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【2025/02/04 09:53 】 |
にんじんの気持ちがわかるばあさんin北京

この時期石炭買ったところ見せるの、私の義務だから。

そしてボイラー室。この中、暖かかったーーー。

かつての食卓は使わない。葉っぱが並んでた。用途はなんだろう?しおり作り、なはずもなく。

今使っている方の台所。電子レンジの中に珍しくモノが入っていなかったが、上に干物の魚ちゃんが。これオブジェですかい!


昼、麺。毎度毎度麺。私はばあさんの餃子はいいけど、麺が好きでない。罰ゲームかっ!




割と最近友人から「麺はどうやって食べるの?」と聞かれたので、こう答えた。この日も同じ。スープのない麺。炒め物を上にかける。じいさんもばあさんも「」って言うけど、って野菜を炒めて片栗粉を入れる、日本語でいうとあんかけ。でもじじばばは片栗粉入れない。普段野菜炒めにも入れることはまずない。今回は二種類作った。



写真左手前がナス、その上が白菜、いずれも肉なんかも入っている。これをゆでた麺にかける。右の上はスライサーで細かく切ったにんじんを油で炒めるんだけど、私に言わせりゃ、揚げてる。にんじんと油の量が同じくらいなのよ。テレビで見たんだって。「にんじんは火を通さないと栄養がない」って。「余計なこと言った奴出てこい!」って言いたいよ。もうこれだとね。油食べてんだか、にんじん食べてんだが、わかりゃしない。お得意の「胡萝卜喜欢油」(にんじんは油が好きだ)と言ってのけちゃう。これなんていうの?擬人法じゃなくて、ばあさんによる擬物法?ばあさんがにんじんの感情論を述べてるワケだから。

あ、今回初めて箸の取り合いになった。麺が茹だってお椀に入れるのを私がやっていた。あ、ここでザルとか使わないからね。これ王家のしきたり。そのまま直でお椀へ。私は最後の1本まで取りたい。だって、2回目茹でる時に1回目の麺が少しでも残っていたら、イヤじゃない?今回、ばあさん「もういい」、私「まだあります」。「もういい」、「まだあります」で箸の取り合い。私も必死よ。ばあさん年寄りのくせに力強かった。あれは体力じゃないね。念力だ。負けたよ。ちっ。


もう一つ、麺のときに私がすごくイヤなこと。それはザルに麺をあげることなく、こういう小さいお椀に麺をどんどん入れていって、お椀の数は人数より多かったりする。そのすぐには誰も食べるワケでない麺の上にこのをかけていく。ダンナが「麺がくっついちゃうから」って、ガシャガシャ混ぜる。くっつくと思ったら、ザル使えばいいのに、それはしない。

2つ上の写真で、麺の上に写っている赤っぽいのはラディッシュみたいな野菜をせん切りにして、中華ドレッシングで和えた、ばあさん作。私は「苦菊」(エンダイブ)を買っていたので、それをばあさんとは別に中華ドレッシングで和えた。写真に写ってないけど。

その二つをね、食後一緒にしやがった。


いやこれまだ味似てるからよかったし、この昼でアトリエとバイバイだったからいいけど、以前ワタクシのおでんとばあさんの炒め物を一緒にされたこともあったなあとか思い出したわ。

この日、息子が夕方塾へ行くので、すぐ去ったんだけど、例によって野菜をしこたま持たされた。あとダンナを含む8人くらいのすごく厚いデカい画集があって、ダンナ持っていけ」と。「重いから次回」って私が丁重にお断りしてんのに、「持っていけ」、「要らない」、「持っていけ」、「要らない」。わたしまけましたわ。親子で念力使うの止めてほしい。私んちは6階でエレベーターないからね。最後、とどめはとてもデカいかぼちゃ。罰ゲームですか~!


 


 あっちは念力使うけど、こっちは体力使うから、さんざんだよ。もー行かないよー!



