だーかーらー、機械操作年齢65歳にハイテクノロジーを駆使したイマドキの製品は無理なのよ。iPhoneが使いこなせない。使いこなせないなんてもんじゃない！操作を覚える気さえ失せる。

　使い始めてすぐにiPhone利用に詳しそうな若い男に会った。「あーあ、みどりさんはね、手に油がないから。なかなか反応しないでしょうね。うちの親がそうですもん。若いと大丈夫なんですよ」。おいおいおいおいおい！でもそれ反駁できない。まぢ反応しないから。あと20歳若かったらなあ（おいおい）

まだ家族の電話番号しか入ってない頃、みどり軍団10人とランチ。紙に私の電話番号を書いたものを見せて、「すんません。お手数ですが、この番号に短信を送ってください。そうしたら私が簡単に登録できる」。若いほうからどんどん私に番号が送られてくる。でも、ショートメッセージじゃなくて、電話をかけてくる年輩者複数あり。私の隣に座っていたマネージャーのようなデキのいい人が皆さんに「ダメダメ。電話だと誰だかわからなくなっちゃう。先生困っています」。まぢ困った。

料理の写真を撮ろうとするも、「え？なんでアタシの顔が写っちゃうの？」「先生、右横のマーク見えますか？それで反対になるんですよ」。え？知らず知らずのうちにタッチしてたってこと？私の目から頭までを何枚も撮っちゃった。要らないっつの！後日懲りずに何度も自分の意思とは裏腹に自撮りしてしまう私。もうこうなったら、やけっぱち。アイドルブロマイドとして売り出すのも一考（なはずもなく）。

iPhoneってしょっちゅう充電してなきゃいけないのね。電気代もったいない。私は元々夜9時から朝6時は携帯はオフにしている。それでも電気食うなあ。

息子も娘も操作がわかるので、家ではいろいろ教授いただく。娘曰く「ママ、亮君が教えてくれた。オフにするとき、飞行模式にしておくと、電池の減りが遅い」。

私はある日一人で出かけて、地下鉄を降り、そのあたりの写真を撮ろうと思ったら、携帯が明るすぎて画面がまったく見えない。ええぇええ？？？どんなに傾けても見えない。仕方ないから、適当に撮った（おいおい）。友人がうちに来て私の携帯を見て、「なんでそんなに暗いの？」。それに娘が答える。「家では暗くていいの。外に出たら明るくするの」。その加減、メンドくさい。っつーか、節電になるなら、アタシもやるか（おいおい。ばあさんじゃないんだから）。

別の友人が私のiPhoneを見て言う。「うわ！文字デカっ！」「娘がね、大きくしてくれたの」。「みどりさんより大きい人知ってるよ。一行4字」。スクロールの頻度が高いのもメンドーだ。老人のさじ加減が未だ把握できない、心は乙女のアタシ。

先週我が家ではいつも使っているパソコン修理屋を呼んで「无线网」（Wi-Fi）を取り付けてもらった。「ママ、上网しないときは切っておくんだよ」。いかに電気を節約するか命懸けな娘。それを誇りに思う母（なのか？）。

微信もやってるけど、あれ他人の要らない情報読むのがうざい（友達減るで）。伊藤さんが結構有益な情報を提供しているほかは、もう中国人のしか読みたくない。中国人の中国語読むと、勉強になる。私は微博で手一杯なので、微信で何か発信したりしないと思う。

微信で唯一つながっている日本在住の日本人から来た質問にここで答えるね。「パソコンは使うたびに立ち上げないといけないけど、iPhoneならいつでも開けて検索など便利ですね」。まあそうかな。でも私はiPhoneで字を打つのが滅法遅い。使いたくないほどに！キーボードのほうが100万倍（誇張なし）速いでしょ。検索しないわ（っつーか、まだヤフートップページとか開き方わからないんですけど←おいおい）。

道のりは長い。っつーか、もうガラケーに戻りたいと密かに思うほどだ。

[7回]