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昨日の夕方から死んでた。講演会なんてやったことないことを引き受けてしまったので、予習が大変。もともと1教えるのに10調べる体質なんだけど、このところ張り切りすぎて100調べている。パソコンに向かい続けている結果、夕方に画面が一部見えないという異常現象が起きた。頭が壊れた。気持ちが悪い。頭痛。腹痛。もう寝るしかない。週末だから娘がいて、晩御飯を作ってくれたのだが、翌日である今日から期末テスト。大学に戻って行った。昨日「私は朝帰ってもいいんだよ」と提案してくれたが、私は布団の中から「パパ呼んで」。
娘は戻り、ダンナがやってきた。「どこが悪い?病院に行こう」。病院好きだよね。中国人。外は零下。出たくない。そもそも起き上がれない。具合悪すぎて眠くないんだけど、眠れた。不眠症から一番遠いところにいるのが私。 夜中の12時、ダンナが寝るから、横にやって来て、私も目が覚めた。「何も食べてないだろう」「いらない」「食べないのはダメだ」「食欲ないし」「作る」。 有難くお粥を食べる。気分はかなりよくなる。眠くない。浅田次郎を読む。 今朝「昨日何を食べた?」「昼に豚の耳」「生か?」「火が通っているものを静香が買って来てちゃんと蒸した」「豚はダメだ。病気があるの知ってるか?」 去年の9月頃かな。アフリカ豚コレラ(非洲猪瘟)が話題になった。それ以前もダンナは豚肉を食べなかった。理由は飼料が悪いから。え?北京で一番食べるの豚肉じゃない?あー、別居しててよかった(そうじゃないか)。 12時間以上寝て、体はほぼ回復。ダンナは去った。「你一定不要吃猪肉」と捨て台詞を吐いて。 どうでもいい近況が長くなってしまった。本題行く。 私、書道の先生だから、漢字の先生でもなきゃいけなくて、漢字を間違って覚えているんなんて論外。 先週末「ごうまん」の「ごう」のお手本を書いた。そこで初めて知る。日本と中国で漢字が違う。 日本の漢字 傲 中国の漢字 傲 日本の方のフォントを「MS P明朝(楷書体)」にしてるのに見た感じ、同じだな。日本の漢字は真ん中が「土と方」。中国は「王」に上が突き出ている。私は100%近く自信を持って、中国の字を書いていた。いと恥かし。 ちゃんと見たい人はここに「傲」入れて。 (日本語)漢字の正しい書き順 (中国語)笔画笔顺动画演示 まだまだ正確に把握していない漢字があるんだろうか? 追:娘から「今日6時に帰れるよ」と心配の電話。いやいや、期末テスト大事だから。大学から近くないし。私、パソコン向かい続けるの、ほどほどにする。 PR |
12月下旬。微博の私信で日本在住の中国人(友達)から連絡がきた。
刘:在吗? みどり:在。 刘:国内这几天天气好吗? みどり:好。怎么了? 刘:哦 这两天我要回去了 みどり:这几天不下雨,但是气温很低,注意保暖 年末で仕事も休みだから、北京に帰って来るんだなと思った。会話は結構いろいろあったが、抜粋する。 刘:我手机被国际漫游限制了现在联系不进国内 你在国内帮我打个电话可以嘛 北京行きのチケットをネットで予約したが、入金ができない状態。北京から東方航空の李経理に電話してほしいという用件。娘がいたので、電話させた。 みどり:他们说你要在今天北京时间三点前交费 (そのとき1時半だったけど、3時までに入金しないといけない) 刘:我试了2次都提示跨 境失败,你帮我问下他那边是怎么回事 怎么这边提示跨 境业务关闭啊 支付了几次都出现退 款了 ここでまた李経理に電話する。その内容を知らせる。 みどり:它们系统升级了国外不能支付 我帮你支付吧 代わりに払ってあげると書いてしまった。でも微信でつながっているから、先に微信で私に払ってからが前提。私もそこまでアホじゃない。 そのあと口座番号が来てここに振り込んでと。そこで娘が「この人、本当にママの友達なの?」 