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「歌舞伎や能などで物の怪が憑依してという場合の憑依は中国語でなんていいますか。魂を乗っ取られるという意味の言葉が知りたい」と日本人から質問がきた。私はまったくわからず、うちの息子に聞いた。「灵魂附体。附身」と答えた。さすが中国人!でも「なんか、もっと北京话みたいな、聊斋みたいな言葉があるはずだ」と言って、すぐ友達に電話してくれた。そしたらその子は「鬼上身」と答えた。これまたすごい。でも、これって死霊が乗り移るという意味に限定される。それを息子に言ったら、「だって鬼[guǐ]は死んだ人だよ」って。確かにそうだ。質問者が知りたいのは、「化け猫が憑依した」等という場合。 そして日本語ペラペラの中国人に聞いた。「『附体』がいいのでは。例えば、ドラマで『キムタクの演技はまるで松田優作が乗り移ったかのようだった』なら『木村拓哉好似松田优作附体』、化け猫が乗り移るなら『霊猫附体』。『鬼身上』だと、死人が取り付くというよりは悪いものが取り付くという語感で、附体だと『その殺人鬼はジェイソンが憑依したかのようだった』でもいける」。 PR |
昨日知った。私の妹妹(妹妹たくさんいるけどね)が書いている、Yuka的生活博客の記事に、「日本妹子yuma带你认识日本人学中文的艰辛」。中国語を学び始めたころにありがちな例を日本人女子が演じている。笑える。4分36秒。見てよ。 |
昨日知った。「国子监“聖人鄰裡”错匾一事」。 国子监は元明清代の最高学府で、1306年に孔廟(孔子 を祀った廟)とともに造られた。そういう「学」のにほひがプンプンするところの扁額の漢字が間違っていると、書道に精通した楊さんが発見。その間違った写真はここへ→国子监大街门匾现错字。 「聖人鄰裡」の「裡」は本当は「里」と書くべき。大学の偉い先生の弁。「该门匾的“裡”确实有误,繁体字“里”和“裡”意义完全不同:繁体字的“里”,是指人群聚居的地方,也指称城市中的街坊、巷弄;“裡”为 “裏”的异体字,本义是指衣服的内层。但二者简化时都作“里”,现代人在使用时没有弄清楚各字的源流和变化,造成混淆。」里と裡は意味違うアルよ。繁体字の里は人が集まって住んでいるところを指すけど、裡は裏の異体字で、服の内側っていう意味アルよ(神楽風に←なんで?)。 そして、私がフォローしている中国人が微博にまとめていたのをここにコピー。出典:胡游京城。 たとえば、地名「沈阳」を繁体字にすると「瀋陽」となるが、苗字が「沈」の人は繁体字でも「沈」。簡体字の「干」は字が複数あって、「干渉」の場合はそのまま「干」で、乾燥だと日本と同じ字になって、木の幹という場合は「樹幹」と書く。これくらいなら知っていたけど、この上の表見ると、しっかり覚えていないものがたくさんある。 「台」の繁体字は「臺」だけど、じゃあ台湾で「臺灣」と表記しているかというと、街の看板等は「台灣」が多いらしい。繁体字/簡体字という分け方は大陸の言い分だから、あちらでは正体字という言い方になるけど、「臺灣」でなく、「台灣」を異体字として認めている。この記事等を参考に→「台灣」的「台」为什么不是「臺」字? 。 "臺灣"是在臺灣官方的正式書寫規定用法,"台灣"是臺灣人常用的非正式寫法。但要注意的是,很多人常常混淆,"台灣"這通行已久的民間寫法,其中的"台"並非簡體字,而是俗體字,官方稱異體字。 「臺灣」は画数が多すぎる。びやんびやんみえんか、お前は!丁寧に書いた日にゃー、日が暮れるわ。 冒頭の、ニュースになった看板のように、不必要なのに難しい方の漢字に変換していたかもしれないので、一つ一つ見て、理解したいと思う。私、こういうネタ、大好きだな(読者か、おまえ)。 |
私が先週学んだ中国語。死猪不怕开水烫……又作死猪不怕开水浇。指已经有足够多的心理准备面对困难,或对表面上困难的事情抱着无所谓的态度,通常用于自嘲或调侃。比喻无所顾忌,怎么办都行。 この画像は百度百科なんだけど、気の毒で見てらんない。ことわざは日本語で調べても結構載っているので、ヤフーなんかで調べても良い。Weblio→(死んだ豚は熱湯をぶっかけられても平気である→)(既に悪名を得たり悪い境遇にある者は)どのように扱われてもどんな責めに遭っても平然としている,カエルの面に水。 微博で私と互相关注している中国人女子が、この画像を見て「这个翻译……我方了」とコメントしていた。「方了」の意味がわからないので、質問したら、答えは「其实就是“我慌了”的意思,算是谐音吧,最近网络上很流行这个词,我用这个词就是想表达一下我被字幕的翻译吓到了百度百科」。こういうネットで流行っている今時の言い方はうちのダンナのような50過ぎだ中国人は知らないだろうなあ。 このように音が似ているから別の字を使うっていうのが近年非常に多くて、たとえば「吃藕」も最近知った新語だ。どんなときに使うかというと。この画像。 これも微博から。フォロワー数12万の日本通に「只有小通一个人觉得吃藕么」と書いてあった。吃藕……问一个游戏中的人物是不是很丑,不小心把"丑"打成了"吃藕"。从此,以"吃藕"表示"丑"的用法,在网上流行起来。chiouとchou(丑)が似ているというワケだ。 最後に「么么哒は萌萌哒なのかと思いました」って以前コメントに書かれた。私もそうかと思っていたら、ちょっと違うようだ。 么么哒……网络词汇,同“摸摸哒”,是“mu a” 的谐音,是大人亲小孩时爱的表达,表示亲吻动作的拟声词。 中国語見ても意味がわからない。日本語で調べたよ。ヤフー知恵袋で聞いている人がいて、中国人(たぶん)が答えている。「キスするときの擬声語ですあまり似てない そしてダサいから 僕一番嫌いのネット用語です」。あーあ、わかった。“mu a”というのは口を「む~」にして「あ」とやって、キスするような音を出す。大人が子どもに「かわいいでちゅね~。ちゅっ」ってやるような感じ。異性に対しても使えるので、私にも使うがよろし。 |
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うちの娘はそうでもないが、息子は思いっきり北京語。「今日」(きょう)を「今儿」(じるー)って言うし、明日(あした)を「明儿」(みるー)と言う。私は听得懂だけど、口から出たことはないな。体の部位も北京語があるんだね。絶対覚えれらないけど、記録として残しておく。
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「2016年あなたの運勢は?」って、これ絶対おかしい。もっと現実味のある内容にすれば、面白いのに。
私は山羊座。「陰謀者」以外当たってはいる。 微博に載っていたんだけど、私に「ノリだけでのノリはどういう意味ですか?」と日本語で中国人から質問。いや、私、中国語できないから……とは書かず、真摯に答えた。 私、占いとか大っきらいだけど。一応。 |
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