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ダンナが朝お粥を食べるので、鴨蛋を出した。
王:哪里有这样切的? 私:啊,原来是这样。因为我们不是一起生活,所以我不知道 王:不是,你不善于观察生活 私(大爆笑)ハハハッハハハハ 王:(息子に)你看看,妈妈像不像日本卡通? 普通は細長く切るのに、私は日本人がゆで卵を切るように切った。言われてみれば、中国人はそうだ。黄身と白身が均等になるように。 ここで私は根本的なことに気付いた。私ら新婚じゃないよね。今頃こんなことを知るなんて、同居してないからだ。それを言ったら、「おまえは普段の生活に対してちゃんと観察してない」。おいおいおいおい、なんでアタシがこんなこと言われなきゃいけないのよ。観察力なかったら、こんなブログ書いてないっつの! でも、ダンナらしい返答に大爆笑したら、また言われた。「日本のアニメみたいだ」。中国の成人女子はバカ笑いしない?これまで100回くらい言われてるんだけど。 私はこれについて、日本人と中国人の反応の違いを知りたくて、微博にも書いた。中国人の皆さん、アツい。 五彩:不能腰斩,要竖着切 進撃:怎么切还有规矩吗 hj:不竖着切的话,有可能像图片一样,一半儿没有蛋黄儿啊 進撃:是有可能这样没错,但是图上的很显然是吃过了,而且,竖着切虽然蛋黄可能比较平均,但是其实不好切 hj:我是给你举个极端例子,方便你理解。图片是没吃的那一半儿有大半个蛋黄儿,我看见了。竖切就是为了平均,还好吧,也没那么难切啊~ nami:又不是饭店,咋切都行 吉泽明步:这位先生说话不中听啊,把他带到您的故乡体验体验 私は「不中听」という中国語を知らなかった。勉強になるなあ。 不中听=使人不喜欢听 というわけで、これからは正しく切ることにするわ。あの人、うるさいから。 PR |
ダンナが帰ってきたら、朝は絶対絶対絶~対お粥。メンドくさい。私も息子も食べないから、一人分だけを煮る。ザーサイが買ってあるので、それを出す。ザーサイは日常的に使わないので、すぐ腐ってしまう。前日の晩ご飯の残りがあったら出す。でもこの日はなかった。そこで、ばあさんがくれた「鴨蛋」を出した。
塩漬けしたアヒルの卵だ。これを見てダンナが文句を言った。これ何がおかしいかわかる? もう出かけるから、クイズにしておく。 |
以前はアトリエから市内に戻るとき、ダンナが車で家まで送ってくれた。今はアトリエから車で10分くらいのところに地下鉄ができたので、そこまで送ってもらい、後は自力で帰る。ばあさんが食品をしこたま持たせるから大変よ。昨日は白菜、納豆(納豆器を購入してた!)、じっくり煮込んだ牛肉、炸酱、リンゴ。重いっちゅの!娘はそのまま大学へ。私は一人でうちの下まで着いて、アトリエに行かなかった息子に電話して、ヘルプ頼んだよ。
さて、その10分の車の中で、聞き捨てならない話しがあった。 朝食の時にばあさんが「王強が平谷に家買うっていうから、反対したけど、言うことを聞かない。あんな遠いところ私は行かないよ。土地は安くても建てるのはお金がかかるからね」。前から北京の北の方に家を買う(というか、そんな山奥、家はなくて、土地を買うに決まっている)と言っていた。実際何度も見に行っている。まだ行ってるんだなと、朝は思った。 車の中で娘が「パパは家買っても、そんな遠いところ、おばあちゃんは不伺候(面倒見ない)って言ってたよ」。 ダンナ:向こうは売るって言ったのに、実際金を払う段階になって、断ってきた。 私:え?お金払うところまでいったの? ダンナ:そうだ。ちゃんと話はまとまっていたのに。高く設定してきたし。まったく信用できない え? え? え? ダンナ:ここはこれからどんどん人が増える。俺は山の中がいい。 ちょうど地下鉄の駅に着いた。降り際、私が「あのね。うちはお金ないの。私が毎日節約してるのに」。ダンナ、手を左右に激しく振る。そして笑う。至極憎らしい。 地下鉄の駅のあたりは北京市政府が引っ越してくる場所だ。今工事が盛んに行われている。現在の画家村のあたりまで、北京市政府関係が使うことも決まっているという。ビルが建つ。人が増える。渋滞も深刻になる。 ダンナ→山好き。自然好き。 私→人ごみ好き。渋滞をも好き。 次また家買ったら、マジで離婚するぞごるあ! |
