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ダンナのアトリエは新北京市政府から7キロは離れているけど、まあいろいろ影響はあるわな。
私がアトリエに行くときは、地下鉄、バスを乗り継いで、アトリエから1キロくらいのところまで行く。荷物がすごく多いときは6号線の「东夏园」まで行って、車で迎えに来てもらう。东夏园はまさに北京市政府から一番近い地下鉄。 写真を撮ったのは昨秋だが、後ろの高いのが、政府関係の建物。 东夏园駅は2014年に開通したが、外はずっーーーーと建設中で砂埃だらけだった。これも昨秋撮った。 同じ角度で12月末。見事にきれいになった。 地下鉄のホームの案内はAもBもDも「通济路」だったが、バラエティに富んで(?)よかったね。 さて、北京市通州区と河北省三河市燕郊鎮の間を潮白河が流れる。その河沿いを歩き、一部ジョギングするのがダンナの日課。 河の手前は農村。田園風景。桃畑。あと工場。それがこの数カ月で立ち退き。工場はなくなったし、平家の粗末な家は外地人が住んでいたが、家ごとなくなっていた。森林公園だか緑地にするらしい。 現在、このように緑の衝立で囲われている。 きちんと包まれているということは政府が植えた木。 前進すると、トラックの通る大通りに出る。その大通りの手前に羊飼いのおじさんが住んでいて、桃畑もあって、ダンナは何度か桃を買ったことがあるという。そこが今では更地。 おじさんの家がなくなってる! 道路渡って、河へ向かう。12月25日。凍ってた。後ろに見えるのは河北省。高層マンションが林立。 ダンナはジョギング。私は走らない。だって疲れるじゃないか。私は競歩。お、羊ちゃん達がやってきた。 写真なんか撮ってると、ダンナははるか前に行ってしまう。羊飼いのおじさんとダンナがしゃべっているのが見えた。一言二言だった。競歩で追いついて「何話したの?」と聞くと、「立ち退きになっていくらもらったか聞いた」。え?あのわずかの会話はそれか。大阪人かっ! 「一两百万って言ったから200万元だな」。100から200万元。確かに100万元もらって200万元とは言わないな。 この羊飼いの人はもともとここの戸籍の人。だからちゃんと補償される。でも、たくさんある工場は紙にサインするだけ。補償はいつかしますっていう内容なんだって。期限もないと。<これは個人情報(?)なので3日で削除する> 河沿いから道路に出る。この白いのは舗装された道路に見えるが、そうではなくて、トラックが来て要らないセメントを妄りに捨て、道になってしまったという。 ダンナが言う。其实地上本没有路,走的人多了,也便成了路(地上にはもともと道はない。 歩く人が多くなれば、それが道となるのだ)。魯迅の言葉だ。いやいやただのセメントだから。それも勝手に捨てた。 っつーわけで(わけなのか?)、今住んでいるアトリエが立ち退きになるのも時間の問題。 おまけ1:通州区発展図 画家村は存続する。 おまけ2:立ち退きを命じられたら立ち退かないのは100%無理なこの国にあって、この钉子户は何年も動かなかったよ。 これだけの幅の広い道路が東西にずっと続くのだが、突き当たりの钉子户が動かないので、みな迂回していた。やっとどくことになって、めでたしめでらし。すごく迷惑だった。 PR |
どんどん変化しますねこの国は。
90年代、都合上、通县行きの中バスにしょっちゅう乗っていたころは、道もガタガタで、ロバが荷車を引いていたのを思い出します。 バスの呼び込み(?)が「○×%△! 公主坟! 通县!」と叫んでいたのは、遠い昔のことですね。 (公主坟は、どうやっても"ごーぬーふぇー"にしか聞こえなかった)
【2019/01/03 23:21】| | ユキヤマ #28a3f4489e [ 編集 ]
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10年前でもずいぶん発展したのに、2019年。もう近未来だわよ(誇張、誇張)。道路もまっすぐになったよね。
馬車がスイカを売らなくなったのは、、、いつからだろう?うちの子が小さいときは、ここ東四環路の中でもあったけど。そんなうちの子も18とハタチ。
【2019/01/04 17:13】| | みどり(人間はだれもが孤独です) #4dab708eb8 [ 編集 ]
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