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土曜日、北京日本文化センターでイベントがあって、参加者が俳句を小筆で書く、その指導を私がした。充実した2時間で、その内容については明日書く。 前日、着付けの動画を探して、一緒に見て、私がまず着てみる。着終わって、鏡見たら、どこをどー見ても花魁。こりゃひどいなと思い、次はばあさんが着る。和服は生まれて初めてで、喜びはしゃぐこと、3歳児の如し。私が着たのよりずいぶんマシに着ることができた。ばあさんの写真を撮り、「王新に微信で送る」と私が言う。王新はばあさんの次男。うちのダンナに送っても無反応だろうけど、あっちの息子なら「おかあさん、きれいだ」とかなんとか言いそうだ。写真撮るときのポーズがすごかったよ。グラビアアイドルじゃないんだから!ってなポーズ。私、のけぞった。 家で着物着て、タクシーに乗り、娘と3人でSK大厦へ。イベントが終わり、娘が図書室へ。図書室の受付のすぐ横にウォーターサーバーがある。私はばあさんに「紙コップがあるから、水が飲めますよ」と言った。ちょうど副所長さんがいて、「任務終わりました。今日は姑に着物着せてもらいました」なんて話している横で、ばあさんったら、紙コップではなく、持参の水筒に水を汲む。いやぁ、止めてぇーーー!副所長の目の前で。 私は講義して、着物で体を締め付けられ、ヘトヘト状態。タクシーで帰りたかったが、それは言えない。だって、タクシーなんて贅沢はもってのほか。持ってきた洋服に着替えていたし、バスで帰宅することに。 ばあさんが「肉餅作るから、アンタ達はスーパーでひき肉買って来て。私は市場で野菜を買う」。この日、昼寝してないのに、元気な老人だ。目的地が違うので、別々のバスに乗ることになった。そのとき、ばあさんったら娘に「はい、重いから、持ってって」と、水筒を渡す。おいおい、自分で持てよ! 私は非常にのどが渇いていたので、娘とスーパーの近くの飲食店に入り、飲み物補給。すぐにひき肉を買って、帰宅。家に着いてすぐにでも横になりたかったが、ばあさんがすでに帰って来ていて、小麦粉をこねていた。小麦粉、世の中から消えてよろし。ばあさんの野菜を切る、けたたましい音が耳をつんざく。嫁の私が手伝わないワケにいかないじゃない?ばあさん居なかったら、ピザの出前でもとっていたのにぃ!と娘に言い、息子に言い、独り言も言い……。 夜8時頃食べ終わり、ばあさんが「じゃあ私は通県に」。え?えええぇぇぇえええ?こんな遅くにアトリエに帰る?長距離バスに乗り、途中からじいさんに車で迎えに来てもらうと言う。引き止める理由もないし、お引き取り願った。 ばあさんが去り、水筒の水を有効活用しようとする健気で素直な良き嫁。これ沸かして、コーヒー飲もうと思った。ところがだ。蓋開けてビックリよ。水が透明でない。よーーーく見ると、底に疲れきった茶葉が中途半端にも数枚沈んでいらっしゃった。一気に使う気が失せる。 PR |
疲労困憊。土日は軽く記事アップ。 これ水曜日の朝の話。自分がシャワーを浴びるときに横に置いておけば、濡れるでしょ。そこへ洗剤を撒いてゴシゴシ洗うと言う。えっ?えええ?水fromシャワーwithばあさんの垢。想像するだに恐ろしい。 この日10時からたくさん人が来ることになっていた。「椅子が足りなくなると困るから、洗うなら午後にしてください」と言った。続けて「シャワーだけ先に浴びてください」と言ったら、「午後」との答え。あくまでも椅子と一緒にシャワーだ。 水節約もほどほどにしてほしい。 |
