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自らが能書家としても知られる唐の太宗は王羲之の書を愛し、そのほぼすべてを集めたが、蘭亭序だけは手に入らなかった。家臣の蕭翼(しょうよく)に命じて、所有者である弁才に近づかせた。その後親しくなり、まんまと騙し取って、自らの陵墓である昭陵に他の作品とともに副葬させたという話が唐の何延之の『蘭亭記』に記されている。この話を絵にした『萧翼赚兰亭图卷』が今回展示されている。
赚は赚钱(zhuàn qián)の赚。ただ「得る」という意味のほかに「诳骗;欺哄」(騙す)という意味もある。 宋人摹『萧翼赚兰亭图』は3つあって、今回展示されている故宮蔵はちょっとカンタンな感じらしい。 现存宋人摹《萧翼赚兰亭图》计有三本,除北京故宫藏卷外,另两卷分别藏辽宁省博物馆、台北故宫博物院,其中辽博和台北故宫藏本较为完整,北京故宫藏本相对较简略。 日本では中村不折が『賺蘭亭図』を描いている(と先ほど知った)。絵を見たい人はここへ→「国立美術館」←なんじゃ、この絵はぁ?めっちゃ違和感。 蘭亭ネタきりがない。 PR |
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