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偽満皇宮博物院は入場料が120元なのに、隣にタダの「東北淪陥史陳列館」がある。沦陷……领土或国土被敌人占领或陷落在敌人手里,常指被敌占领一段长的时间。占領されていたという意味だ。全国にあまたある抗日展示館の一つと言っていい。
細菌、化学兵器の部隊がした生体実験。 ↑この向かいに実験されている様子↓。 やまもといそろくの字。 この陳列館内の説明で英語も日本語もあるんだけど、微妙に直したほうがいいレベル。 むき出しの。 冠をかぶせる。 言いがかり。 なんでちゃんとした翻訳会社に注文しないんだろう?こっちは真面目に見てんのに、ツッコまざるを得ない。中国語を見たら、気持ちはわかるが、とにかく直訳している。それでも以前よりはずいぶんマシになったようだ。 以下、拾ってきた以前の写真。 「意味わかるけど、そうは言わないな」なら、ネタにもなるが、明らかな誤りはまずいでしょ。九割引なワケがない。中国語の9折は1割引だよーーん。 へええ。上演したんだ。 溥儀は西洋文化の影響を受けて、偽満洲国皇居中にプールを設けた。これは「裸体」を外に表わすべからざる清朝の〇を一部始終に守った溥儀にとって、未曾有な行為だといえる。それにしても府議はプールに入って泳いだことがない、ただたまにプールの隅に光を浴びたり、水の中に泳いで遊ぶことを 〇がどうしても分からない。そもそも日本語おかしいところ多いし……。 最後の写真3枚は今はないようだが、やるべきことはちゃんとやってほしい。高い入場料とってるんだし。 PR |
昨日の朝、北京に戻るべく長春市内から長春空港までどうやって行くかを考えた。私は空港へ行くシャトルバスに乗りたかったが、ホテルの人に聞いたら、この近くにはなくて、タクシーで10分の「全安广场」へ行けば、「机场大巴」が出るという。または駅から列車もあるが、降りてから10分歩く。あのゴミゴミした駅に行って、並んで切符を買うのがメンドーだ。本数もどのくらいあるのかわからない。空港まで車で30-40分と私は認識していて、それなら全部タクシーに乗ろうと決めた。 駅前で流しのタクシーに乗る。「メーターを倒さないで120元」と言い張る運転手。私を空港まで送り届けたら、カラで帰ってくるから、その分も入っていると言う。北京もそうだけど、空港まで行ったタクシーは客を降ろして、すぐそこで客を乗せてはいけない。乗せて帰りたかったら、タクシー専用の長蛇の列に並ばないといけない。私が「100元!」と値切ろうとすると、「ほかのタクシーに乗ってみな。みんなそうだから」と言う。それは本当かもしれない。高速道路代も入っていると言う。 わからないからそれに乗った。ところが、この運転手がひどいなんてもんじゃなかった。3分に一回はクラクションを鳴らす。車線変更を頻繁にするからだ。とにかく速い。ビュンビュン飛ばし、どんどん抜かす。スキンヘッドで、頭が車の天井につきそうなくらい体が大きかった。人相も悪いし、ガラの悪い、怖い人だった。 大きい通りからちょっと狭い道を走ると、私はこのまま辺鄙なところへ売られてしまうんじゃないかと思い、突然大きなバス通りに出ると、空いてる道を知っているから通ったんだろうと胸を撫で下ろした。かなり走って、高速にもうすぐ乗るというところにタクシーが3台停まっていて、私の乗っていたほうの運転手があっちの運転手に「乗せるか」と聞き、あっちは「いいよ」と言う。そして私に「ここからはあのタクシーに乗れ」と言う。いやいやおかしいでしょ!「あの人のタクシーに乗ってもタダだから」と言う。いやいやいやいや、おかしい。私ははっきり言った。「私はアナタを信用するけど、あの人を信用しない。だって降りるとき、払えって言われたらどうするの?」と言って、動かなかった。「タダだから」(中国語で不收钱)。「タクシーに乗ってタダなんてことがあるはずがない」。「だって俺に払うんだよ。俺とあの人は友達だ」。中国人いう「友達」は、時としてかなり胡散臭い。私はずいぶんごねた。二重料金をとられたらたまんない。「移らない」。「タダだから」。「いやだ」。「あの車は空港専用のタクシーだ」。おまえは正規のタクシーじゃないのかよ!と心で思った。 ごねてごねて動かなかった。