おまけ;犬がかわいいのが幸い。





も一つおまけ;行きも帰りもじいさんの運転。じいさんはどこのガソリンスタンドが安いか知っている。でもいつもと違うところへ行くから、「あれ?あの一番安いところは行かないんですか?」って聞いたら、「安いけど質が悪い。車検で不合格だった。おいおい。





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【2014/11/19 12:15 】 | n嫁姑親族 | 有り難いご意見(4)
国慶節連休騒動記in北京
連休中、行きたくなかったアトリエに行った。蟹の誘惑に負けて。

台所に行ったら、何もなかった。このアトリエ、設計は素晴らしいんだけど、台所は窓が小さく、通気が悪いって前々から言っていたので、台所引越し。


晩ご飯。ばあさんがじじばばの館からこっちで食べるよ」って。
蟹はデカかった。美味かった。


じいさんばあさんはじじばばの館へ完全に引越し。もう石炭炊いてオンドル(中国語で[kàng]使用開始。

翌朝。私がアトリエにいて一番イヤな時間だ。だって私がご飯を作らなきゃいけないから。私と子どもなら、パンで終わりでいいけど、それだと「野菜不足」と言われる。だから、朝から夜みたいなメニューよ。


昼は涮羊肉


食事で台所に来たダンナが「なんだこのゴミ箱は!」とばあさんに言い、喧嘩を始める。台所のゴミ箱は元ペンキが入っていた箱だった。ばあさんは「もう臭いもしないし」と言う。

こっちは廃品で作った手作りゴミ箱なんだけど、私はそれでいいと思う。でもダンナは「ゴミ箱をちゃんと買え」と両親に命令する。


その前には派手な夫婦喧嘩をした。野菜を準備している段階で、じいさんが春菊の根を切った。そしたらばあさんは「食べられるのに」と「切る切らない」で大声による大喧嘩。最後はばあさんが「私の言うことを聞かないなら、このうちから出て行って」と激怒。たかだか春菊で止めてほしい。


涮羊肉を食べているとき、ダンナが気づく。香菜の根が切っていない。「なんで切らない!」と怒るダンナ。ばあさんは息子にしては言いなり。ダンナ強すぎるから。そしてじいさんが「ほら!普通は切るだろう!」としたり顔。

翌朝はじいさんが既にお粥を作っていた。

これクイズにしようかと思ったけど、絶対当たらないから、説明するわ。この丸いのは「山药种子」と言う。庭にあるから見てきなさい」と言われ、見に行った。


この角にからまる蔓。


この丸いのが「山药种子」。

庭にあと何があるかというと、ナス

ラディッシュ。


柿。なぜビニールに包まれているかというと、鳥が食べないようにだって。見苦しい!


锅烙(焼き餃子)を作ることになって、具はかぼちゃだとばあさんが言い、がっかり。ダンナは絶対怒るはずだ。私は「ニラか白菜買ってきます」って言ったら、庭にあるよと絶対お金を使わないばあさん。自給自足にも限度がっ!

庭じゅうかぼちゃだらけだったが、かなり減った。それでもまだまだある。


ニラは先進国の首都生まれ首都育ち、虫を見たらギャっと言い、3メートルは飛び下がるこのみどり様が自らお採りになった。

ばあさんがすぐさまやってきて、「根っこから抜くんじゃないよ!」って。ハサミで切って、根は残しておけばまた生えてくるからって。エンドレス収穫。


ダンナが絶対絶対絶対に食べないかぼちゃの餃子を先に作り、あとからニラ&白菜の具を作る。まな板でニラ&白菜を切ったらここへ入れる。いかにして容器を使わないかを懸命に考えるばあさん。

ダンナが毎日「ナス、かぼちゃ、ナス、かぼちゃ」って怒ってた。娘はいい子だから私にだけに「パパももっとおばあちゃんのこと考えてあげればいいのに。おばあちゃんはお金使いたくないよ。お互いちゃんと理解すればもっと楽しく暮らせるのに」。おっしゃるとおり。

食べ物以外のネタは椅子かな。この社長が座るような椅子のキャスターが二つ取れた。じいさんは全部取ろうって、電気のこぎりで火花を散らして、切断。「熱い!軍手が要る」って。当たり前でしょ。ファイヤ~!!キャスターを取った後は、金属が直接床に付くと、床が傷つくから、布で覆うんだって。つまり今後この椅子は回らなくなる。新しいの、買ってほしい。


