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冬休みに入ったからね。真面目に日本語の勉強させないとね。国語の教科書(光村図書)中一を読んでいる娘。現代文は自分で読んで、わからない単語などを私に聞く。今回初めて古文が出てきた。私が中学のときに初めに習った古文は徒然草だったけど、今は竹取物語なのか?かぐや姫の話だというと、子ども達も馴染みやすいから? 娘は日本の古典を読んだことがなかった。横で少しずつ読ませて、一つ一つ私が説明する。この教科書は上が原文、下が現代語訳なので、わかりやすい。途中、現代語だけにもなる。全部古文だときついだろうし。 かぐや姫に求婚する5人のうちの1人、くらもちの皇子は蓬莱の玉の枝を持ってくることを命じられたが、3年間玉の職人と寝食を共にし、ニセの玉の枝を作らせ、それを持って、かぐや姫の元へ行く。これを手に入れることがいかに大変だったかと話をしているところへ、職人達が「千日余りも働かされたのに、ほうびをもらっていない」と訴えに来て、作り話が露呈してしまう。 娘:バカすぎる。 (かぐや姫が言う)「わたしは実は月の都の者です。わけあって人間世界に参りましたが、八月十五夜には、月に帰らなければなりません」。 娘:え?ええ?え?月から来たんじゃないよね。竹から来たんだよね。え?ええ?どういうこと?竹→人間世界→月?え?竹から来たら、竹に戻らなきゃおかしいでしょ。 いよいよ中秋の名月の夜、帝は……。 娘:え?中秋って日本はないでしょ? 私:まったくないわけじゃないけど、「中秋の名月」とは言うよ。だからって月餅食べないけど。日本は昔のほうがちゃんと旧暦があって、行事もちゃんとあった。 (かぐや姫が月に戻るとき、帝に不死の薬を送られていたが、)かぐや姫がいないこの世にいつまでもとどまるきがしない。そこで「どの山が天に近いか。」 娘:天に近いところ探すって!!帝なのに。 息子:一番高いのは珠穆朗玛だよ。 私:平安時代にチョモランマなんて知らないっつの。 とお尋ねになると……。駿河の国にある山が 私:この下に書いてあるじゃない。駿河は今の静岡県の一部。一番高い山だから富士山のことを言ってるんだよ。 娘:え?富士山って静岡県にあるの? 私:静岡。あとは山梨も。 娘:神奈川県だと思ってた。 私:箱根から見たからね。 帝はお手紙と不死の薬の壷を並べて、火をつけて燃やすようにと、ご命令になった。その旨を承って、(使者が)兵士たちをたくさん引き連れて山に登ったということから、その山を(士に富む山)「ふじの山」と名付けたのである。 娘:え?ええ?えーーーーーーーーー?富士山ってそういうことで名前がついてるのぉ?ええぇぇぇええ?がっかりだ~~。 本文が終わると、「古典の文章を繰り返し声に出して読み、読み慣れよう」、「登場人物たちの思いや行動について考えてみよう」などとある。 娘:あの帝は不倫しそうだな。 私:いやいや、不倫っていうか。昔は一夫多妻OKだから。 (富士山の名前の由来をネットで調べる)いろいろな説があるよ。 娘:かぐや姫のはウソであってほしい。 中学ともなると教科書は厚くなり、読むのにかなり時間がかかる。あと数日で中一は読み終わるのが目標。 |
今年のクリスマスイブ(平安夜)の料理、体調も悪かったし、例年よりは張り切らなかった。
