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日本語をしゃべるのと聞くのはイケてるけど、読み書きがダメなうちの子ども達。娘が小学3年生の頃、東京で国語の問題集1年生用、2年生用を買って、解いたりもした。学校の宿題がものすごく多かったし、何より親のアタシに根気がない。本人がやる気になったらやればいいと思い、放置状態だった。 娘が高一になって、将来の職業を考えるようになり、日本で働くのか中国で働くのかもわからないけど、日本語の勉強をする必要を感じ、2月に帰国したとき、新宿の紀伊國屋書店で『わからないをわかるにかえる中学国語1-3年』という問題集を買った。うちの場合、わからないのではなく、知らない。「知らないのを知るに変える」って感じ。だいたいね。アタシは日本の中高の国語の教員免許があって、教壇に立ったこともあるんだから、教えればいいのよね。何より本人が俄然やる気になっている。こうして、数日前より本格的に日本語の勉強が始まった。 問題集は漢字の成り立ち「象形、指事、会意……」から始まる。意外なのが娘が知らなかったことだ。中国の学校で習わない?次は同訓異字。中学の問題集だから、当然知っているものとして「音読み、訓読み」の説明がない。そこから娘に教えないといけない。「山はさんが音読み。やまが訓読み。林はりんが音読み。はやしが訓読み。中国の発音っぽいのが音読みだよ」。 問題集に書き込んでいるのを見ると、書き順がひどすぎる。漢字は中国と日本で違うものがあるのでややこしいが、「め」の書き順などひらがなでも間違っているのにビックリした。「だってママ教えたことないでしょ!」。確かにそうだ。いちいち反省する私。まあその反省がすぐ活かされるからいいんだけど。 そもそも日本人が小学校で当然習うはずの文章を読んでいない。北京の日本大使館から日本の教科書を無償で配布されているので、教科書は持っている。 物置の中からダンボールを探し出して、小学1年生の国語の教科書から全部読ませることにした。日本のコミックも買って読むし、娘はスラスラ読んでいく。柿と鍵の絵があって、横にひらがなで「かき」と「かぎ」。濁点があると意味が違うと言いたいのだろうけど、娘「ガキかと思ったよ」←おいおい。「たいいくかん」と書いてあるのを見て、「え?『たいくかん』じゃないの?」。「たいいくかん」は確かに「たいくかん」と言っている。そこで娘「ママ、『ちゅう・ご・く・ご』なの?『ちゅうごこ』だと思ってた」。ええ?「15年間騙されてたよ」。いやいや、騙してたんじゃない。「ママしゃべるのが速いんだよ」。ちゅうごこって言ってるのか、アタシ?恐ろしいな。類似の間違えはたくさんしてそうだ。 発見の多すぎる日本語学習。まだまだアタシのほうが驚きそうだ。 PR |
静香さん、前から感心なお嬢さんだと思っていましたが、がんばりますね。
大学受験と就職も視野に入れるでしょうし、日本語検定の受験も検討してみて下さい。 必ず要求されます。 また、日本で教育を受けたひとなら当然知っているはずの知識、日本人が当たり前として意識しない、国語の教科書ではフォローしない内容を効率よく追いかけられます。 文法も外国語として分かりやすく整理されています。日本語の学校で習った文法とは別物です(あれは日本語で育って日本語には何も問題ない人じゃないと厳しい)。 語彙・基礎知識が整理されれば後は早いは ずです。 こ難しい文章もすぐ読めるようになると思います。 ご検討ください。
【2014/03/26 15:00】| | かな #7f4cb43a8c [ 編集 ]
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日本語検定って私が100点を取れるようなまともな問題なんでしょうか。中国語のテストHSKの問題はそれ用の勉強をしないと、私のように日常生活で中国語に困らない人でも絶対使わないような慣用句が出ていたり、そうそう、中国人が見ても、え?この選択肢どっちでもいいんだけど?というのもあります。うちの娘はしゃべりは文法的にもほぼ問題なく、中国語のほうがもちろんボキャブラリーが豊富なので、日本語の語彙を増やさないといけないと感じます。昨日、小学1年生(上)の教科書を読んでいて、「たがやす」がわからなかった。本人、1年生レベルで知らない単語が出てきたことがかなりショックで、「日本の大学行けない」って。「知らないなら覚えればいい」って私は言いましたけど。北京の国際交流基金の図書室に日本語検定の本があるので、見てみます。情報有難うございます。
【2014/03/28 09:04】| | みどり挑衅(tiǎo xìn挑発) #55ffc3a246 [ 編集 ]
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静香ちゃんと同じく中国に住む日本国籍の高校生の国語をこちらで教えた事があります。その子は、親は中国人。しかし、日本で会社を経営してる父親の都合で日本で小学生時代を過ごし、また、都合で中学入学と同時に中国に行ったので、一応、基本の日本語の文法は大丈夫。大学受験の為には語彙的に少し不足があり、特に日本人として大学を受けるに当たり、現国、古典を中心に教えました。受験前には大手の予備校に紹介しました。私も忙しかったのもあるけど、やっぱり受験のコツもあるしね。無事に名古屋大と早稲田に受かりました。その子を見て思ったのは、小学校の国語をしっかりしていれば、後は持っている学力と受験のコツかな。みどりさんも教えられるんだから、大丈夫でしょ。今、私がおしえている留学生の方が日本の高校生より、よっぽど難しい日本語を習ってるとおもいます。ま、日本の高校生が言葉を知らなすぎるんだけど(笑)
【2014/03/28 23:56】| | 多忙ヒロコ #58281ba02f [ 編集 ]
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多忙ヒロコ先生:現国はいいとして、古典は教えられるかなあ?←おいおい、卒論は平安文学!うちの娘、語彙だよね。足りないの。私はうちの子ども達にわかりやすいようにと、単語は中国語で話すことが通常であったが、それではダメだと最近気づいたのよ。使ってれば覚えるわけだし。予備校っていうのは勉強を教えるというよりはテクニックを教える部分もあるので、通うと違うんだろうなあ。と言いつつ、高3で予備校三つも通って、受験は成功したとは言えないアタシ。★外国人のほうが妙に文法的に理解していて、日本人よりしっかり日本語理解していたりする。
【2014/03/31 08:56】| | みどり出动(行くぜ) #55feb72978 [ 編集 ]
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