え? だって微博のアカウント名とトップ画が本人だよ。但し、フォロワーが1なのと、出身大学が北京大学なのが初めはチトひっかかった。別の友達(東京在住の中国人)は消されちゃうようなニュースを転送して、削除され、再登録。これを繰り返している。だから彼女も同じように「フォロワーが1」からやり直しているのかと思った。でも北京大学は明らかな嘘だし、え? ここで微信で連絡する。 みどり:你今天跟我联系了吗 刘:してないよ!え〜〜???また?你有截屏吗?帮我照下来 我要给大家警惕! 「また」というのは、以前もなりすましがいたからだ。私と彼女の間はどっちかというと日本語のほうが多いかな。まあ両方使うから、このたびずっと中国語だったのには疑問を感じなかった。ここで偽物とわかったわけが、微博で続けようかと思った。 私:「そういえば息子受験だよね?どこの大学受けるの?」って偽物に中国語で書こうかな。 娘:ママ、もう何も書かなくていい。時間の無駄 アナタ、私のおかあさん?正論が服着てるみたいな子なのよね。うちの娘。この子、ホント素晴らしい。親の顔が見たい。 ここで送金となると、銀行に行かなきゃいけないでしょう。寒いのに外に出るの?本気で躊躇。ネット銀行、私あるよ。やったことない。やり方わからない。だから本物だとしても、悪いけど、私が3時までに入金することは無理だった。いやあ、偽物もうまいよね。あと1時間以内って相手を急かす。あとよくよく見たら「跨 境」「退 款」。キーワードでひっかからないようにだろうね。半角開いている。 ちなみに、お金の会話になると、微博の方から「送金などで騙されないように注意してください」と表示される。 そしてその劉さん、そもそも中国人で、中国人の同級生が北京にいるのになんでアタシ?と思ったが、そこは中国人だから。日本人のほうが頼みやすいとか、仕事が速いとか、その点は私の頭が中国人化? 私と偽物のやりとりを全部「截屏」(スクリーンショット)して微信で送り、彼女は激怒して、微博に投稿。「これ私じゃないからみんな気をつけて!」って。アカウント名はよく見たら最後に「-」がついていた。老眼なんだから止めてよ!あ、だから老人は騙しやすいのか。納得(するな?)。 その後偽物とのやりとりを開かなかったけど、後日見たら「还在吗?时间来得及吗?」等と入っていた。金額は含税价9831。ええ?そんなに高かったんだ。私の口座にそんなに入ってないわい。騙すんだったらね。金持ちのところに行けっていうの! |
改革開放40周年は去年だったが、なんだかまだまだ盛り上がっている。まずは中国人が微信で流していた記事。1978—2018,一部震撼的时代变迁极简史
国家博物館が9月に突如として閉館して、その理由をまったく語らなかったが、蓋を開けたら「伟大的变革——庆祝改革开放40周年大型展览 」の準備だった。 去年の12月26日に私は書道の常設展を見るためだけに国家博物館へ行った。地下鉄「天安門東」駅で降りて、長安街の南側に出る。国家博物館の入口が前と変わって、南から並ぶようになっている。平日の14時なのにものすごい行列だ。皆さん目的は「改革開放展」。30分以上並んだ。途中で気づいたのだが、手ぶらの人が多い。え?改革開放展だから?でも、カバンを持っている人も少しいた。もうすぐ入口というところで「自撮り棒、ペンはダメ」と言っている。え?ペンだめ?それは改革開放展だけだよね?いやいや改革開放展は無料だし、中はつながっているんだよな。 ここは「ワシ、ガイジン」で通そう。保安検査が5列になっていて、そこで身分証を見せてスキャンする。私がパスポートを見せると、一番右に並んでと言われ、そっちに行く。その手前の台にペン、ライターが置いてある。ペンを持ち込んじゃいけないのは本当だった。 カバンは持ち込みOK。地下鉄に乗るときのようにX線を通す。それでわかったんじゃないと思うけど、「ペンはあるか?」と聞かれた。