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一昨年一回目が開催された「第二回中日青少年書法交流大会」が王府井の南、イタリア大使館跡の「中国人民対外友好協会」で開催された。
天井が高く、重々しい、古い建築だ。ここで小学生から大学生までの日中両国の計100人が集い、揮毫。一つ目は全員同じで「中日友好」、二つ目は内容は自由で、書いたあと隣の外国人と交換。 すごいんだよ、中国人の子ども達。 例えば楷書。ハネはハネる前にしっかり止めて、溜めて、戻って、ハネる。中国人が大好きな顔真卿だ。行書も器用に書くし、隷書、篆書まであった。 小学生は日本人学校から希望者が参加したのだが、数からして分母が少ない。中国の小中高で毛筆は必修ではないので、中国人で書けるということは、学校外習っているということだ。 こっちの習い事は小さい頃からプロを育てるかのような厳しさ。うちの子は両方ともピアノを習ったが、指の形からして指導がものすごく厳しかった。趣味レベルというのが通じない。先生もそうやって教育を受けて来た人達だから。 今回、中国の子がたいていしていたのは、紙を綺麗に折ること。日本人でやっていた子もいたけど、四字書くのだから紙を四分の一に折る。普通はそうでしょう。でも、中国人は上下左右を空けて、四分の一に折っていた。 そして、自分の印と印泥を持っていて捺す。ご丁寧な子は「引首印」(右上に捺す印 )まで捺していた。書家ですかい! お昼を食べるのも、テーブルごとに中日混ぜて、私は審査員席で中国人の偉い先生達と一緒だった。お弁当が和食で、おにぎり、ハンバーグ、唐揚げ等。ハンバーグを指して、私に「これは豚?牛?」と聞く先生。いや、私はお店の人じゃないから!知らないけど、普通は牛でしょう。「ちゃんと確認できるまで口にしない!私は回民だから」。なるほど、中国でお弁当頼むときに、豚肉は入れない方が無難だな。 日本へ何度も行っている中国人の皆さん。20回は行ったという先生は隣の人に「日本は一回行ったら二回行きたくなる。二回行ったら三回行きたくなる」と言っていた。嬉しい。 お昼が終わって、学生の皆さんは庭へ。私ら審査員は賞状書き。手分けしてすぐ終わり、庭へ行くと宣誓式をやっていた。内容はこれ。 一人が一文字書き、100字。これを読み上げた。 敷地内に「平和の鐘」というのがあり、みんなで鳴らす。 「下」に続く。 おまけ:ニュースになっている。 1. 中日青少年交流书法共祝两国和平友好 2. 第二届中日青少年书法交流暨友好宣誓大会在京举行 ←主催した協会のサイトなので、詳しい。 PR |
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