メモメモメモメモ。ちゃんと書き残さないと、溢れ出るばあさんネタを忘れてしまう。私ね、忙しいから。明日のイベントの準備終わってない。今日も簡単にアップする。 毎朝6時半までに子ども二人が家を出る。朝はおにぎりかサンドウィッチが多い。時間がないとき、持たせられるから、そういうラップに包みやすいものを敢えて作る。麺とかお粥なんかは休日でないと作らない。ばあさんがここに住むようになって、朝食が一番困る。野菜第一!の人にとって、「サンドウィッチの中にキュウリ」程度じゃ許せない。 このところ、ばあさんには前日の晩御飯を食べてもらっている。温めるだけでいいし。でも、私は朝から中華の炒め物なんて食べたくない。だから、子どもたちが去って、やっと起きてくるばあさんに「私は子どもと食べました」と偽り、サンドウィッチを寝室に隠し、あとで適当に口に入れる、そんな毎日だ。これってもしかしてシンデレラ?(←どこがよ?)結構メンドくさい。 昨日、「吃饭了吗?」と聞かれて「没有」って、正直に答えてしまった。アホだ。世界一バカだ。一緒に前日の残りを食べるハメに。。私、日中家にいてもばあさんとあまりしゃべらないが、ばあさんはしゃべりたい。朝食をとりながら適当におしゃべりして、私が「你养了4个孩子,真不容易」(4人も育てたなんて大変でしたね)と口がすべってしまったから、さあ大変。火が付いちゃって、苦労話30分。頭痛がしたけど、阻止できなかった。 内容はまた後日記すことにして、これだけ。ばあさんは涙ぐんで「私はこんなに苦労したのに」と語る中、一箇所どうしても笑いをこらえるのに大変だったところがある。ばあさん曰く「浙江省の温州へ行ったとき、初めて4時間もバスに乗ったの。私は電車は大丈夫。船も大丈夫。小学校のときによく選ばれて、船の旅行に連れて行ってもらっていたから(←出ターーーーー!小学生時の栄光!。それまで酔ったことがなかった。でも長時間の車はダメなの。現金を3000元も持っていて、(右脇を指し)ここに1000元、(左脇を指し)ここに1000元、(お腹を指し)ここに1000元、隠して持っていたのよ」。 脇?脇?? 想像してほしい。脇にどうやってお金を隠すの?。これ今日のクイズにしようか。いや、答え、よう聞かんわ。 |
【5月6日】
蓋をとると……。 これ、たんぽぽの葉っぱじゃないよ。ラディッシュの葉。私、ダイエット中じゃなきゃ、捨ててたわ。親の仇!みたいに思って、食べた。これちょっと苦いの。娘は「苦いから茹でて」と言うが、火を通しても、ばあさんの怨念は消えないことを子どもは知らない。 冷蔵庫を開けたら、ケチャップの瓶が落ちて割れた。おいおい!どこに入れとんねん!扉の方、卵の下に入っていた。ちゃんと収まっていたら、落ちないから!やたら漬物とか、干しぶどうとかデカい瓶に詰めて、冷蔵庫にしまう。うちの冷蔵庫は大きくないから、扉に入らないケチャップやオイスターソースの瓶は正面に横に寝かせて置いてある。あの人が余計なことをすると、余計な仕事が増える。 それでなくても、息子が受験間近で精神的に大変なときに、イライラ度を増大させてくれる。初めは痩せるというメリットのみを考え、前向きだった私も、体重が減らない不思議を理不尽に思い、なんだ、ばあさんがここにいるメリットが何もないじゃないかーーー!と怒りを募らせるばかり。 【5月2日】から【5月5日】を書いてないのに、気づいた?多すぎてまとまらないのよ。下の内装工事の音もうるさいし、出かけてくるわ。 |
【4月30日】 翌日から連休。この日、学校はたいてい半日だ。娘の友達が初めて我が家に6人もやってくるというので、私は張り切った。ハンバーグ、ハッシュドポテト、テリーヌ、おでん、ほうれん草のおひたし、サラダ。ご飯も炊けるだけ炊いて、これで十分だろう。前日に食材は買ってあった。台所でばあさんが「ひき肉があるね。菜卷作って、白菜があるから、山东炒肉作って……」と聞き捨てならないことを吐く。いやいや、ひき肉はハンバーグ以外、絶対に許さない。そう私が言う前に、娘が「おばあちゃん、明日来るのはね、みんな外国人なの。毎日中華食べてるから、ママの日本料理のがいいと思う」。なんていい子に育ったんだろう。それでも「山东炒肉」とつぶやくばあさん。 ばあさん、体の調子が悪いのよ。広州にいたとき、お腹がすごーーーーーく痛くなって、病院で検査したけど、悪いところが見つからない。それで北京でちゃんと検査したいと、朝8時にここを出た。病院なんて今日見てもらえるかわからない。何百人待ちかもわからない。でも「お昼は私が作るよ」なんてほざいていた。 私は予定どおりしっかり作り、冷蔵庫に入れ、10時には家を出て、友人宅へ。 12時半に娘から電話がかかってきて、「ママ、家に着いた。今、あっためてるところ。おばあちゃんも帰ってきたよ」。ええええええええええええええええぇぇぇぇええええええええええええええ。貴女の居場所は病院です。そんな早く帰らなくても。ばあさん、娘の友達と一緒に食べるに決まってる。みんな、気を遣って大人しくなっちゃうじゃないか。 食後、ばあさんは二階にいて、子ども達は人生ゲームなどをし、16時には皆ここを出たらしい。 私が帰宅したのは18時。主食はばあさんが買ってきた「烧饼」。ご飯を炊こうと思っていたのに、先手を打たれた。おかずもばあさんが張り切って炒め物。明日こそは私がご飯を炊いて、油なしのおかずにしよう。そう心に誓う。