夜はダンナ、私、娘、3人で散歩。2kmくらい歩くまで、人っ子一人出会わなかった。過疎にも限度がっ!息子はおばあちゃんとドラマ見ると言って行かなかった。あとで知ったのだが、そのドラマは『』という抗日ドラマ(おいおい)。




中国語で人迹罕至[rén jì hǎn zhì]

連休はこんな感じで過ぎていった。








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【2014/10/07 08:57 】 | n嫁姑親族 | 有り難いご意見(0)
遺書:食中毒in北京通州区画家村



ダンナがアトリエから電話してきて「午後お父さんが迎えに行く。時間は4時頃だ」と言った。お昼を食べている12時半にまた電話がかかって来て、「今日ピアノを運ぶ。おとうさんも行くから。1時半に出られるように待ってろ」。ええええぇぇぇええええ!出発時間を急に早めるのはやめてください。ピアノを持ち主に返す話は2年くらい前からあった。しかしあまりにも急な話だ。アトリエ付近はろくな店がないから、私がご飯を作れるように、近所のスーパーへ行って、食材をしこたま買う予定だった。それが叶わない。





急いで食べ終えて、アトリエに数泊する準備をした。125分にじいさん到着。140分には引越し業者が3人やってきた。引越しトラックなんて自分で行き先調べるよね?じいさんが先導する手はずになっている(おいおい)。ピアノの引越し先はうちのアトリエの近所の画家宅。10年前、市内に住んでいたこの人の娘がピアノを習わなくなり、うちの娘にくれた。うちの娘も現在ろくに弾かないので、そこの家に返すことになった。





悪夢の晩御飯のことを書こう。ばあさん手打ちの麺、それはいい。でも一口食べて強く感じた。臭い。まずは日本語で子ども達に、「ちょっとこれ、臭う?」。息子が「うん」。息子はばあさんに言う。「この麺ちょっと味がおかしい」。すばらしい婉曲だ(婉曲なのか?)。ぐっどじょっぶ。「前の麺を混ぜたからね」。ばあさんは何とも思わない。それがすごく憎らしい。





たぶん小麦粉をこねた塊が二種あって、一つは作ったばかり。もう一つは以前の残り。古い方は少量だが腐っていた。私のこの推測は正しいに決まっている。これダンナがいたら、平気で捨てると思う。私、食べたわよ。お腹でも壊して、入院でもしたら、きっとわかってくれる。腐った物は食べちゃいけないって。ところが、お腹を壊さない免疫力ばっちりのアタシ、そして子ども。ここに嫁いだ宿命だ。





これがおとといの話。今日のお昼の準備を手伝おうとした。ばあさんが白菜を洗っていたのだが、口に入れてはいけないような黒い部分を捨てない。写真だとよくわからないけど、黒いところがたくさんあった。トマトもだ。






私は遺書を書いた。あの人はいい人だったと言いふらして欲しい。





中国人は遺書を赤で書くのが常識らしい(アタシ、中国人じゃないけど)。


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【2014/08/15 13:59 】 | n嫁姑親族 | 有り難いご意見(7)
ビッグすぎるニュースin北京
 このたび目出度く
「じいさん&ばあさん」の
日本行きのビザが取れた。

 

 うれしか。

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【2014/06/27 22:42 】 | n嫁姑親族 | 有り難いご意見(4)
二世帯住宅の準備ですかい!in北京通州区

 


連休だから、アトリエ行ってきたんだけど、命からがら(おいおい)市内に帰ってきたよ。おとといの夜到着したのだが、ダンナが「あっちの家見てこい」って。車庫を壊して、じじばばのために建てた部分(悪魔の館)はもう住めるようになったから見学してこいと。私「嫌だ」。だってちゃんと写真撮りたいから、明るい時に行きたい。翌日、カメラを携えて侵入してきた。
 