昨日の晩ご飯はスパゲティとサラダに決めていた。それは非常にラクだ。二種類作るだけでいい。でも16時にダンナから電話がきて「今からそっちに帰る」。おおまいがっど=うおだてぃえんな。スパゲティを美味しいと思わないダンナ。ばあさんの麺が大好きな舌。急遽メニュー変更だ。
だるかった。買い物に行きたくない。野菜は家にないでもない。それで「あるもの」で作ることにした。ご飯を炊く。ポテトサラダ。こんにゃくとたけのことわかめの煮物。昨日の残りの大根の煮物。新源里で買ったサーモンを焼こう。ダンナが一つ炒め物を作れば足りるでしょ。 「茭白」を見て、ダンナ「これは調理できない」。え?アンタ、なんでも炒められるくせに?結局ヤツはキャベツと干豆腐と牛肉(冷凍の薄切り)を炒めた。そして、キャベツの芯を醤油に漬けて一品。 さあご飯。ダンナったらまずその漬物から食べる。失礼でしょ。煮物食べなさいよ。たけのことこんにゃくをヤツのご飯の上にのせる。「我自己来」。いやいや、アンタは私の作ったものに対して非常に消極的だから。 今朝。ダンナは絶対にお粥の人なので、その準備。そして、息子の朝ご飯と昼ご飯を作る。忙しい。ダンナは朝起きたらまずは自分が白湯を飲むのみならず、息子にも飲ませる。私は二人を起こしてすぐに湯呑二つにお湯を入れておく。だってダンナは自分でやらないから。でも、今日はお弁当作りに時間がかかって、用意していなかった。 「水呢?」。言われるのはわかっていたが、こめかみピキっ。私、台所からリビングに向かって「我忙着呢」。ダンナはわざわざ台所にやって来て「水呢?」。怒りが頂点に達するも、菩薩であるみどり様は顔には出さず、冷静すぎるという面持ちで、「水不在这儿」と答える。水は台所にはない。リビングのポットにある。ヤツは湯呑がないという意味で台所にやってきたのだが、そんなの無言で自分でやりなさいよ! 息子のお弁当と水筒に入れるお茶がすべてできて、台所でお茶を飲んで、「終わった~」とぼーっとしていた。ダンナがやってきて、「その左手はなんだ?」。私の左手は無意識に台所の流しの上の台拭きに置かれ、右手は湯呑を持っていた。ぼーっとしていて、見えているはずの分別が失くなっていた。「その格好は何かの儀式か?」と。アタシは菩薩だよ。瞑想してるだけだよ。 菩薩は怒らない。これまで言われる前に白湯を用意してきたのに、今日に限って、間に合わなかった。それだけのことだ。私、全然怒ってない。1ナノメートルも怒ってない。菩薩だから。 こめかみの中にピンと張られている一筋の線が、大きすぎる音でぶち切れる、その日が来ませんようにと願うばかりだ。 |
私が琉璃厂へ行くと言ったら、ダンナに本を二冊頼まれた。友人宅で実物を見ていて、写真を撮ってある。それを私に送り、同じものを買ってくれと。
地下鉄7号線の「虎坊桥」駅A口で降りて、北上。前に行った猫カフェを通り過ぎる。 中国書店と古籍書店が並んでいるが、中でつながっていて、ひとつの店。書道の本はここが一番多いと思うので、まずはここへ行くといい。店員にダンナから送られてきた写真を見せる。一冊はあった。「ええ?こんなに大きいの?」と声に出してしまった。これ私持って帰るのぉ? もう一冊は店頭になく、店員がパソコンで調べてくれる。「交差点の角の方の中国書店にある」と教えてくれる。「その本はもっと大きいわよ」と言われ、げんなり。 ここでもパソコンで調べて「倉庫にあるから待ってて」と言われる。たいむいずまねー。时间是金钱。(何気にトリリンガルであることを披露)。その間に私は老舗の筆屋戴月轩へ。 店内で筆を作っていて、入室禁止と書いてある。私は顔を知っているので、日本人を連れて行っては、見せてもらう。写真も撮っていい。「日本から来ました」等というと、入れてもらえると思う。 空調の上にはイタチの剥製。