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蒼井そらといえば、書道。だって筆で書いた字がたびたびネットで紹介されているから。私は彼女の先生が中国人にちがいないと思っている。理由は二つあって、一つが筆の持ち方。
私が北京で書道留学していたとき、クラスの中国人に「おまえは鉛筆と同じように筆を持つんだな」と言われた。日本人はみんなそうだ。でも中国人は蒼井そらのこの写真のように持つ。親指が上を向いている。 興味のある人は以下のサイトへ。 ・五指執筆法 蒼井そら書道ネタつづく。 PR |
今のところ(いつかはするという意味)公表できないイベント目白押し。自ら創作するより、人から機会を与えられ、筆を持つ。それもいいかなと思う。
どこの記事か忘れたが、私が一字を書く約束になっていたので、ちょろっと書いてみた。 ・旋……希望は「アラレちゃんが旋回するイメージ」だったので、グルグル丸く書けばいいのかなとも考えたけど、それでは全然サマにならず、すっきりしてしまった。一応二種類あるけど(緑の紙と右下)、どっちがいい?雪山嬢!! ・童……うちの子たちの国語の教科書に唐詩がたくさん載っていて、結構子どもを詠んだ詩がある。挿絵の感じの、昔の服を着た、あの子どものイメージ。佇んでいる様子。 ・諧……私がたまたま秋の二字を練習していて、そのうちの一つが「諧暢」。墨場必携からとってきた言葉だが、和訳が「やわらぎのぶること」。美しい日本語だ。 ・濤……これはズバリ「波」って感じじゃないといけないかなと。 ・慄……(保留) 以上、9月に書いてから放置してあった。まだ練習する。 |
9月に故宮へ行ったのは書画館と石鼓館が目的だった。目的果たして帰ろうとしたとき、「国家级非物质文化遗产古书画临摹复制技艺与装裱修复技艺展」という看板が見えた。場所は「延禧宫古书画研究中心」。去年、蘭亭展の第二会場になった場所だ。気になる。そして入ってみた。
中国語で記事はここへ。 一层为“古书画装裱修复技艺展”(修復),二层的“古书画临摹复制技艺展”(模写)。 古書画を修復する過程等が紹介してある。書作品では米芾(1051-1107年)の『苕溪诗卷』がガラスケースに入っていた。1996年頃、北京在住の書家(日本人)に「書家は誰が好き?」と聞かれ、答えたことなかったので考えながら日本語で「米芾、、、黄庭堅、、、何紹基」と答えた。それは今でも変わらない。その米芾が見られてうれしかった。絵画作品では唐代の『五牛图』という国宝(中国十大传世名画之一)もあった。私はこの牛ちゃん五頭の絵を去年書画館で見ている。 この展示は11月12日終了。 1、 互动展示时间:(なんかやってるところを見せてくれる) 8月29日——11月12日(每周二)10:00—11:00和14:00—15:00←毎週火曜日この時間 2、专家讲解日(専門家による解説日) 每个月第一周的周二(11月6日)10:00—10:45 故宮の文物修復作業に興味ある人は中国語でこんな記事へ。 バラバラの羅漢像もこんなにきれいに。 そして米芾については、日本語で調べてもいろいろ出てくる。古典を見てはそっくりに書ける米芾のこんな話は中国語で。勉強してる人、訳してみるがよい。 有一次,他向一位朋友借了一幅古人的名迹。仔细观摩研究,经过一段时间的刻意临摹,连自己也觉得写得极象原作了。于是,他把原作及自己一张最得意的临品一齐送交原主。那位朋友对着两幅一模一样的作品目瞪口呆,经反复比较观察,最后竟认定米芾临的那张是真迹,在场的人无不惊叹米芾临摹的功夫到家,竟达到了以假乱真的地步! 故宮シリーズとりあえず完。 業務連絡:10月に一緒に見に行く方々へ これも2字くらい書きましょう。字が傾いて見えるでしょう?縦がまっすぐじゃないからですよ。永和九年の年みたいに。 |
7月にオープンしたばかりの日本料理屋『井戸端 信』の看板を書いた。先日「遅くなりました」と老板から写真が送られてきたので、ここでアップ。
私、まだ行ってない。場所は酒仙公寓の1階。詳細はちゃいなびから。 もーひとつ。 通州区の画家村は今5000人画家が住んでいるという。私は信じないな。まあ画廊もレストランもありえないくらいどんどん増えているけどね。ダンナの友人夫婦がお店を近くオープンするというので、家族総出(これ珍しい!)で行ってきた。 この白い服、ばあさん。 ダンナが私に断りもなく「看板は嫁が書く」と言ってあって、書かされるハメに。しかも「1字500元だ。3文字で1500元。縦と横を書くから3000元!」と抜かした。私、恥ずかしくて「我不收费」(お金は受け取りません)って言ったわ。だってあそこの奥さん、子ども達にお年玉くれているし(親戚以外はほぼもらうことなし)、普段からお世話になっている人だから。 これは半紙に書いたんだけど、大きい紙に書いたのを、すでに渡してあって、木に彫って看板にするらしい。