 デ
カいテレビを買っていた。




 オンドルの上で寝る。
 

 
 ダンナが息子に「シャワーはここを使え」と。そして「11時以降」とも。え?ソーラーだから、陽光を十分に受けた午前11時以降だって。この空間はトイレバスというより、「洗濯板で洗濯する場所」と化していた。
 娘が「上にiPhoneみたいなのがある」というから、近寄ってみたら、電気湯沸かし器の表示だった。 
 

 台所も使えるように冷蔵庫等が買い足されていた。じいさんが作業中。
 
 母屋(?)のリビングの電気ポットが変わっていた。新しく置かれたソレは私が市内で使っていて、調子悪いから捨てたものだ。じいさんが「アトリエに持っていく」と言ったのは覚えている。廃品回収の人に売るのかと思いきや、修理ですかい!
 ダンナが「今うちに3個電気ポットがあって、全部調子が悪い。お父さんが直したのを使う」。調子が悪いというのは、たとえばボタンを押しても押してもお湯は出ず、なんかの拍子に出ることもある、といった具合だ。いやいや、もー頼むから買ってください!!

 
 館を出て右側。自家栽培。

 
 館から左を望む。母屋側。


 これまで使っていた台所は窓が狭い。結果、通気が悪く、使い勝手が悪い。ばあさんが「デザインはカッコいいのかもしれないけど、実用的じゃないよ」とよく言っていた。だから、将来的に台所は新しいほうを使う予定だと。


 現在使っている台所に犬のえさが置いてある。残飯などもあげるので、犬にあげるものをその近くに置いてある。この豆はどうみても失敗した納豆なのよね。

 ネギとか入っている野菜炒めもここに置いちゃうから、私は見たら捨ててるんだけど。犬、死ぬわい!

 あとなんかネタあった気がするけど、こんくらいでいいわ。
 

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【2014/05/03 09:02 】 | n嫁姑親族 | 有り難いご意見(3)
最近大したばあさんネタないなあin北京

 おとといのこと、ばあさんが正午に電話をかけてきて、「今から行くよ」。え?出かける予定だったんだけどなあ。「ああ、いなくてもいいよ。鍵持ってるから」。え?ダンナ、鍵、渡したんかい!


 


 去年大雨のとき、我が家が水漏れし、それについて管理事務所に文句を言いに行くというのがばあさんの用事だったのだが、小麦粉を練った大きな塊と野菜を携えてのこのこ(おいおい)市内にやって来た。


 


 小麦粉の塊は言わずもがな麺になる。たいてい「打卤」(あんかけ)で食べるので、野菜を炒めたりするのだが、ご持参されたのはラディッシュのみ。ばあさんが台所へ行き、干し椎茸を戻してあるのを目にする。「これ、打卤にするんでしょ」。アンタが来る前から用意していたんだから、違うに決まっているじゃないかと心で言うアタシ。私は御飯を炊いて、おかずを作る予定だったのだが、麺となると、メニュー変更だ。心優しいみどり様は干し椎茸に関してまったく反論せず、使わせてあげることになさった。打卤は冷蔵庫にあったインゲンと炒め、凉菜としてラディッシュを千切りにするばあさん。そのほか、細長い葉っぱがお皿に横たわっているのを発見。それはラディッシュの葉だと言う。塩をかなり多めに入れたのは、日持ちさせるためだろう。これでは食事の量として足りないから、従来の計画どおり、私はコロッケを作った。


 


 食べおわって、息子がすぐに牛乳を取り出し飲む。


 


 最後の一滴まで絞るように息子がビニールをクシャクシャに押し出すと、ばあさんが「そのやり方じゃダメ。アンタのおじいちゃんもそうやってやるから、ダメだっていつも言ってるんだけど、そうすると中にシワができて、そこで牛乳が溜まっちゃう。こうやって口を下に向けておけば自然と中のものは出てくるのよ」。息子がもうないだろうと、テーブルに置いたその牛乳の袋をばあさんは手に取り、お椀に入れて飲んでいた「面汤」(麺を茹でた湯)に向けて振った。気持ち悪い。さらには自分の手のひらに振って、ごしごしやった。おいおい!ミルク成分のクリーム?じゃなくて、明らかにミルクのみだから!


