそうそう会える人物ではない。娘の中学の校長なんてついに最後まで一度も見なかった。卒業アルバムもないから、校長の顔を私は今でも知らない。そういう意味で息子のところは気合入ってるなと思った。


生徒代表が長くスピーチ。司会者が座席に入って行って、生徒数人にインタビュー。「あと100日ですが、あなたの心情は?」。親への感謝を述べる子が多い。一番最後の男子、涙ぐんで、いかにお父さんに感謝しているかを述べ、「最后送爸爸两个字」(お父さんに二字を贈ります)と断った割に、「谢谢您了」と言ったので、外野から「四个字」と突っ込まれていた。同じく涙ぐんだ女子。「お父さん!小一から今日まで9年間、毎日送り迎えをしてくれて、ご飯も作ってくれて、本当有難うございました」。えぇえ??15歳はもう送り迎え要らないんじゃ?ご飯作ってもらうって、父子家庭?かかあ天下?


そのあとは父兄。あらかじめ録画してあった10人くらいの父兄がそれぞれ「皆さん頑張って」などと話す。司会者が座席に入って来て、父兄にインタビュー。え?アタシ指名されたらイヤだな。中国語できないしぃ。「ゴホンゴホン。喉が痛くで喋れません」ってまぢで言おうと思っていたくらいだ。緊張の中、私の3人前の人が指名される。「だれのお母さんですか?」「王某の母です」。「今日参加してみてどうですか?」。そこでわかった。指名される人とは予め連絡をとってある。だってそのおかあさん、メモを読んでたもん。なんだ、そういうことか。ビビって損した。


3年生を教えている先生全員が前に出て、しゃべる。


最後は生徒全員起立。右手を挙げて、スローガンみたいなのを、司会者に続いて、叫ぶ。長い。声がデカい。終わる。1時間半よ。みんな、しゃべるの長いっての。司会者が「到此结束」と言い、ああこれでトイレに行けると喜んだのも束の間、校医が出てくる。「私に10分ください」。えぇ?保健室の先生が10分もしゃべんの?


高校進学にあたり、身体検査をするのよね。つまりひどい病気の子は入学できないってことだ。私も北京に語学留学するとき、したけど、日本はないよね。10分もしゃべったけど、大事なのは検査当日、朝食はとらないこと。前日の夜は油っこいものを食べないこと。それくらいだ。あと、トランクスじゃなくて、ブリーフ履いてきてくださいって。なんで?


この全体集会のあと、クラスへ分かれたのだが、本当は受験5科目(国数英物理化学)の先生が入試までの勉強について、最近の成績について話すべきだ。ところが入試のことで外で会議があり、2科目の先生がいない。担任も「私も明日その会議に行くので、学校に来ません」。意味わからない。あと「英語の先生は私用で帰りました」。おいおい。百日誓」より大事な用って、葬式以外許さないよ。かつて1年生のとき「××の先生は幼稚園へ子どもを迎えに行くので帰りました」にはビックリしたが、ここは中国。何があっても、ビックリしないわい。


帰宅後、息子が「生徒が起立っていったとき、周吾は椅子から落ちちゃったの。寝てたから。ママ見た?」って。おいおいおいおいおいおいおい!私は反対側に座っていて、気がつかなかった。見たかったなあ(おいおい)。「具合悪いと思われたんじゃないの?」「寝てたってバレた。先生、睨んでた」(おいおい)。だって前日寝たの1時半だもん。6時起きだから、5時間も寝てない。受験生は大変だ。

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【2015/03/20 18:26 】 | 中学校 | 有り難いご意見(3)
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有り難いご意見
干巴爹
日本語ではほとんど使わないこの言葉を久しぶりに使ってみた。爹を使うのはどうかと思うけど。勒に替えたらどうかな。いや実際のところは累か。いついかなるときも必要あれば眠れるのはよいことと思う。(と、ママに言っといたよ、周吾)
【2015/03/21 14:48】| | はくしょん花粉だユキヤマ #28a3f4f7a9 [ 編集 ]


周吾、大物
僕が親として出席していたら、インタビューに対する答えで、場の雰囲気を壊すようなことを言うだろうなぁ。今でも嫁さんに、もうお父さんそんなことを言うのはやめてよ!と叱られることが度々あります。
でも中国だったら、変なことを言った日にはとんでもない報復を受けそうな気がするからおとなしくしてるかも。
トランクスよりブリーフ、というのはお腹と大事なところを引き締めて保温するという意味があるのでしょう。
緊張するとお腹が痛くなる人が多いんでしょう。僕もそうだし。
それにしても、周吾くんは大物だなぁ。居眠りして、椅子から落ちるなんて。
睨んだ先生なんか気にするなよ〜。
【2015/03/22 11:41】| | 功夫man #582ff9b357 [ 編集 ]


)応援アリガト
私、一瞬このコメント、意味わからなかったよ。「干巴爹」はわかるのに2秒かかった。わからない人のために「意思:加油! 日语:顽张って」。日本語嫌い?干巴勒っていうのもあるんだよね。干巴〇はいろいろなバージョンがある。

功夫man氏、200人くらいの前で中国語で即興で喋れます?いやあ、ビビった、ビビった。私も寝てて椅子から落ちたことあります。中学のとき、LL教室なんてなくて、クラスで2人だったかな。同じ区のLL施設があると中学へ土曜日だけ、3カ月だったかな。英語のクラスに行ったんです。最後に修了式がその中学の講堂であって、私、寝ちゃって、もう終わるってときに椅子から落ちた。具合が悪いと思われて、みんなに「大丈夫?」って聞かれて、即座に病人のフリした。さらに忘れられないのは、式が終わって帰るとき、同じ中学の子とミスタードーナツ(だかなんだか忘れたが)に寄って行こうってことになってけど、みどりは具合悪いから早く帰ったほうあいいんじゃないかと言われて、大丈夫と言ったこと。苦い思い出だ。
【2015/03/23 08:36】| | みどり龙珠Z 复活之「F」(ドラゴンボールZ 復活の「F」) #55ffc32bf6 [ 編集 ]


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