【5月1日】 ばあさんがやたらアトリエにいるじいさんに電話する。普段の声もデカいのに、電話だともっとデカくなる。微信(Wechat)だと「タダ」だからと。いやいや、タダだからってそんなに頻繁にかけなくていいよ。そんなにI love じいさんなのか。 ばあさんは自分の携帯にかかってきた時、聞こえないと困るから(+耳が遠いから)めちゃくちゃデカい音量に設定してある。でも、こっちからかけるほうもデカい音が鳴るの、どうにかしてほしい。免提(ハンズフリー)はやめなさい! ばあさんってじっとしていない人。食事終わってすぐ掃除。その掃除する音も異様にデカい。加湿器の中にこびりついた「水垢」[shuǐ gòu]を除去するのに、金のたわしで「ガシガシ」。プラスティックを金のたわしで擦りつけるの止めてほしい。 午後、じいさんがやってきた。うちの中のいろいろな不都合を修理しに。どんどん直っていくことがうれしい。タダで。娘が聞く。「おじいちゃんはなんでそんなにいろいろ直せるの?(爷爷为什么会修理?)」(パパはできないのに、という意味)。じいさんニコニコして曰く「うん。おじいちゃんは直せる(我会)」。いや、答えてない。WHYで聞いたらBECAUSEで、为什么で聞いたら因为で答えるのが人間だ。ははーん。ばあさんと同じで人間じゃないんだな。 じいさん、せっかく久しぶりに孫に会って、泊まればいいものを、絶対去る。なぜならここは自分の家じゃないから、居心地が悪いんだって。広州の次男のところに2カ月いて、ずっと北京に戻りたいと思っていたそうだ。 こうして5月1日に確かに去ったのだが、今、私のすぐそばにいる。ばあさんネタはまだまだあるよん。 |
【4月28日】 ダンナから電話で、「おかあさんがそっちに今日行く」。私、断る。なぜなら娘は翌日学校が半日で、クラスの子をうちに呼んで一緒にお昼を食べたいと言っていたから。大人が家にいたら、騒げないだろう。私、友人宅へ避難することになっていた。ばあさんがうちにいたら、とてもジャマだ。 ダンナから電話で「今日はおかあさん行ってもいいだろう」。私、断りたい。なぜなら一日間違えたから。娘の友達が来るのは30日だ。でも、もう「今日もダメ」って言えない。本音は「一生ダメ」なんだけど、渋々「いいよ」と言う。娘は昼ご飯を全部自分で作って、これだけできると自慢したかった。でも、夜は宿題をやり続け、お昼に戻ってきてから、7人分作る時間なんてありゃしない。 午後2時頃、ばあさんから電話で、「あと15分で着くから下へ下りてきて」。めちゃイヤな予感。荷物が多いから、下に取りに来いという意味だ。じいさんの車でこっちに向かっているのだが、二人で持てないくらいの荷物って、本当に6月24日まで居続けるんじゃないだろうな。10分後にまた電話で「下りてきた?着いたよ」。家の電話に出るってことは、みどり様はまだ外に出てないって意味だよ!っつーか、着いてから電話すればいいのに、無駄なコールが多い。下へ降りると、野菜の皆様が私にこんにちは。野菜なんてね、どこにでも売っているから!持って来なくていいのに! 夕方、お米を洗い始めると、「麺打ってきたよ」。ええ?荷物チェックしたのに、どこに隠してたのよ?こうしてばあさん主導の100%中華ディナーが用意される。 にんじんを炒める時に、私が前日揚げ物して残った油を使ったの。油はお椀に入っていて、カレー食べるスプーンでばあさんは表面張力山盛り5さじ入れた。もうにんじんが多いか油が多いかわかったもんじゃない。