冷凍ほたてを加熱すると、予想をはるかに超えて小さくなってしまい、ショックで寝込みそうになったわ。 レシピは「鶏モモ肉のバルサミコソース」(クックパッド)。 若い男も呼べなかったしなあ。このデカい皿のまわり四箇所に四種類用意しなかったところが、私の手抜きだ。 有難くも律儀に毎年プレゼントを用意して下さるサンタ様が私であることを、子ども達が気づいたのが5年くらい前。わかったそのとき息子が「それでも毎年こうやってね」と可愛いことを言い、引き続きそうしている。プレゼントの入る靴下をドアに掛けるのは毎年のことで、そこにはお菓子を入れる。前日から入れてあったのに気づかない子ども達。25日の朝まず娘が「ああ、入ってる!」。そしてリビングにはそれぞれの洋服を置いてあった。 息子にはバッドマンのパーカー。わざわざ西単まで行って買ったヤツだ。 DCはバッドマン、スーパーマンの、マーベルはスパイダーマンの会社だ。 ちなみに私にもプレゼントあり。 私の好きなパン3個とふなっしーのガム。ガムは夏に帰国したときに娘が私のために買っておいてくれた(らしい)。 「朝起きたらプレゼントがある」は今年でやめることにした。子ども達が大きくなったんだなという感慨に浸っている。 |
娘、中学1年生の国語(光村図書)を読み始めた。あれ?6年生を読んでないような。ま、いっか。 工藤直子の詩。中一ともなれば漢字をたくさん知っているのに、わざとひらがなばかり。これがまた読みにくい。 いるかの気持ちになっている詩。「ぴかっと ひかる いのちをだいて」。「ウルトラマンかっ!」とツッコむ娘。 かまきりの気持ちになっている詩「おれはかまきり」の語尾は「だぜ」。「おう なつだぜ おれは げんきだぜ」といった具合。静香の朗読方法はいちいち「だぜぇ」。スギちゃんの物まねしなくていいっての!最後に「以上だぜぇ」をもご丁寧に足す、律儀な娘。 詩が終わると小説。作家は「杉みき子」。娘、「やっぱりスギちゃんだ」。いやいや、違うって。 娘:国道って何? 私:国家管理的路(guó jiā guǎn lǐ de lù)。中国人あんまり言わないな。日本人はよく使う。 娘:え?外国人は通っちゃいけない道? 私:鎖国かっ!いや、租界かっ!それも違うな。国の道だから、たとえば修理するときは国からお金が出るの。うちのこの団地の中の道は国道とは言わない。中国だと省道とか县道とかがあるんだよ。 娘:なんで極道と発音違うの? 私:カンケーないでしょ!
「子ども達がたわいもない話をして」とあり……。 娘:「たわいもない」って何? 私:そうだなあ。使ったことないね。どーでもいい話ってことよ。たとえば主婦が「あら、奥さん、ピーマンが安かったわよ」って。いや、これは大事だな。安いのは大切な情報だ。たわいもなくない。 娘:子どもなんてたわいもない話しかしないじゃないの。わざわざこう書かなくてもいいのに。 日本語学習に伴う娘のツッコみは多すぎるとは思うが、的を射ているからいいとしよう。
普段、娘が面白いことを言うじゃない?忘れちゃうから、メモするの。それを見られた。「ママ、名言とか嫌いじゃない?」。「静香のは好きだよ」。以下、披露しよう。
・「ツンデレってメンドくさい」←何か苦労なさっているのか?
私:これ、賞味期限切れてるなあ 娘:賞味期限でしょ?大丈夫。消費期限じゃないから。
私:空気悪いなあ。今日は風がすごいよね。それで 娘:日本に行く
買い物時。 娘:这个有点贵(これちょっと高いな) ダンナ:没问题。爸爸有钱。(大丈夫。パパ、お金あるから) 娘:有钱和钱多是两个概念。(お金があるのと、お金が多いのは違うからね)
ここでクイズの答え行こう。ほあほあさん、正解。ダンナが買ったのは「あいふぉんりうぷらす」。私に「おまえも買うか?」って。要らないわい! |
反対する人がいようとも、日本の国語の教科書(光村図書)を読むことで日本語を勉強させる私。子どもがハーフの先輩が娘に言った。「国語の教科書読んで面白い?それより日本語の小説を読んだほういいよ」。二回言われた。もうひとり別のハーフの親にも言われたことがある。「もっと他のことやったほうがいいんじゃないの?」。でも、私のやり方だから。私がいいと思ってやってることだから。 春節には6年生までの国語を全部読もうと思ったのに、夏休みも過ぎ、今、4年生(下)が読み終わったところ。日本で生まれたものの、生後2カ月弱から北京に住んでいて、使わない日本語を結構知らない娘。 