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みどりの果敢な北京生活(忍者版)

10月13日。最高気温22度。最低気温11度。空気質量指数185。

死ぬまで勉強in中国

昨日の朝、息子の担任から電話がかかってきた。「昨日の宿題をやっていません」。ほかにも山ほど言いたいことがあるから、学校へ来てください。ええぇぇええええ?私、登校拒否。朝9時という時間はダンナは寝ている時間なのだが、電話する。「おまえが行け」。前回(って何回呼ばれてんのよ?)はダンナが行ったから、今度は私か。


12時半頃、職員室に到着。3年生を受け持つ5人の先生がいる、その部屋のドアをノックして入ると、担任はこちらに背を向けて電話をしていた。文句のある父兄に、「こうこうこうなんです。なんてイヤな子なんでしょう。クラスでそんな子は1人だけです」。ものすごい勢いで怒っている。私の入室に気づかない担任。ほかの先生が何の用かと聞くので、李先生に呼ばれたと告げる。そこで李先生、こちらを向く。「ここに座ってください」と先生の机にピッタリ寄せられた、横の椅子に座らされる。反対側には別の先生の机があり、この椅子は動かしようがない。私が来たというのに、言いたいことが多すぎて、電話をやめない担任。っつーか、もう怖くて怖くて、私が怒られているようだった。


 その間、一番奥にいた国語の先生が「周吾のおかあさんですね。テスト、ちゃんと回答を書かないんですよ。2行は書かなきゃいけないのに、1行で終わり。またはその半分。あれでは点数はとれません」。ひたすら謝る私。心では「だってできなかったらしょーがないしー」。


 担任も国語の先生も何回も「讨厌的孩子」「真烦人」。これ日本語にしたら、なんだろう。嫌な子虫唾が走る死んでしまえ(←言い過ぎだよ)。いやでもそのくらいキツい口調だった。これ日本の先生なら言わないだろうね。モンスターペアレンツとかいるし。


 しかしながら、なのよ。入試まであと2カ月を切って、なぜこの時期に呼び出すかというと、「やればできるのに」という期待があるから。見放してない。ここで以前書いたけど、今息子は全然やる気がない。自信がない。そしてそれが毎日のように行われる模試に現れて、順位が下がっている。それを救おうという先生の気持ちがすごく感じられた。これ以上詳しいことは書けないので、会った人に話す。


 


今週の水木金で卒業テストが終わった。普段の中間、期末テストも、中考(統一高校入試)も3日間にわたり実施される。今週の卒業テストの場合、1日目と2日目は次のテストの準備もあるし、通常通り授業をしたが、3日目は1科目テストして、帰宅するということもありうる。クラスの子が老师,考完试放假吗?聞いたんだって。そしたら担任が「放什么假,一直学,学到死」と答えたと。ぷっ。死ぬまで勉強って。


  うちの息子、中国籍だから、これ何?大学入試もこんな感じで、あと何年続くの?私のほうが精神力、もたないわ。

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この記事へのコメント

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大変だな…

活到老学到老、なら聞いたことあるけど、学到死とは…
子どもたち、人生に絶望しそうだな…
  • from 功夫man :
  • 2015/04/26 (11:28) :
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大変だよ。でも

先生、「学到死」と言ったって、卒業は間近で面倒みるのはあとわずかなのにね。そういう精神でいろということか。でもまあ、みーんなこういう受験地獄の中にいるから、そういうもんだと思っている。ほかの国の学校の勉強はもっとゆるいとわかっていない。それが救いです。

数日前に書いた河北省の勉強ばっかりやってる高校の卒業生はほとんどがその軍隊式の学校管理に後悔していない。私は自分の高校時代、クラブがとても有意義で楽しかったから、そういう経験を中国のほとんどの高校生がしていないのが残念だと思っています。
  • from みどり阿尔斯兰战记(アルスラーン戦記) :
  • 2015/04/27 (08:21) :
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画一指導

