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大人気の絵画作品「清明上河图」が展示されていたときは、最長で13時間待ちだったと話題になった故宮の書画展、前期が終わり、「清明上河图」は片付けられ、現在後期を開催中。後期の目玉は「兰亭序」かと思うが、10月上旬に行った人の話では週末で15分待ちだったと。いやもうさすがに並ばないでしょう。私は行くよ。11月から3月までは40元だから(4月から10月は60元)、狙ってた(おいおい)。
展示点数が多いので、私が注意して見ようと思うのだけを挙げる。会場は二カ所に分かれている。えんじ色はネットから拾ってきた。青字は釈文。以下、後期のみ。 1. 典蔵篇(武英殿/書画館)第一会場。 烈女图卷(顾恺之) <顧愷之:こがいし>代表作は『洛神賦図』(故宮蔵)、『女史箴図』(大英博物館蔵)。顧愷之は博学で才気があり、同時代の人々には画絶・才絶・癡絶の三絶を備えると云われていた。才絶は文章の才能で、癡絶は人物の呑気なことである。『晋書』の伝記にも諧謔(しゃれや冗談)を好んだことが書かれている。顧愷之はサトウキビをかじるにも、一般の人と違って根の方から甘い方へと進むのが常であり、その理由を問われたときに「漸く佳境に入る(漸入佳境)」と答えたという。この言い回しは、感興が高まる形容として使われるようになった。 兰亭序(冯承素) これまでさんざん書いてきたので過去記事へ。どれだけすんごい作品なのか? 書いてある内容(現代語訳) 作品を欲しい人が盗む物語 自书诗札册(蔡襄) 蔡襄は蘇軾、米芾、黄庭堅とともに宋の四大家と称された。各書体をよくしたが、とりわけ顔真卿や王羲之の影響を受けた楷行書の評価が高い。 草书诸上座帖(黄庭坚) 黄庭堅は詩人としても有名で、江西詩派の開祖。また禅学にも造詣が深く、禅林の墨跡に影響を与えた。 蘇軾、米芾、蔡襄とともに宋の四大家と称される。書は顔真卿、張旭、懐素、楊凝式に傾倒し、特に草書を好んで書いた。 釈文:諸上座爲復只要弄唇嘴,爲復別有所圖,恐伊執著,且執著甚麼,爲復執著理,執著事,執著色,執著空,若是理,理且作麼生執,若是事,事且作麼生執,著色,著空亦然,山僧所以尋嘗向諸上座道,十方諸佛,十方善知識時嘗垂手,諸上座時嘗接手 行书城南唱和诗卷(朱熹) 朱熹は思想家。北宋の周敦頤らの思想を継承・発展させ、倫理学・政治学・宇宙論にまで及ぶ体系的な哲学を完成し、後世に大きな影響を与えた。 游似藏开皇本兰亭序卷 蘭亭序には模本(原本どおりに筆で書いたもの)と拓本がある。拓本の中でも種類が多くあり、その中の開皇本には二種あって、最後に「開皇十三年十月」と書かれたものと、「開皇十八年三月二十月」と書かれたものがある。これがどちらであるかどこにも書いてない。中国には作品を紹介したサイトはいろいろあっても、行き届いていないなと思う(日本だと解説が非常に親切)。 行书千字文(赵孟頫) 趙孟頫は宋の皇族の出身であるが、元朝に出仕。書は王羲之に、絵は唐・北宋画に範を求め、書画ともに元朝第一といわれた。詩文もよくし、「松雪斎文集」がある。 六体千字文(赵孟頫) 千字文とは六朝時代、梁の周興嗣が編纂した、重複しない 1000の漢字を 250×4字句にまとめた習字の手本。元は王羲之の筆跡を集めたものだったが、現代の書家に至るまで、多くの書家が手本を書いている。 2編纂篇(延禧宮) 後期は皇帝のが多いか?特に見たいものなし。 PR |
ブログ読んでから作品鑑賞したら、より楽しめます。ありがとうございます!
【2015/10/31 15:32】| | jojo #575602a348 [ 編集 ]
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書家のことだけ書いて、作品についてあまり書いていないので、すみません。故宮が初公開した部分についても、いろいろ調べたいと思っています。
【2015/10/31 18:47】| | みどり是刻画现任总理大臣与(現職総理大臣と) #55ffc3e8e4 [ 編集 ]
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朝イチで入場して、閉館まで思う存分鑑賞したいです。冬季入場料なら、連日通ってもいい。
ブログ画面見ながら臨書に励みます。。。
【2015/11/01 20:46】| | ペン字修行中 #2957d9ea86 [ 編集 ]
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私は書画館だけでそんなに長く居なくてもよくて、故宮内の行ったことのないところへいろいろ行きたいと思っています。
【2015/11/02 09:12】| | みどり学习很差的儿子(出来の悪い息子の) #55ffc3e8e4 [ 編集 ]
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