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ダンナって派手にお金を使う。先週、杭州出張へ行き、またまた篆刻用の印材を買ってきた。北京は高いから、地方へ行くと買うのよね。安いと数元からあるハンコ用の石は、高いとありえないくらい高い。アトリエに行ったとき、私に見せてくれた。うれしそうに並べるヤツの顔が憎い。 形が悪いが、色が珍しいという、石。800元とか1000元とかのを買いやがる。値切ってこの値段。目を輝かせて、「前に買ったの、見てないだろ」と並べ始める。「これ、500元、いや、1000元だったかな。2000元だったかな」。おいおいおいおいおい!500と2000は違いすぎるじゃろが。 かつて地方で買ったのを北京でわかる人に見せたら、北京の相場の半額以下で買っていることがあった。転売しろ、ダンナ!でも、ヤツの買う目的は投資じゃなくて、自分用。自分の作品に捺す印材にはいいものを使いたい。鑑賞して、収蔵しておくわけでもない。 娘:え?自分で使うの? 四角を4回は言った娘。その気持ちはよくわかる。和食を4人で食べて400元。これ北京ではかなり安い方。ダンナ「400元もするのか」。おいおいおいおいおい!アンタの石は数千元でしょがっ。私が普段節約しているのがバカらしくなる。でも私も浪費してると、まぢで破産するわ。まったく、お似合いの夫婦だ(ってそういうオチか)。 ダンナの個展、土曜日で終わりだからね! <俗人・俗画>王強作品展 PR |
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月曜日、ダンナの個展の搬入、陳列。午後4時半に画廊へ行き、打ち合わせをし、5時から設営業者が来ることになっていた。ダンナはアトリエからこのうちに来て、私をピックアップし、画廊へという順で。 3時に突如ダンナから電話がかかってきて、「もう画廊の近くにいるから、連絡して、開けてもらって!」。はっ?え?早すぎるでしょ!っっつーか、事前に知らせろっての!申し訳なさいっぱいで、私が電話して、開けていただき、ダンナは作品を置き、助手を残し、梱包から解いてもらう。その間に、ダンナの車は我が家に。晩ご飯要員のばあさんも乗っていて、私とチェンジ。っつーか、今行ったら早すぎんだけど? 私「業者は5時だよ」。ダンナ「その前にやることがたくさんある!」。いやいやいや、そーゆー約束を先方としてないから!結局、渋滞がひどくて、着いたのは4時。配置考えたり、いろいろあるから、早すぎはしなかったんだけど。 画廊にはモノが置ける台がたくさんある。ダンナ「破坏空间だから撤去して!」と。それがもう結構な量なのに、別の場所に無理やり移していただいた。本当にすみません。 設営業者は美術館専門のヒトで、偶然にもダンナが地方巡業(?)へ行ったとき毎日ともに汗を流したヒトだった。設営が終わり、みーんなで晩ご飯。わてら夫婦に「どうやって知り合ったんですか?」。普通聞くかあ?ダンナ答えて曰く「路上」。おいおい!ナンパされた覚えもないし、した覚えもない。若い人達には真面目に答えてあげようよ。で、答えた。 画廊の人が「王先生、開幕式で何かお話されますか?」。「しない。何万人も集まったらするけど」。おまえは国家主席か! ダンナの助手というか舎弟というかの若いボクちゃん、あまりゆっくり話したことがなかった。私に「普段、料理は何を作ってあげているんですか?」って聞くから、私が「ほら、一緒に住んでないから。この人がうちに帰ってきたら、作ってもらうの」。「ええええええぇぇえぇええ!」。信じない。ダンナ「本当だ」。まだ信じない。「俺は朝子どもを学校へ送ってやる」。「ええええええぇぇえぇええ!」。またまた信じない。それはすべて事実だ。っつーか、ダンナどれだけ怖いと思われてんのよ。 このとき私がひっかかった、ダンナの一言。「あいつが作るのは食べられない」。腹立つーー!私は中華が上手に作れない。和食は、みりんとか入ったの、甘くてまずいと思っている。煮物は全般的にダメなダンナ。わかっていたけどね。改めて他人に言っているのを聞くと、不愉快っていうか、国際結婚を後悔するっていうか。 そろそろ2015年の目標、計画を立てる頃だ。「いきなり中華が上手になる」。これは候補だな(おいおい。どこまで前向きなの)。 <俗人・俗画>王強作品展 ゆっくり観たい人は初日は避けたほうがいいかも。ダンナ関係がたくさん来るらしい。むさい人、たくさん見たければどーぞ。