私みたいな外地口音のか弱きオンナはカモなんだろうなあ。着いてからやっぱり請求されたらどうしよう??と思った。さんざんやりとりして、しぶしぶ移った。元の運転手が「なんかあったら、俺に連絡しろ」と明るく言う。アンタの連絡先なんか知らないっつの! その空港専用のタクシーとかいう方に乗る。運転手は若くて物静かな普通の人だった。私がしつこく「どういうことなの?」「友達だから」「じゃあアナタはいくらもらえるの?」「もらわない」。それはおかしいでしょ。「だいたいタダのタクシーがあるわけないじゃない」「じゃあ、払ってくれる?」「払わない」。そこで苦笑する感じのいい運転手。私、ドキドキしっぱなし。「どこの人?」「外国人」「韓国人?」「日本人」。客が外国人だとわかると、下手なことはしないかなと真面目に考えた。そして「俺の岳父岳母は日本人だ」「どこにいるの?」「広島」「ということは」「奥さんは日本人だよ」「え?長春にいるの?」「松原、わかる?」「わかる。働いているの?」。「働いてるよ」。私がわかるのは松原が長春の近くの地名であるというだけで、長春からどのくらいの距離かは知らない。この「奥さんが日本人」という部分に関しては私はまったく信じなかった。タクシータダより信じなかった。そもそもそんなはどーでもいい。大事なのは私が120元で済むのかってほうだから。 ちょっと走って、「あと20キロある」と運転手は言う。ええええぇぇぇええええ?20キロがタダなはずがない。しかも途中からなぜかメーターを倒す。「ええ?なんで倒す?」「本当に信じないんだな。空港に着いたら、そのまま降りればいいんだよ」。長春空港はすぐそこが山で、ちょっとはずれたら、もう一生日本へどころか、北京へも戻れないんだろうと思った。私、売られないよね?あと30歳若ければ、嫁として売られることはあっても……と終始不安に思った。そのうち運転手が誰かと携帯で喋り始めた。自分がどのあたりにいるか、相手に教えている。そしてわかったことは、電話の相手は空港で待っている人だということ。降りる頃になって、しくみがわかった。空港まで人を迎えに行くのに、カラで行きたくないので、私を乗せた。最初の運転手はいくらかを二番目の運転手に渡しているはずだ。 さっきネットで調べたんだけど、駅から空港まで80-100元。これに高速代を加算したら、私がものすごーーーくボッタくられたわけでもないとわかる。でも、私は終始ドキドキしっぱなしで、生きた心地がしなかった。今度からやっぱりシャトルバスを利用したほうがいいと反省した。 |
この「长春电影制片厂」という文字。日本だと映画の初めに岩に波が砕ける海と「東映」の文字を見るような感じかな。
长春电影制片厂是中国大型综合性电影制片厂。前身是1937年,伪满时期日本人建立的“满洲映画株式会社”。……1955年2月,中共中央文化部决定,东北电影制片厂更名为长春电影制片厂。 長春電影制片廠は満州映画協会の撮影所跡。詳しくは日本語でここへ→満映撮影所。 近代的な博物館だった。2014年に大改修したらしい。古~い映画の紹介のところでは、さっぱりわからない私だったが、中国人にはたまらないだろう。80年代以降だと、俳優の顔もわかってくる。 若~い!! 入場料は120元。120元の価値はないと思う。私、前日に携程で検索して、微信で前払いしたので、60元だった。 中国の古い映画を観たことがないので、観たいと思って、お勧めを微博で聞いた。中国人が答えてくれているので、また記事にしたい。 长影旧址博物馆 官网 朝阳区红旗街1118号 |
長春駅。
駅の南側の向かいに「春谊宾馆」(旧ヤマトホテル)。 吉林省春谊宾馆始建于1907年8月,当时称大和旅馆。ヤマトホテルは、かつて南満州鉄道株式会社が経営していた高級ホテルブランド。1907年から1945年まで満鉄線沿線の主要都市を中心にホテル網を展開していた(wikiより)。 春谊宾馆は迎宾楼と贵宾楼に分かれていて、迎宾楼が1907年に建てた方。 1909年のステンドグラス。 二階に上がったところ。 ラストエンペラー溥儀が使った鏡。 ここはシングルがなくて、大床か多床か。広々としていた。トイレとシャワーが分かれていた。湯船はなかった。HISに頼んで一泊199元。 夜、ご飯を食べにウロウロしたが、駅前なのにどこもガラガラ。