人口多過ぎて難しいところも多いのでしょうが、点数第一の競争式教育方式の限界もあるのでしょう。ご子息は優れた才能と可能性を持っていらっしゃいます。それを上手く引き出すのに、現時点での教育システムと先生の技量(対応方法)がついていってないのだと思います。
問題数をこなすとか、暗記するとかいうのが得意な生徒には合っている教育システムかもしれませんが、訓練のような方法ではなく、斬新な発想法を育てるとか、ストレスのない環境で理解力が伸びる生徒もおり、従来とは違う教え方で成績を伸ばすという発想がないのでしょう。というか、言うことを良く聞き、従順に指示に従い、斬新な発想などしない人民を育てることこそが教育理念なのかもしれません。

先日、家庭が貧しく中学校にも行けなかったが、機械工から始めて、友人と屋台を共同経営して売却し、売却益で精密部品製造工場を立ち上げて、現在年商27億円の老板になったという50代の方にお会いしました。お金を成功の目安とするなら、この方は大成功されたのでしょう。学歴だけが成功の条件ではないという例。一流大学のMBAを取得しても全員が年商27億達成するとは限りません。

ご子息も手に職を付けて働く方が良いと言いたいのではなく、人間、持てる才能と力を発揮できるのは学校や成績だけでなく人生いたるところにあるのだと思うのです。

ご子息は優秀です。才能も語学力も素晴らしい(書の腕も)。教師が上手くやる気を引き出す教え方をしていないのです。

そうは言え、じゃあその子に合う教育法の学校へ変わるという選択がだれにでもできる訳ではないので、そこが悩みどころなのですよね。
  • from ペン字修行中 :
  • 2015/04/28 (11:15) :
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おっしゃるとおりで

私はまずコメント欄にこんなに字数が入るんだってことにビックリ。たぶん忍者ブログだけですよ。

昨日も息子が「周が小さい頃からママが厳しくしなかったから」って言ったから、私怒ちゃって、「もうそれは言ってもしょうがない」。まだグズグズ言うので、椅子を床にぶんなげました。隣のうちに小学校1年生がいて、よく奥さんが息子を叱っている派手な声が聞こえ、「私が文句言う」と言うと、子ども二人で「ママ、人のこと言えないよ」と言われ、留まっています。

うちの息子、日本の大学ならいいとこ行けるんじゃないかと私は思うんだけど、本人は日本の大学にまったく興味なし。中国の大学はつまらないと思うけど、美大ならいいかと思っている。

今朝、適当にとんでいって、中国の教育について書いている人のブログを見たのですが、「中国人は作文が書けない。模範作文読んで、それをマネしているだけだから」。まあ私が普段感じていることだけど、創造力に欠けるのは中国人の欠点。少しずつは変わっているのね。課外活動を増やそうとか、机上の勉強だけじゃなくとか。ただ、その少しずつがあまりにものろい。

日本は今、二極化が進んでいて、勉強する子としない子に分かれ、真ん中が少ないって、よく聞きます。それも問題だな。
  • from みどり迷宫饭(ダンジョン飯) :
  • 2015/04/29 (09:15) :
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無題

夫の親戚の子が去年中考(高校入試)終わって、まるで廃人のように放心状態でした。中学はもう卒業したし、高校入学までのんびりできるのかと思っていたら、入学手続きに行ったらまだ入学してない高校から大量の宿題を渡されて、しかも入学式の翌日にはクラス分けテストがあると知って、またまた勉強机に向かってました…(涙)結局、大学入るまで続くのかも知れません。

