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4月のある日、若い男が言った。「みどりを国務院に連れて行ってやるぜ」。そりゃあ付いていくわ。若い男も国務院も魅力的だ。で、行った先は「广电新302餐厅」。
入口に書いてある。「国务院各部门机关先进食堂、十佳单位」(二〇〇一年七月)。「广电」は「国家广播电影电视总局」の略で、「公」の社員食堂なので、外部の人は利用できないのかなと思ったら、「座っていれば服务员が来るよ」と。 こういう社員食堂は社員(家族、退職者含む)の証明を見せて、カードを買って、利用するものなのだが、その人たちは座ってメニューを選んで、ということをせず、窓口に並んで、欲しいものを買う。買った後、座って食べる人もいるし、持ち帰る人もいる。電光掲示でメニューが赤く光るんだけど、右から左に動くからさあ、字がブレるっての。 ここは老人ホームかと思ったよ。じっちゃん、ばっちゃんばかりだった。 頼んだのは炒合菜(18元)、板栗鸡块烧(28元)、米饭(2元×2)=50元。来ている内部の人の半分が頼んでるんじゃないかと思ったくらい大人気だったのは、炒饼。 ここへ行きたい人、大众点评の地図は間違っている。正解はココ。 食後、店を出て東に歩き、二環路を抜けると、中央音楽学院なのよね。そこを通り抜けて、北京宣南文化博物馆へ(詳細は中国語でここへ)。元お寺。人がいなくて静かでいいけど、特に見るものはないな。 ああ、私はこの日、トルコへも連れて行ってもらったんだ。私が通れば、建物も緑色に染まるってなもんよ。え?タクシーが北京?気のせいだって!!中国語で「那只是错觉」。 「5月のある日、若い男が言った」にいつか続く。 おまけ:「广电」はさあ、美大留学しているときに行ったことがある。ラジオ出演したのよ。私の友人が毎週、ここでしゃべっていて、交代してほしいと、2回行った。でも、私「中国人は時間にルーズで」とかギリギリなことしゃべったので、3回目は声がかからなかった。 PR |
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