ワシは正直が服着たみたいな人だから、自主的にカバンから2本差し出した。パスポートもしまわず、ガイジンビーム出して、中国語も妙に下手にしゃべったんだけど、ペンを渡したら「これは没収で、もう返しませんよ」と言われた。もうしょうがない。こんなに並んだんだから、どこだかわからない手荷物預り所まで行って、また戻って来る気はしない。 没収、完了。私、勉強しに来たんだよね。以前自分で作成した資料を持っていて、そこに書き込みをしたかった。中に入り、ペンが売ってないかと売店に行ったら、一階の売店はなくなっていた。どんだけすごいのよ。改革開放展。 この大型展示は一階。二階から上はそれ以外の特別展、常設展。書道が3階だったか4階だったか忘れ、ボランティアの人に聞くと、親切に調べてくれて「4階です」。向かう。 ジャージを着た中学生が多い。皆同じ用紙を持っていて、それは課題なんだろう。参観した内容を書き込むようになっている。そしてみなペンを持っている。私「ペンを2本持っていたら1本10元で売って欲しい」って話しかけそうになったよ。学生なら持ち込みいいのか。 4階に着く。売店がある。ペンを探す。ない。でも欲しい。書道セットがあった。硯と筆と墨と。それを買って水を足せば字が書ける。でも値段が1180元。1秒迷って諦めた。1秒でも迷う私は金持ちか。あれが50元くらいだったら買ってたね。墨を磨って筆でメモする。目立つ。「アンタ達が持ち込ませないからこういうことになるんでしょう」って口では言わないが、心情を体現する。 着く。 え?閉まってる?しかも日付は今日。えええ?今日から閉まった??? しょうがないから、ほかの展覧会を見た。 今ちょうど平民情怀——平山郁夫藏丝路文物展を開催中で、30元払って参観。2月14日まで。私、知らなかったんだけど、山梨県に「平山郁夫シルクロード美術館」がある。山の中で冬は相当寒いようだ。2018年12月28日~2019年3月8日は休館。ちょうど閉まっている間に北京に一部を展示している感じ? 平山郁夫の絵が多いのかと思ったら、絵は少なく、仏像、工芸品。そして日本、中国のものだけでなく、いろいろな国の文物だった。写真は博物館のHPへ。 一階に降りたら、マイクと画面が3組あった。しゃべると感想やメッセージが文字になるというモニターだ。アホな学生が友達の名前を言い、私が見たときは人名ばっかりだった。 出口に近いインフォメーションで「書道の常設はいつ開くんですか?」と聞いたら、「わかりません」。そう答えるとは思ったけど。 正面のメイン会場。一番偉い人のみならず、歴代の偉い人も。 さらっと見て、出口から出ようとしたら、気になるマネキンが並んでいる。 引き込まれるように上に上がると、「时光博物馆 」と書いてある。入る。 昔は公園、博物館は紙のチケットをくれた。今、くれるところが少なくなり寂しい。 改革開放展は3月20日まで。すんごい人気なので、土日はもっと混んでいると思う。 この日の結論 書道セット買わなくてよかった。 |
毎年楽しみにしているペプシ中国の正月の動画。
2019把乐带回家 7分 いっつもストレートに家族の情愛にあふれている。今年もやっぱり本当は家族で年を越すべしという流れだが、これはこれでいいと思う。中国の若い子に大人気の杨洋に妻子がいるという設定は、卒倒して、自殺未遂する子も出るんじゃ?? 昨秋に「惚れた腫れた」だけの「幸福一家人」というベタなタイトルのドラマがあった。夜中に携帯開いて1時間くらい見てしまった。「惚れた腫れた」だけなのに。主人公をやった翟[zhai]天临が出ている。うまい役者だなと思う。中国の役者は本当にみんなうまいけど。 12月31日は私は日本の紅白を見た。毎年のことながら、中国人の皆さんが微博でリアルタイムで「だれだれがかっこいい!」とかまあよく見てるなーと感心するのだが、同時に中国国内の年越し番組が各局であって、写真がガンガンアップされる。