中国人の作文、模範作文ばかりで面白くないと思っていたら、最近の大学生はそうでもない人がちょこちょこいます。大学で日本語を教えていますが、作文の授業で最初「日本では作文をこう書く」と説明し、上手に書くより自分の言葉で書く重要性を日々強調すると、半年経った今、作文がかなり自然で面白く、そして個性あふれるようになりました。大学入試の作文が模範的作文の強要なので、それしか書き方を知らないだけで、決して中国の学生に個性がないわけではないとわかってほっとしています。面白いことに、一流大学より三流大学の学生の方が、日本語は拙くても個性あふれる面白い作文を書いてきます。
  • from はとぽっぽ :
  • 2015/05/12 (00:52) :
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現役の先生の意見有難うございます

思い出しました。娘が小学校を卒業して、中学に入る前、7月に登校日があって、早速宿題出ていて、私はたいそう驚いた。日本だとないですよね。宿題。コメント欄に書いたことがありますが、早い子は中三の3月に「签约」でもう進学が決まっている。でも、高一のための分班考試があるから、まだまだ勉強する。エンドレス。

うちの娘はこれまたレベルの非常に高い高校に行っているのですが(外国人はゆるいので入れました)、娘の話では中国人の同学はちゃんと作文を自分のことばで書いていると。そりゃ、中にはいるでしょ。まともな子。ただ小学校から大多数の教師が悪いから(小学校からやたら模範作文を読ませ、暗記までさせるから)、大学生が論文書けないの、因果応報だと思います。はとぽっぽさんみたいな先生ばっかりだったらいいのにね。半年で力がつくのは教え方がいいんでしょうね。

あと、日本なら作文が上手なのは一流大学とか三流大学とか関係ないかなと思います。いやなんとなく一流大学のほうが上手いような気がする(私、三流大学ですが)。でも中国だと学校の成績のいい子に柔軟性が足りないのかなと。
  • from みどり道重沙由美(道重さゆみ) :
  • 2015/05/13 (09:39) :
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大学生の卒論

5月に入ってから毎日毎日大学生の卒論を見ていますが、正直頭が痛いです。日本語のレベルは普段から見ているからそんなに驚かないんですが、社会の物事に対する見方があまりにも画一的というか、一面的で薄っぺらい。この社会には正解のない、白黒つけられない問題がいっぱいあって、だからこそ皆解決できなくて悩んでいるはずなんですが、この一面的な見方しか提示できない学生たちを見ていると、多様性を認めないこの国の高校までの教育のあり方をどうしても考えてしまいます。また、図書館やインターネットで資料を集める集め方も知らない。実際一流大学の図書館でも、特に中国語の本で論文の参考にできるような良質の本はほとんどなく、台湾で出版されたものか、日本語の原著をあたるしかありません。これは学生だけでなく、中国の学術界、出版界全体の問題でもありますが。

日本語学科というせいもあるでしょうが、大学では本当に専門以外の一般教養の授業がほとんどないのも問題だと思っています。また必修科目が多すぎて選択科目が少なく、毎日暗記の宿題が出て、テストの成績順で留学の推薦が決まったりするのも、何だか高校の延長をずっと引きずっているようで、学生たちの間でも不満があるようです。関係ない話を長々とすみません。。。
  • from はとぽっぽ :
  • 2015/05/14 (23:59) :
  • Edit :
  • Res

最近ブログ更新してないんですね

インターネットで資料を集めがダメなのは意外です。だって、うちの子達見ていると、映画、アニメとかドラマ、俳優なんかはよく調べて、知っている。サブカルチャーが好きな中国人、ネットを駆使していろんなこと、できそうだけど。図書館は無理かな。

中国は小学校から「主科」重視。期末テスト前になると国数英しかやらないし、体育、美術、音楽などが人間にとって大事なのがわかっていない。画一的なのは国がそういう人材しか求めないからですよね。改革しないと。

私は中国の大学の内容はまったく知りません。はとぽっぽさんのコメント見て、ふむふむと思う読者もいるでしょうし、また何か書いてください!有難うございまーーす。
  • from みどり重力共鸣(重力シンパシー) :
  • 2015/05/17 (09:13) :
  • Edit :
  • Res

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