 


 食後、しょっぱすぎて余り食べられなかったラディッシュの葉を冷蔵庫にしまうのに、ラップで包めばいいものを、ばあさんったらジップロックの中でもつまみがついている高級なヤツわかる?あれに皿ごとそのまま横に入れた。浪費しないでください。お義母様。心は叫ぶ。


 


 テレビのニュースが終わり、ドラマが始まる。子ども達はリビングで宿題をやっているのに目もくれず、ドラマを真剣に見るばあさん。ドラマには男二人(上司と部下らしい)。若い方が「我和她上床了」(アイツと寝たんですよね)。え゛?私、聞き間違えたのかと思ったが、その後のもう一人のセリフが「おまえ、結婚する気ないだろ」。そーゆー会話、子ども達の前で止めてほしい。


 


 翌朝。私も子どもも6時に起きるのだが、545分くらいから、あまりにもシャカシャカうるさいので、私だけ起き上がった。鶴の恩返しでもあるまいに、と台所へ行くと、ばあさんが麺を打っていた。ええ?朝も麺?無理やり泣く泣く口にしたわい。


 


 私はいろいろやる作業があったが、その間ばあさんは掃除をやってくれた。7時すぎには「帰るよ」と元気よく去った。嵐の後の静けさを一人噛み締める私がそこにいた。

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【2014/04/16 21:41 】 | n嫁姑親族 | 有り難いご意見(0)
清明節の連休は久しぶりにアトリエへ行きin北京

 連休一日目。ダンナがランボルギーニ(車種はうろ覚え)で迎えに来てくれた。アトリエに着いて、ダンナのテーブルを見ると、名刺がたくさん置いてある。一番上はお坊さんの名刺だった。北京郊外の寺の名前が書いてあって、名前「○○法師」。その下の一枚は「○○法師助理」。お坊さんのアシスタント?そして二人の名刺の裏には「开户行××银行  还户账号××××××××」。「お布施を今すぐ送金ください!」みたいな?? その露骨さはむしろ微笑ましい(ワケもなく)。


 到着したのは昼過ぎで、じいさんが昼ご飯を用意してくれていた。
 
 
 夜もじいさんが作る。私は手伝おうと、台所へ行くんだけど、自分でやる!と頑固。たとえば、ピーマンの場合。


私:これ私が洗います(と言って、包丁で切ろうとする)


じいさん:それ洗ってないよ


私:先に切ってから洗います


じいさん:切るんじゃない。裂くの。もういいから、オレがやる


 私はいつも先に中の種を取ってから、洗っている。でもじいさんはピーマンを包丁で切るのでなく、手でちぎる(中国語は[bāi])。


 昼の炒め物がたくさん残っていたので、夜はあまり作ることなく、私も手伝わなかった。

 馒头(マントウ)は相変わらず、電子レンジの中で保存。

 ダンナって親とおしゃべりしない。友達だとガンガンしゃべるくせに。食事中、じいさんがいろいろ言うのを、私が「そうですかあ」等と相槌を打つ。

 「ひき肉、ソーセージ、スーパーのは買っちゃダメだ。そもそもどんな肉が混ざっているかわかりゃしない。テレビでそう言っていたよ。お母さんが帰ってきたら、一緒に作るよ」。あの夫婦、これまでもひき肉は肉の塊を買ってきて、自分でミンチにしていた。この日もね、冷凍庫を開けたら、ラップにも包んでない、むき出しの肉の塊が凍っていらっしゃった。アンタたちの肉の方が危険だっての!