まあどうせ後で動画で見られるからいいんだけど、すごーく気になった。で、年明けて少しずつ見てる。 ①《放歌新时代——2019新年特别节目》 2時間40分 中央電視台、ひどすぎる。私のようなヤングにとってつまらない。なんていうか服も赤けりゃ、思想も紅い。アンジェラベイビー歌下手なんだ。出さなきゃいいのに。どんどん飛ばして、全体としてはちゃんと見てない。 ②2019湖南跨年演唱会 これまだ全部見てないけど、出場歌手が豪華。見応えある。中央は見習って欲しい。 ③2019北京卫视跨年演唱会 微博で見たんだけど、②と③は遠いのに両方に出てる歌手がいるのはなんでだ?と聞いている人に「北京のは録画」。それにしてもね、歌手の皆さん、外で歌っているから寒そう。河北电视台と黑龙江电视台と三箇所で交代で歌ってるのね。黒竜江省で外なんて凍死するよ。ここの人選もなかなかよかった。 ・于毅&扎西《红颜》 大晦日の動画が見つからず、これは昨夏の。于毅って俳優だけど、こんなに歌えるのびっくり。 红颜(これオリジナル。名曲。カラオケで歌えるようになりたい) ・腾格尔老师唱了蔡依林的《日不落》 弾幕でこのおじいさんに対して「可爱」って盛んに流れていた。私もお茶目だと思う。ちなみにこの2月に放映される『日不落酒店』という映画の主題歌。 ・花泽香菜~恋爱循环 これすんごく話題になっていたんだが、声優で有名なの?↑この動画は日本だけど、ファンの皆様すごいな。今年30歳で、このアニメ声。 そして今知った。この人が「兵库北」だー! 元は可愛いのにこんな表情でテレビに映ってしまった。写真の左上に「兵庫北」と書いてあるので、みな「兵库北」と呼んでいる。 北京にわざわざ来たんだね。そして舞台の下で盛り上がっている人もいるんだけど、その盛り上がりが足りないと弾幕で批判されていた(观众摇的没有灵魂等)。 ちなみに歌詞「塵も積もれば やまとなでしこ」の中国語訳(字幕)が只有一点点积累 就能有所改と書いてあるのだが、私が微博で「これは忠実に訳せないな」と書いたら、親切な人からののコメントが「ネットで調べたら『积小成大和抚子』が1番よくできているんじゃないですかね」。微博は私の中国語の教科書だ。 北京台の1時間半目のところで新しい空港北京大兴国际机场で歌っているのが見られる。新空港デカいね。そういう背景も楽しめる。ちゃんと空港建設の偉い人が出て来て「今年の9月から使い始めます」って。遠くていやな人たくさんいるはずだ。 そして空港が終わると「京张高铁新八达岭隧道」。トンネルだよ。「动力火车」なんていう若くもないベテラン歌手をこれまた極寒のところで歌わせる。動画あった。「动力火车《当》现场版,跨年演唱会八达岭隧道内开唱」ドラマの主題歌だったから知らない中国人いないと思う。 ただの年越し歌番組だと思ったら、北京建設すばらしいですよの宣伝も過度。お腹いっぱいで三日ご飯いらないくらいだ。 以上。 |
ダンナのアトリエは新北京市政府から7キロは離れているけど、まあいろいろ影響はあるわな。
私がアトリエに行くときは、地下鉄、バスを乗り継いで、アトリエから1キロくらいのところまで行く。荷物がすごく多いときは6号線の「东夏园」まで行って、車で迎えに来てもらう。东夏园はまさに北京市政府から一番近い地下鉄。 写真を撮ったのは昨秋だが、後ろの高いのが、政府関係の建物。 东夏园駅は2014年に開通したが、外はずっーーーーと建設中で砂埃だらけだった。これも昨秋撮った。 同じ角度で12月末。見事にきれいになった。 地下鉄のホームの案内はAもBもDも「通济路」だったが、バラエティに富んで(?)よかったね。 さて、北京市通州区と河北省三河市燕郊鎮の間を潮白河が流れる。その河沿いを歩き、一部ジョギングするのがダンナの日課。 河の手前は農村。田園風景。桃畑。あと工場。それがこの数カ月で立ち退き。工場はなくなったし、平家の粗末な家は外地人が住んでいたが、家ごとなくなっていた。