× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
5月の連休のとき、ダンナの友人が7人集まった。その友人というのが美大を受けるために1984年、「培训班」に通っていたメンバー。21世紀の今は民間の美大予備校もたくさんあるけど、80年代なんて、中央美术学院が中央美术学院の地下でやっているクラスくらいしかなかっただろう。
年齢はもうみな50近いが、現在画家であるのはうちのダンナともう一人だけ。彼は普段カナダ在住でちょうど帰国しているから集まろうということになったらしい。 一人、わざわざ黒龍江省から中二の娘を連れてやってきた。来年高校受験だが、中央美术学院の付属高校に進学したいとのこと。 画家ではないが、美術関係の仕事をしていて、受験事情にも詳しい、メンバーの一人が、その子に「来年から受験科目に書道が加わるんだよ」と告げた。その子、顔面蒼白。私に「阿姨,教教我吧」(おばさん、教えてよー)。ダンナの親友の娘だし、喜んで教えたいけど、アナタ普段北京にいないでしょ。 その子のお父さんは美大に進まず、今は美術と関係ない公務員だが、娘に絵をずっと習わせていて、絵はまあまあ描ける。でも書道はやったことない。あと1年、猛特訓だろうな。中国の美大の子が字下手じゃねえ。っていうか、中国人の画家、みんな字もちゃんと書けるよ。日本みたいに「画家、字書けない。書家、絵描けない」ってことは少ない。受験科目にあってしかるべきだと思う。 中央美术学院の付属高校は河北省にあって、うちのアトリエから遠くない(これは正門じゃない)。 学校の向かいには美術用品店や美大予備校もある。 晩御飯を河北省で食べた。一人ずつ鍋があるのは食べたことあるけど、一人ずつスイッチがあって、火の加減を調節できるのは初めて。メニューがiPad? ゴマダレに「龍」とか、「福」とか。コックさんも字がうまくないとなあ。 っつーわけで、字はうまいほうがいいという話よ、つまりは。 PR |
|
忍者ブログ [PR] |