これが毛筆になりますよという分かりやすい図。 安徽四宝堂のすぐ東の胡同に紙を売っている店がいろいろあり、入る。便箋を買う。 中国書店に戻り、本を買う。持ち帰るのがイヤなほどデカい。あんにゃろ! 地下鉄の駅へ戻る。駅のすぐそばに美術館とカフェがある。 この手前が1920美術館の入口。 無料で静かでいい。 同じ建物で交差点を曲がると、カフェの入口。 1920艺术商店咖啡馆(大众点评) 拿铁24元。砂糖入れますかと聞くから、要と答えたら、コーヒーに入れて渡された。砂糖の量はヒトによって違うじゃろが。結果、甘かった。 これも本の大きさを知って欲しくて、写真撮った。遠近法という原理をご存知だろうか(どんだけ読者バカにしてんの)。私、ほかにも荷物あったからね。 この美術館とカフェの建物は以前は中国書店(下が本屋で上は出版社)だった。もっと昔は京华印书局(本の印刷所)だった。 京华印书局前身是北平(今北京市)由康有为、梁启超等人创办的强学会书局改组而来的官营印刷机构,于1884年组建,1905年被上海商务印书馆买下,改名为京华印书局。 地下鉄に乗って帰途へ。デカい本を抱え、二回乗り換え、二回落としたよ。あんにゃろ! うちから最寄りの駅で降りたところで、ダンナから電話。先に私が「本買ったよ。こんな大きいとは思わなかった!」。「そうだ。大きい。我买的都很大」(俺が買うのはなんでもデカい)。私は心で(そうだよね。家もデカいしね)と笑った←笑えるなんてなんという余裕だ。諦観というか。 あれ?でもナスは小さいんだよね。デカいので統一しなさいよ!っつーか、あれ?あまのじゃく?あんにゃろ! |
先週息子の高校の保護者会があった。ダンナが行った。終わるのは夕方だ。 |
ダンナが帰って来ると、ロクなことない。
「春聯を書け」とダンナ。「王新も必要だし」。弟が広州から北京に来ている。ヤツにやるのはいい。「周琪が10は要るって言ってたな」。おいおい、赤の他人とそんなにたくさん約束するな! ダンナ、紙を広げる。 みどり様、書く。 ダンナ、床に置く。 みどり様、書く。 ダンナ、床に置く。 この写真の三倍書いた。 横批。 去年の大晦日。私に断りもなく「春聯欲しいヤツ、連絡おくれ~!タダだよ~!」と微信で流し、ガンガン書かされるハメになったみどり様。今年も覚悟してるわい。 |
今日の午後4時くらいかな。ダンナから電話「これからそっちへ帰る」。「え?なんで?」と理由を聞く私。「周吾がもうすぐテストだろ」。来週期末テストで、1カ月の冬休みももうすぐだ。いや、別に帰ってこなくていいのに。夫婦という関係は解消されていないのに、身体と精神が拒否する。
一番面倒なのは食事。メニューを考え直さなきゃいけない。 ダンナはたいてい週末にここに帰ってくるんだけど、冬は鍋。鍋といっても、部屋で電磁調理器などを使うのではない。電磁調理器は買うなと言う。なぜなら、部屋で鍋をやると、カーテンやソファーに匂いが付くから。こんな中国人、聞いたことないわ。長年言うことを聞いてきた良妻賢母のアタシだが、無視して買おうか思案中。 で、ダンナ作の鍋は台所で全部煮て、鍋ごとテーブルに出す。 たいてい排骨を買ってくる。味は塩のみ。薄くて、私が塩を足すほどだ。 私はこれまで家での晩ご飯はほぼ100%白米だった。息子が先月「麺も食べたいなあ」と言い、私は大層驚いた。そうか、麺でもいいのか。普段は白米におかず4品なんだけど、麺だとずいぶんラクできる。 今日はちょうど麺を買ってあった。ダンナに話すと自分が作ると言ったので、任せた。 ダンナが不在なら、ナスのあんかけは中国語のレシピ茄子打卤面を見る予定だった。 牛肉は私は吉野家風の味付けがいいと思うのだが、息子はパパの味が好きだ。ネギと炒めて、醤油とごま油で味をつける。甘さはない。因みに牛肉は、以前三里屯のヨーカ堂で売っていた宴屋が、現在福景苑で売っている、火曜日半額の牛肉片。 今、麺を茹でてる。これから晩ご飯だ。 |
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