森林公園だか緑地にするらしい。 現在、このように緑の衝立で囲われている。 きちんと包まれているということは政府が植えた木。 前進すると、トラックの通る大通りに出る。その大通りの手前に羊飼いのおじさんが住んでいて、桃畑もあって、ダンナは何度か桃を買ったことがあるという。そこが今では更地。 おじさんの家がなくなってる! 道路渡って、河へ向かう。12月25日。凍ってた。後ろに見えるのは河北省。高層マンションが林立。 ダンナはジョギング。私は走らない。だって疲れるじゃないか。私は競歩。お、羊ちゃん達がやってきた。 写真なんか撮ってると、ダンナははるか前に行ってしまう。羊飼いのおじさんとダンナがしゃべっているのが見えた。一言二言だった。競歩で追いついて「何話したの?」と聞くと、「立ち退きになっていくらもらったか聞いた」。え?あのわずかの会話はそれか。大阪人かっ! 「一两百万って言ったから200万元だな」。100から200万元。確かに100万元もらって200万元とは言わないな。 この羊飼いの人はもともとここの戸籍の人。だからちゃんと補償される。でも、たくさんある工場は紙にサインするだけ。補償はいつかしますっていう内容なんだって。期限もないと。<これは個人情報(?)なので3日で削除する> 河沿いから道路に出る。この白いのは舗装された道路に見えるが、そうではなくて、トラックが来て要らないセメントを妄りに捨て、道になってしまったという。 ダンナが言う。其实地上本没有路,走的人多了,也便成了路(地上にはもともと道はない。 歩く人が多くなれば、それが道となるのだ)。魯迅の言葉だ。いやいやただのセメントだから。それも勝手に捨てた。 っつーわけで(わけなのか?)、今住んでいるアトリエが立ち退きになるのも時間の問題。 おまけ1:通州区発展図 画家村は存続する。 おまけ2:立ち退きを命じられたら立ち退かないのは100%無理なこの国にあって、この钉子户は何年も動かなかったよ。 これだけの幅の広い道路が東西にずっと続くのだが、突き当たりの钉子户が動かないので、みな迂回していた。やっとどくことになって、めでたしめでらし。すごく迷惑だった。 |
私は一人で市内にいて、子どもが二人とも寮にいてここにいないから、ダンナが帰ってこない。これは自然消滅じゃなくて、自然別居(いや、ずっと別居だけど)、自然離婚って、いつかなってしまうよ。だってこんなに会わないのなら夫婦である意味がない。それで私が市内で二日まるまる時間があったらアトリエに行くようにしている。ずっと忙しくてあまり行ってなかったけど、12月の出張終わってすぐに行った。
ばあさんは(というより昔の人はみんな)貧乏だったから、今お金があっても使わない。使う習慣がない。白菜はヨレヨレのを買って来て、黒くても捨てないで「炒めたら分からない」と思っている。しかしダンナの舌は誤魔化せない。「なんでゴミを入れるんだ!何度言ったら分かる!」。言い方がすごくきつい。 まあ確かに冷静に考えたら、ばあさんはやりすぎだ。 台所で洗い物をして出る水をバケツに溜めている。それを庭の木にやるという。 私:いやいや、洗剤使ってますよね? ばあさん:じゃあ、トイレで流す 「じゃあ」って何よ。私が見てないところで木にやってそうだ。 ばあさん:水はある程度使うと単価が高くなるの知ってる?もったいないから 知ってるけど、それとこれは別ですから! 山東省の親戚から牡蠣が送られて来た。これで半分。残り半分は翌日食べた。 牡蠣を蒸し器で蒸した水を捨てない。ご飯が足りなくて、花卷(主食)を食べようとするじいさんに「あの蒸し器であっためて」。怖い。そして本当に温めるじいさん。あなたの花卷は牡蠣フレーバーですかい! 12月のある夜。珍しく娘も息子もいて計6人だから、皿数が多い。でも肉はほぼない。ダンナもあまり肉を食べないんだけど。 翌日の昼。ニンジンは万能薬だと思ってる。新たにまた炒めた。