この教科書で知らなかった単語は、ホイッスル、はっけよい、ぬかるみ、手ぬぐい、にごった、よそ行き、かまど、コーラス等。 読めなかった漢字は、辺り、川上等。あまりなかったなあ。 今回のトンでもない発見は「かんごふさん」を読んで、「えっ?ふ?ママ、かんごくさんって言ってるじゃない。16年も信じてきたのにぃ」。「かんごくは监狱[jiān yù]。牢屋だよ」。 熟語の意味を学ぶ課で、「反対の意味を持つ漢字の組み合わせ」の例、高低、勝敗、売買とあり、「売買」の読みが「ばいばい」であると知ると、「え?ばいばい?えええええ?だっさーい」。私、「中国語だって[mǎi mài]じゃない!ばいばい、まいまい。差不多」。中国で育った娘にとって「ばいばい」は許せないらしい。 それから「つぶやきを言葉に」という章で、「見慣れた、聞き慣れた音でも、ちょっと見方を変えると、新しい発見があります」。ここは詩の羅列。「ざっ草取り」という題を見て、「ざっ」を鋭くツッコむ娘。「ええ?『ざっ』て何よ?」と言い、横に鉛筆で「The」と書く。英語じゃないっつの!私が「『ざっくさとり』じゃなくて、『ざっそうとり』だよ」と言うまで、本当に理解できなかった娘。息子が横で「なんでひらがななの?」。私が「日本は習っていない字は漢字で書かないで、ひらがなで書くんだよ」と教える。息子、「そんなの漢字で書いて、横にひらがな書けばいいじゃん」。まったくもってそのとおり。でもこれが日本のやり方だ。息子が4年生で「雑」を習ってないことを非常にバカにしていた。 「いす」という題の詩で「いすははずかしがりやさん/人の下にいつもかくれている……」を読んで、娘「いいかげんにしてほしい」と怒った。 「言葉遊び」の課で、回文やしゃれが書いてある。1.らくだに乗ると楽だ。2.これは貝かい。娘また激怒。「4年生でおやじギャグを勉強するのってどうよ」と。 娘の血圧が上がっても、国語の教科書は読ませたい。 |
娘、現在日本の大学進学希望100%。これは8月末からだと言っていい。こんなことなら、この夏、東京の大学へ見学に行ったり、いや、もっと前に大学説明会やらオープンキャンパスやらの日程を調べて帰国したのに。あと2年。時間はあるようなないような。
中三になった息子、娘と違って、ビジョンが明確。パパが出た美大を出て、アメリカに就職(社名もしっかり名言)。ところが先週、「心理学を勉強したい」。ええええ??美術やんなさいよ。あんなに絵が上手いんだから。「でも心理学やると、心理的にヘンな人になっちゃうんだって」。っつーか、アンタが心理学部に進むことはないよとママは思う。いや、いいのよ。本当に進みたい道に進んでください。とりあえず、高校は今行っている中学の上に進みたい。 先日、息子が「日本は高校が一番楽しいんでしょ?高校は日本にしようかな」。ええ??どうかな?私は小<中<高<大。上に進むほど楽しかった。高校もかなり有意義だったけど。まあ彼は北京でしょうね。
最後は姪(ダンナの弟の娘。高三)。北京生まれ北京育ちだが、両親が黒竜江省の戸籍なので、本人もそっち。北京戸籍がないため、高校は公立を受けられないので、北京郊外の私立へ。英語を一生懸命勉強して、高一が終わった夏休み、学年で選ばれて、短期アメリカ留学へ行った(自費)。
おとといのじいさんの話では「この夏もアメリカに行った。あの子は英語の成績がものすごくいい」と。そして大学はアメリカに進みたい。その点数稼ぎとして、アイスホッケーを習っている。 去年の秋、私に電話してきた。そもそもお互いの電話番号も知らなかったし、初めてのことだ。「大学に入る点数稼ぎにボランティアをしなくちゃいけない。みんな北京の孤児院に行くんだけど、それだとみんなと同じになっちゃうから、日本の孤児院に行って、いろいろお手伝いしたい」。まずは短信が来た。事情がわからないから、私から電話する。話を詳しく聞く。 その後、数日電話でなく、短信でやりとりが続く。 