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「謝謝」と「対不起」 2013年版in北京


 
昨日の私関係の微博で、面識のない中国人女性と。




儿女双全之一光さん:在日本生活时间长了,自然就会把谢谢常常挂在嘴了。回国也这样,不知道人的感受如何。但是自己的付出没有来自方的谢谢,已不太习惯了。心里也希望自己谢谢呢!

翠midori:恰恰相反,我在北京生活时间长了,回国一趟,很难说有難う认为有難う不等于谢谢我翻有難う,我想我真不知道怎么感你才好合适。同不起不等于ごめんなさい

 

儿女双全之一霞光さん:彼此受到所在国生活的影响了。真有趣!就生活在中国的日本人都很难说谢谢,可入俗的力量有多大了。

 


 途中、横から質問が入る。

翠老,那不起应该是什么啊? すみません





 以上が微博上でのやりとり。 以下、20008月に日本の『東海国際新聞』に私が書いた文章をコピーする(これヤフーブログでアップ済み)。近く中国語に訳して、中国語のブログに載せようと思う。



 

中国語を学んだことがない人でも「ありがとう」が「謝謝」で、あることは知っている。でも本当は「謝謝」=「ありがとう」ではない。





日本人の口からはカンタンに「ありがとう」という言葉がでてくる。時には「どうも」という非常に軽い意味合いの言葉も発するが、気持ちは本当に感謝しているのである。中国に長くいると、いや短期の滞在でも、中国人はそれほど頻繁に「謝謝」といわないのに気づくだろう。私がダンナと結婚した当初、非常にささいなことに対して、例えば落ちたものを拾ってもらった時などに、「謝謝」と言うと、「夫婦なのに他人行儀」だと言われたものだ。だから、中国式に私も家の中ではあまり「謝謝」と言わなくなった。同居していたとき、舅も姑も言わないんだから、私1人が連発しているのはおかしいのだ。
 




 日本から友人が北京旅行に来て、バスに乗りたいと言うので一緒に乗った。車掌さんに切符を売ってもらって、彼女は中国語で「謝謝」と言った。切符を買うとき「謝謝」などという中国人は全国12億と言えども、1人もいないだろう。あの車掌さんだって「この人、外国人かな」と思ったことだろう。日本語にしてみても、感謝というよりは「あっどうも」という言葉のあやというか、まあここで何も言わないと人間として物足りないというか。いずれにしてもここでは「謝謝」は不適切だったのである。



 それからもう1つ。「ごめんなさい」が「対不起」ではないこともここでハッキリさせておこう。私の経験からして「対不起」を訳すなら「死んでお詫びします」。例えばバスで急ブレーキがかかりぶつかった。明らかに相手が悪いが、「対不起」とは言わない。こういう時、日本人ならどうして謝らないか腹立たしく思うが、ここでそれがたとえ心の中でさえも怒ったら、中国での生活はやってられない。



 私のようにこう悟ってしまうと、逆に「対不起」と言われた時、かなり動揺する。というよりは、この人は立派な人だと誉めてあげたくなってしまう。



 なんだかんだ言って、こういう挨拶も実は教育の普及と直接関係があり、文盲率が低くなればなるほど、自然と挨拶ができるようになるのだと思う。実際昔より近年のほうが、挨拶の言葉を耳にすることが多くなってきてはいる。先に私が「謝謝」と言わなくなったと述べたが、子どもを産んでみると考え方も変わってくる。私の娘は日本人と中国人のハーフだが、きちんと挨拶ができるようにさせたいと思ってる。他人行儀でもいいから「謝謝」と言える人間に育てたい。



 私の住んでいる団地には掃除のおじさんがいて、毎日顔を合わせるので、娘も顔を覚えて、会うたび「バイバイ」と手を振る(当時2歳)。その度おじさんは「こんなに小さいのに礼儀正しい、いい子だ」と言う。「挨拶をする=礼儀正しい」という概念はいずれ普及するだろう。「ありがとう」=「謝謝」になる日も遠くはないことを望む。そして「ごめんなさい」=「対不起」になった日に、教育のかなりの普及を見ることができるのではないか。


以上。

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