私は前日と同じものは決して作らない。よく見てよ。野菜ばっかりでしょ。 私は肉食だ(あ、そっちの意味ぢゃなくて)。ばあさんは大晦日も言ってたけど、「夜は寝る前だから肉は要らない」。「そんなに肉は食べなくていい」。 いやいやいやいや、あんたは老人だからいいけど、大晦日、うちの娘も息子もいて、食べ盛りの高校生も泊まりに来た。肉ないのダメでしょ。 私は気づいた。私に作れという意味だ。ばあさんが作らなかったら、私が作らざるをえない。ばあさん、あれでかなり賢いからね。最近もまだ言ってる。「小学校しか出てないけど、私は勉強が大好きだ。王強の体が心配だから一緒に住んで、ご飯も作ってあげているけど、本当はあんたのところであるでしょ?老人大学。それに行きたい」。 私の住む市内の団地の中に、大学という名前でもないんだが、老人用の講座はある。すごいな。勉強意欲。 で、中国的には年末なので、春節までにたまっている写真をすべてアップして整理したい。まずは「アトリエ」のフォルダーから。 卵の殻を捨てずにとっておいて、シンクの中の汚れをこの殻(中側)でゴシゴシするときれいになるという。誰が教えたんじゃい! でもなぜかトイレにあった。置く場所は絶対間違っている。 みかんの皮がお水にお浸かりになっていらっしゃった。乾かして枕のガラにするんじゃないわけだ。え?用途は怖くて聞けない。私と関係ありませんように。 水に漬けるといいことあるの?こっちは牛肉。え?なんか宗教?民族?水漬け族か何か??もうこうなると、人肉じゃないだけマシだと思うしかない(おいおい)。え?誰も牛とは言ってないよな。え?以下省略。 室内は暖かいから、外に置く。でも、そのままだと犬に食べられちゃうから、このように棚に入っている。 収納スペース広い。右上の光っているのが圧力鍋だからね。 野菜を包丁でなく、手で切るのも、宗教?民族? アトリエは私のうちじゃないから、野菜がどこにあるのか、いちいち聞かないとわからない。突き当たりに見えている(下の写真)体育館のようなダンナのアトリエ。あそこだけ暖房が入らない。だから、あの中に野菜が結構保存されていた。今は昔。 大晦日の日に「じゃがいもはどこですか」と私が聞いたら、ばあさんの答えは「外」。外にもいろいろあって、どこだかわからない。私「教えてくれたら、今後は私が取りに行きます」と言い、導かれたのは庭。 かくれんぼできるな。ばあさんは買った野菜をこのお手製ビニールハウスの土の中に埋めている。「外に出して置くと乾燥しちゃうからね」。 ばあさんはね。老人大学にいって、常識を学んだ方がいいかもしれないね。 こんな話をしていないんだが、妙〜な画像がやってきたよ。披露しておく。 |
私の大好きな元旦がやってきた。一年の目標をきちんと立てる。そして毎年毎年毎年大晦日に大いに反省する。「目標が実現していない」。マゾか!
一応気持ちを一字にしてみた。 目の前に山があって、上にどんどん上がっていく感じ。だったら「上」書けって話だよね。展覧会で書いたわい。 去年を包括する漢字とその記事を書いていない。2018年は終わってしまったらしいが、旧暦はまだ年越してないよね。大掃除も引き出しの文房具をきれーいに整理して満足して、ほかは何もやってない。中国語の勉強してない。ハンコ彫ってない。臨書してない。書道の理論の本読んでない。 1月17日(木)文化講演会「中国の書に触れる」のお知らせ この「みどり先生」はたぶんアタシ。ここだけの話だけどね、私は1時間も1時間半もしゃべり続けたことが一度もない。ただの一度もだ。でも、広告できちゃったしなー。まあ、どにかなるでしょ。 っつーわけで、今年もいろいろ活躍していきたい。 おまけ: 喪中はおせちを作らないのか。作り終わってからふと疑問。豪勢じゃないからいいってことで。 |
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