『井戸端 信』みたいに。 プレオープン中だが、行って来た。この写真を撮った後、3皿も出てきたよ。じいさん、ばあさん、ダンナ、本当に遠慮なく意見を言う。 ・肉皮冻は色が透明すぎてプラスチックを食べているみたいだ。醤油を入れろ。 ・豆腐不喜欢酱油(豆腐は醤油が好きじゃない)←出ました!ばあさん非人間シリーズ第三弾。 醤油だけじゃなく、「豆腐と肉はよくない」とも言った。「豆腐と虾酱にしなさい!」。 彼らじゃなくて、コックさんが作っているんだろうから、意見しなくてよろしい!でも看板できたら、また食べに行こう。じいさん、ばあさん、ダンナ、またお金払わないんだろうなあ。まあそれもよしとするか(おいおい)。 |
ヒマなので、故宮へ行ってきた。どうよ、この理由。そして行き先。朝、思いたって、故宮のHPで書作品は何が見られるか検索した。武英殿(書画館)は年に数回展示替えをしているので、開館しているなら、見に行こうと思った。
•东晋 顾恺之洛神赋图卷(宋摹) •十六国 安弘嵩隶楷书大智度论卷 •唐 欧阳询行书张翰帖 •北宋 蔡襄行书自书诗卷 •北宋 赵昌写生蛱蝶图卷 •南宋 李嵩钱塘观潮图卷 •南宋 刘松年四景山水图卷 •南宋 文天祥行书上宏斋帖卷 •元 钱选秋江待渡图卷 •元 张雨行书题画诗帖页 •元 夏永岳阳楼图页(扇面) •元 龙舟夺标图卷 •明 宋克章草书急就章卷 •明 夏昶墨竹图轴 •明 林良雉鸡图轴 •明 吴宽行书饮洞庭山悟道泉诗轴 •明 王仲玉陶渊明像轴 •明 王鏊行书七律诗轴 •明 吴伟松溪渔炊图轴 •明 文徵明兰亭修褉图卷 •明 张路吹箫女仙图轴 •明 王宠行草七律诗轴 •明 文嘉仿董源溪山行旅图轴 •明 钱穀虎丘前山图轴 •明 徐渭四时花卉图卷 •明 宋懋晋写宋之问诗意图轴 •明 孙克弘耄耋图轴 •明 李士达岁朝村庆图轴 •明 邢侗行书饯汪元启诗轴 •明 周之冕双燕鸳鸯图轴 •明 董其昌林和靖诗意轴 •明 董其昌楷书杜诗轴 •明 吴彬菩萨像轴 •明 崔子忠藏云图轴 •清 王时敏山水图轴 •清 王鉴九峰读书图轴 •清 吴历幽麓渔舟图轴 •清 王翬秋树昏鸦图轴 •清 恽寿平松竹图轴 •清 王原祁仿吴镇山水图轴 •清 普荷草书诗轴 •清 傅山草书七绝诗轴 •清 弘仁松梅图卷 •清 宋曹行书五律诗轴 •清 石涛横塘曳履图轴 •清 姜宸英草书临帖轴 •清 禹之鼎王士禛放鹇图卷 •清 谢荪青绿山水图轴 •清 焦秉贞历朝贤后故事图册 •清 余省种秋花图轴 •清 华喦寒驼残雪图轴 •清 李鱓松藤图轴 •清 汪士慎梅花兰石图轴 •清 金农墨梅图轴 •清 邹一桂桃花图轴 •清 郑燮行书诗轴 •清 李方膺墨笔古松图轴 •清 梁同书行书录语轴 •清 奚冈行草书题五柳先生图句轴 •清 铁保行书七言联 •清 何绍基隶书七言联 •清 虚谷五瑞图轴 •清 吴大澂篆书五律诗轴 •清 任颐葛仲华像轴 •清 吴昌硕天竺水仙图轴 上記のすべての作品の写真が見られるのだが、小さすぎてワケわからんものもあって残念。硯の写真の下の「展出文物列表」をクリックするとリストが出て、それをクリックすると詳しい紹介が出る。 超目玉は見当たらないけど、書画館では常に有名どころが展示されている。ネットで予習しようと思って、まずは欧阳询の行書を探した。 展示は字より絵のほうが多いが、絵の横にちょろっと書いてある字は上手いし、絵とは別の人が書いた題跋も、ただただ「あんな字が書けるようになりたいな」と思うものが多く、うっとりだ。 みどり軍団の皆さんを10月にでも連れて行こうかと思っている。私のいうみどり軍団とは、春に私と一緒にレストラン、カフェバーで展覧会に出品した皆さんのことを指す。あのときは展示するに当たり、みんなその出品した字だけを練習したんじゃないのよ。書の腕の鍛え方として一番重要なのは古典の臨書なのだが、みどり軍団のほとんどが欧阳询の九成宫を臨書している。今回この欧阳询の行書を数文字でいいから臨書することを提案したい。 あと、私は何绍基の字が個人的に好きなのだが、この落款「何紹基」を練習してみるのもいいかと思う。 実際筆で書いてから見るのと、ただ見るだけはぜんぜん違うからね。 故宫藏历代书画展第五期 9月12日-11月15日 8:30 - 17:00 |
質……「斤」が二つあって、同じに角度に書いてもいいけど、私は右をちょっと縦じゃなくて、少し内側に入れるかな。
龍……へんの右側は一直線にそろうように書き、「立」の四画目、左が結構出ているほうが形がいい。すべての横画がどの位置にあるのか、注意してみるといい。 あと、立と月の間が開きすぎな人が多いのを私は知っている。 ちょっとぉ!読者ぁ!自分で実際書いてみたんでしょうね?比べて、どこが違うか、よく考えて欲しい。 |
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