4人でご飯を食べて、このにんじん料理だけで、一人平均大さじ1+1/4の油を摂取すると考えると恐ろしく、私はにんじんを小さじ1程度しか食べなかった。 アトリエの庭からたんぽぽの葉っぱを摘んで来て、これの2倍持ってきやがった。私は「これだけ食べてダイエットに成功してやる!」と思い、命懸けで食べ尽くした。この日、肉ゼロ。ばあさん、ベジタリアンじゃないでしょ!ダンナの弟(次男)の嫁がベジタリアンなの。「肉をまったく食べないのは良くない」ってプリプリ怒っていたけど、アンタがまさにそうでしょがっ! 夜9時。台所へ行くと、洗い物が終わってないのに気づく。 冷蔵庫に残り物をしまえないばあさん。サランラップがもったいなくて、皿で蓋するばあさん。ゴミ箱から捨てた紙を拾い、床をゴシゴシ拭くばあさん。ゴミ箱から捨てたビニール袋をも拾い、床をゴシゴシ拭くばあさん。 <不本意にもまだまだ続く> |
1月にばあさんが次男のいる広州へ行って、長々とバカンス(?)を過ごし、先週北京に戻ってきた。電話はかかってきたけど、まだ会っていない。先週末ダンナがこの市内のうちに帰ってきた。 息子:おばあちゃんにここに来て欲しい ダンナ:五一の休みに来るよ 息子:そのあと中考終わるまでずっといて欲しい ダンナ:いいよ 中国では5月1日のメーデーあたりは連休になるのだが、今年は実質休みなのは金曜だけだ。5月1日、ばあさんと久しぶりの対面。息子は「おばあちゃんは厳しいから、おばあちゃんがいると勉強する気になる」。中考(高校統一入試)は6月24日なんだけど。 え
えええ え?ネタ? |
「おまえたちは紅白を見たいだろう。日本人の友達を呼んで一緒に過ごせばいい」。これ毎年12月31日にダンナが必ず言う。20年くらい前、パソコンが家庭に普及していなかった頃、大晦日に日本人の友達(ダンナ中国人)とともにNHKが見られるホテルなんかに泊まって、一緒に紅白を見たもんだ。でも、今は皆さん、家にインターネットテレビがあったりして、外へ出ない。 7時半に着いたが、学校で联欢会があった娘だけ、お店に着いたのが10時。遅すぎるわ。学校でしっかり食べ終わってるし、疲れちゃってて、紅白どころではなかった。 紅白が終わるのを待たず、店を出て、アトリエへ。 これ元旦の朝。手抜きにも限度がっ!っつーか、日本人、捨ててる? ものすごく久しぶりにアトリエに行ったけど、変化なし。いや、犬が一匹に減った。ばあさんは相変わらずだ。健康にこだわり、いろいろやかましい。ちょっと前は「リンゴが体にいい」と不必要に吹聴して、リンゴ教という新興宗教にでも入ったかと思ったものだが、今度はレモン教。今回はやたら「レモンは酸化を防ぐからいい」を強調していた。「リンゴを剥いた後レモンをかけると、色が黒くならない」はいいとして、朝ごはんすべてにレモンをかけたのには閉口。 食卓に並んだのは汁(雑煮なんて、おこがましいことは言わない、大和撫子のアタシ)と卵焼きとハムと山芋。ハムは燻製、レモンをかけたらおいしい。山芋は醤油をかけてあったが、これもレモンを入れて正解。しかし、汁にも入れやがった。それお雑煮ですから!(いや、だから、大和撫子!否定しようよ)簡単にだしの素を入れて味をつけたのだが、これにレモンは受け入れられない。 あ、このほかに7-11で買ったパンを少し置いたんだけど、じいさん、「进口的」(輸入物だ)と言って食べる。いや、違うから!嫁は进口だけど、食品は違うよ。 今回行ったら、台所が元に戻っていた。じじばば、自分の館を建てたでしょう?両方に石炭をくべるの大変だから、使わないことにしたと。ええ?じゃあなんで大掛かりに増築したの?? テーブルにはミカンの皮。枕の中材にするのか?ワケのわからない布は靴の中敷。この後ミシンが出されて、ガガガと縫い始めた。靴の中でゴワゴワしそうでイヤだな。 息子、1月3日から学校で、2日には塾があった。だから、アトリエには1泊しかできず、十分なネタはない。ばあさんは今月半ばには次男のいる広州へ行き、あっちで春節を過ごすというので、しばらくネタないよ。
嫁の私にしてみれば、平穏無事に暮らせるワケだが。 |
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