私:そもそも日本語できないよね 姪:英語できる人いるでしょ? 私:だいたいビザはどうするの? 姪:ちゃんと考えてくれて有難う。聞いてみる。 (調べた後) 姪:孤児院のインビテーションがあれば、ビザがとれるって 私:日本語もできない中国人の高校生がいきなりお手伝いしたいと連絡して、相手がインビテーション出してくれると思う? 姪:没有人会拒绝别人的好心帮助吧(人の好意を拒む人はいないでしょう) どうして考えることがこんなにも単純なんだろう。1歳下になる、うちの娘でさえ、「おいおい、それはないだろう」とツッコんだ。その後、連絡はなかった。結局孤児院のボランティアはやめたみたいだ。 しばらくして、ばあさんが「微博であの子がいろいろ書いているから、フォローしてあげて」と。ばあさん、微博なんてわからないくせに「なんかいいんだって」と言う。私、「关注」して、私であることをメッセージで送った。何の反応もなし。そしてアップしている内容が、高級レストランばっかり行っている。食事に行ってるのではなく、修行?それがアメリカ留学の点数稼ぎになるらしい。私を「关注」しないから、「取消关注」してやったがな。 私が6月にiPhoneを持つようになって、微信で、姪とその母(ダンナの弟の嫁)とつながった。ダンナの4人兄弟の中で、弟だけが高卒。英語できない。嫁も。それでこのような展開に。 22:28 姪 100% MY STYLE 陈伟霆《LOVE U 2》
23:39 義妹:说中文行吗? 0:17 姪:就是说 完全是我的菜 0:19 義妹: 还没睡啊? 8:10 姪:我都上课了
微信って余計な情報が多すぎる。一緒に住んでいないとは言え(子どもは高校の寮)、親子の会話を公共の電波を使って公開するな!私、微信は便利だと思うけど、昨日初めて一部モーメンツを見られないように設定した。中国人の情報は中国語の勉強になるけど、微博とまったく同じこと載っけてる人複数あり。あと日本人の「この人いいわ」って人も。
話がズレたが、今言いたいことは全部書いた。あ、姪が紹介していた、イケメン(?)歌手の歌を聞きたい人はここから。高校生に人気なのかな。 |
娘の問題は将来進みたい方向が見えていないこと。まあ16歳で将来の職業が決められるかって言ったら、みんなそうなワケではないのはわかる。でも、学部を決めたい。それより先に大学が日本なのか、中国なのかってとこから迷っている。 以下、これまでに聞いた話。 ・中国の詰め込み式の教育はどうかと思う。 昨日に引き続き、横のバーでアンケートを開始したので、おねげえしますだ。 お題:うちの娘、どっちに進んだほうがいい? 「アメリカは?」と複数から言われたけど、母子ともども(息子除く)アメリカはじめ、ほかの国にまったく興味がない。お金かかりすぎるしぃ。いずれにしても英語はしっかり勉強しなきゃいけないと思っている。 娘がもし日本に滞在するとなると、東京の実家に住ませてもらいたい。娘が「静香がいたら、おじいちゃんおばあちゃんが喜んで長生きするよね」と目を輝かせた。そういうことが口から出る子に育ってくれただけで私はもう十分だ。大学行かなくていい(とは言わないけどさ。決して)。でも、何よりも娘にとって何が一番いいのか。 余談だけどね。書道はやらせようと思う。ペン字教えるだけでも、食いつなげられる。「手に職」の必要性はひしひしと実感している。 |
うちの娘、この9月から高二。大学は日本か中国か、学部、将来の職業、迷っている。私としては早く進みたい学部を決めて、受験科目を定めて、それに向かって2年間しっかり受験勉強をしてもらいたい。ヒトに会うと、いつ大学の学部決めた?何学部?と聞き、(ああ、それで今こういう仕事か)などと思う。 あなたはいつ学部を決めましたか。何学部に進みましたか。今の仕事と関係ありますか?1. 理系 |
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