ずいぶん歩いて、北京にはない稻香粥业というチェーン店(お粥屋)に入った。お粥が5種類あって、6元で食べ放題。溢れる涙を……←止めなさいっての!これに一屉包子8元頼んで、計14元。 翌朝は贵宾楼の二階で朝食バイキング(+38元)。若い人がほぼいなかった。食事は洋食がまったく無し。中国人、老人でも朝から炒め物をガンガン食べるよなあ。すごいパワーだ。 歴史は古いけど、建物は内装しちゃっているから不満な人もいる(口コミで書いてあった)。外資系のどの都市で泊まっても同じ!というホテルじゃないほうが私はいいので、ここは良かった。 古い写真を見たい人は中国人のブログへ→长春旧影 026-长春大和旅馆 |
長春で観光といえば、まず行くのが「伪皇宫」。どんなところかというと、以下wikiより抜粋。満州国皇宮は満洲国の首都新京(現在の長春市)に築かれた満州国皇帝の宮殿。第二次世界大戦末期に対日参戦し満洲国に侵攻した赤軍(ソビエト連邦軍)が新京を占領していた混乱期に宮殿施設の多くが著しく荒廃したが、その後中国政府が宮殿の一部を復元し、偽満洲国における日本軍の占領政策の歴史を展示するという趣旨の博物館「偽満皇宮博物院」として公開されている。 中国語は「伪满皇宫博物院」。HPはここから。 チケット売り場は豪華。今時の映画館かと思った。トイレもホテル並み。どんだけ儲けてんのよ。 すぐに見えるのは出口。この先を進むと入口。 中に入ると左に進むのだが、目の前は競馬場。 こんなところに乗馬クラブがあるとは……。 パンフレットに順路が書かれていて、それに従うと無駄なく、まわれるようになっている。ここが建物に入る入口。 団体のガイドが「毎週火曜日に会議がありましたが、中国人は入れてもらなかった」と言っていた。 日満議定書が調印された机。 宴会場。向かいに楽器があったから、演奏を聞きながら食事したのだろう。 天津から長春まで溥儀が乗ってきた専用車。近くにいたガイドが「モーターショーがあると、この車を出し、今でも走れます」と言っていた。 唯一の和室。 防空壕。 部屋それぞれの説明はすべて日本語でも書いてあるので、そこで見ればよい。 もっと写真が見たい人は中国人の旅行記へ→又见长春之伪皇宫 日本語で検索してもいろいろ出てくる。 |
来週、中国の東北の吉林省の長春市へ旅行に行く日本人がいるので、是非ここへ!というスポットを教えて欲しい。 |
全国首家HELLO KITTY主题公园正式开园 2015年7月1日,中国首座Hello Kitty主题乐园——凯蒂猫家园在浙江安吉正式开园 ハローキティの中国語は「凯蒂猫」。ちゃんとライセンス獲った、中国初のテーマパークが浙江省に。なしてそんなところに~?私は子どもと国内旅行、まぢで杭州に行きたいけど、安吉は杭州から車で1時間半の距離らしい。幼稚園児のころはアンパンマン、小学生になるとキティちゃん。日本の女の子が必ず通る道だな。「凯蒂猫」はとっくに卒業したから、杭州に行ったとしても寄らないな。将来日本からツアーとか組まれるのだろうか。
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お墓以外で観光するなら、「易水湖」がいいらしい。でも宿への通り道ということで、「荆轲公园」へ。「荆轲」[jīng kē]と耳で聞いただけでは私は人名であるかさえわからなかった。でも子ども達はしっかり誰かわかった。「荆轲刺秦王」と言われて、私もやっと理解できた。映画にもなったから。荆轲は秦の始皇帝を暗殺しようとして、失敗し、殺された大物だ。 このあたりは「易水砚」という硯の産地で、この村は硯屋(店舗と工場)だらけだ。
4時15分くらいかな。終点「六里桥」の一歩手前「西局」で降りる人が結構いて、「地下鉄に乗れる。私降りる!」と慌てて降りた。そして地下鉄乗って、我が家へ。息子は塾へ。偉い! うちは中国の国内旅行なかなかしないから。ダンナ、旅行しないから。子ども達が可哀想だ。次はどこへ連れて行こうかな。 おまけ:個人旅行する人のために(日本語)。 ・日本語で詳しく旅行記を書いている人の記事はここへ→「清の陵墓を訪ねるその6 清西陵へ」。 |
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