 この白菜の炒め物、今全部食べちゃおう。炒白菜不能过夜。炒めた白菜は時間がたつと、リンが増える。リンを摂取すると痛風になる←来ターーーー!時間がたった白菜を食べると痛風になる。「風が吹けば桶屋が儲かる」レベルの非現実性。 


翌日。息子宿題。アタシ書道の勉強。気候がいいから、ダンナが「外でやれ」と言う。しかし風が結構吹いていて寒かった。私、セーター着てたよ。この青空に注目してほしい。北京でこんな日もあると。


 ばあさんが午後
3時に北京に着くという。あの「節約命!」なばあさんが列車じゃなくて、飛行機に乗るっていうからビックリした。じいさんは言う。「今、旅行する人いないのかね。400元だよ」。そりゃー飛行機にするわなあ。

 夜はばあさんが麺を作る。



 この黄色い粉は麺同士がつっくかないように振る「玉米面」。鍋で茹でるとき、この黄色い粉も入るから、茹で上がったときお湯は結構ベトベト(中国語は[nián])。二回目に茹でる時もその茹で汁を使う。多少蒸発するので、水を新たに足すけど、量は知れたもので、二回目の麺は非常にベトベト。私はそれが好きでない。

 ダンナが「桜を見てこい」。庭に樱花树桜の木。鑑賞のみ。手前)と樱桃树(食べられるさくらんぼがなる木。右奥の低い木)があるのよね。
 


 ついでに外のヨソサマの桃畑。
 

 空の色に注目(え?しつこいって??)。

 天気がずっとよくて、洗濯をしたものを外に干していた。じいさんが「乾いたぞ」と持ってきたバスタオルはまだ湿っていた。私、こめかみがピキっ。完全に乾いていないのに、取り込むその神経が許せない。あと洗面所で使っているタオルをそこで手洗いして、そのまま洗面所で干す。あれも許せない。

 連休三日目もアトリエにいた。昼前にばあさんが孫にしょうがを買ってくるように言いつける。「500gで5元以上したら、たくさん買わなくていいから!ちょっとあればいいんだよ」。

 アトリエでは衣替えしたり、タオルチェック(ずっと掛けたままだから、私が交換)。ゲストルームの洗面所のトイレカバーがばあさんお手製だったのを発見。

 ここのちりとりもレントゲン写真だった。

 期待するようなばあさんネタないな。一緒にいた時間も短かったし。っつーか、そんなにネタあったら、私の「ピキっ」回数が増えて、早死するわい。
 


 

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【2014/04/12 08:46 】 | n嫁姑親族 | 有り難いご意見(4)
クイズの答え:香菜、自転車置き場、和面机、納豆机in北京
4月6日のクイズの答え発表。

香菜


②この民工の家のような囲いは何?


 反対側から見ると、中が見える。

 答えは「自転車100」置き場。ダンナが個展で使ったもの。2008年に展示した写真はここ

家用和面机ネットで同じ写真がないかと思って、「和面机」で画像検索して調べたらここにあった。308元だって。和面」は粉をこねること。という字は[hé] [hè] [huó] [huò] [hú]5つの発音があるが、「和面」は[huó miàn]

 うちのじいさんばあさんは市販の麺を買うことなく、麺を食べるといえば、粉を練って自分で作るのだが、年取ってくると、力もないし、ラクをしようと思ったのか、これを買った。ところがダンナが「これで作る麺は美味くない」と言い放ち、やはりお手製に戻ったと言う。じいさんが「これ使った後洗うのがものすごくメンドくさい」と言っていた。「小麦粉+水」の塊がベトベトくっついて、楊枝まで使ってきれいにしたと言う。



 


④領収書には「优益纳豆机家用全自动不锈钢胆送纳豆菌网正品298元 川秀纳豆发酵剂 菌种 纳豆胶囊10/ 25」と書いてあって、箱には「酸奶纳豆米酒一体机」とある。つまり、ヨーグルト、納豆、米酒が作れるマシーン。これ、ダンナの弟が二台買って、一台は自分用、一台は両親に贈ったんだと。





 領収書に「总应付货品全额323/总优惠金额175/总实付金额148」とある。これ見ると非常に安くなっているようだが、ネットで調べると、納豆機は100元しないものもある。本当の値段ってわからないなあ。

 この商品についてはここに詳しいので、見たい人どうぞ。北京で売っている納豆はほぼ冷凍だし、大豆は安いから機械買ったほうが安く上がるな。出来上がった味はまともだったよ。



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【2014/04/11 10:21 】 | n嫁姑親族 | 有り難いご意見(7)
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