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アトリエですでに使っているこれをダンナが、市内の私の家のためにまた買った。でも使い方がわからず放置していることは、先週ここで書いた。ブリタなら日本語のHPがあると二人もの親友がご丁寧に教えてくれたが、使わないでいた。先週末、ダンナがここへ帰ってきた。
ダンナ:なんで使わないんだ 私;だって説明書読んでないし。初めはなんか注意することがあるんだよ。私、中国語見てもわからなかった ダンナ:おまえはわからなくても、静香か周吾に聞けばいいじゃないか。ここに持って来い 私:説明書、今見てよ(と開く) ダンナ:いいから持って来い。(息子に渡す)水入れて来い。 私:ああ、ちょっと待って。水入れてすぐ使えるんじゃないはず ダンナ:いいから。使え。(息子、水を入れる)これでいい
こうして不正確に使用が開始された。数日後わかったのだが、初めは2回濾過してから使う。あ~あ、もうその捨てるべき水飲んじゃったよ。死んでやる。おまえのせいで!と天国から呪ってやる!(すでに5日もたってるっちゅうに!)
週末の夜、家族四人で鍋を食べに行って、その足でスーパーへ。モップ売り場のところで、品選びするダンナ。うちの台所、トイレの床はツルツルで、ちょっと水があるだけで滑って危ない。だから、私が使っているのは「海绵拖把」。 ダンナが買おうとしたのは「墩布」。 私:そういう先が布の、要らない ダンナ無視して、物色 私:要らないって言ってるでしょ!うちにあるじゃない! ダンナ:ああいうのはダメだ 私:それ買ったら、すぐ捨てるからね ダンナ:オレはうちにあるのを捨てる
離婚するぞ、ごるあ!
腹立つーーーーーーー!めちゃ腹立つ。結局買わせなかったけどね。買ってたら、「国に帰らせてもらいます」だったかも。同居してなくてよかったと改めて思った。 |
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結婚した当初はいつもヒヤヒヤしていた。だって、この国は現代アートなんかを認めない。悪いことしてないのに、しっかりブラックリストに入っている私の配偶者。まあ、秩序を乱す恐れのある対象っていうか。 結婚して10年は、たとえば48時間連絡が取れないと、あれお縄ちょーだいですか?と真面目に思ったりもした。でもここ数年、全然心配していない。現代アートでも何に触れたらいけないのか本人はわかっている。妻子がいて、そうそうアホなことはしないはずだ。画家村でも捕まった人は過去にいるからね。そりゃー、そうだろうってことをしている。キーワードで引っかかるといけないから具体的に書かないけどね。 ところがよ。去年の今頃。私はヤツの微博も見ているんだけど、画家村で公に「反対します!」みたいな横断幕を掲げ、本人がばっちり写っているのよ。ええ?すぐに電話すると、つながらない。焦った、焦った。結局、問題はなかったんだけど、焦った、焦った。当時の様子→ここへ← そしてさっきよ。微信見たらね。また物騒なことをしている。→ここへ←。最後の写真の真ん中に写っている人物にミョーに見覚えが。 画家村に何千人も画家が住んでいて、全部ってことはないから、どこか一部が立ち退き対象になったんだと思うけど、久々にヒヤっとした。
で、ダンナがネットで買って、これがうちに届いた。 これアトリエで使っている代物なのよね。届いてもう4日たつけど、まだ使っていない。なぜなら、説明書が中国語だから。フィルターをはめる方法が誠にメンドくさい。理解したくない。そもそも私は健康オタクが大嫌いだ。それ以前にメンドくさい亭主が大っ嫌いだー。 |
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