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国家博物館はパスポート等身分を証明するものを持って行って、入場無料。正面入口、左が身分証のある人、右がパスポート、学生証など身分証以外を持ってきた人。私が窓口へ行くと、私くらいの中国人女性が自分の母親と来ていて、「戸口簿」(戸籍簿)を見せているんだけど、母親は記載されていない。戸籍が親子で別なんだね。うちのダンナと両親のように。「それじゃ、入れません」って言われてた。気の毒だった。
入場者はだいたい身分証を持っているから、私が入るほうは一人だった。でも、安全検査の人がものすごくたくさんいるのよ。多すぎ。怖いくらいだった。通過して、後ろから振り返る。 一階の中央にルーブル美術館がっ。え?壁が赤けりゃ、ルーブルじゃないって?《中国国家博物馆馆藏现代经典美术作品》をやっている。 この国家博物館、頭にくるくらいデカい。ロダンの展示会場は北10と書いてあるが、どこにあるのかさっぱりわからない。私は国家博物館にいて、どっちが北かわかるよ。でも外地人が多いこの博物館で「はい、北へ行ってください」って言ったってわかりかねるって!ロダンの会場を博物館の人に聞いたら「3階」って言うから、行ったらね。なかったのよ。2階だった。前も場所聞いて、違うところ教えられた。正しく教えてはいけないとでも教育されているのかい! 入口に着いたら、入場料が50元。50元高すぎるだろ。3秒悩んだ。まぢでやめようかと思った。でも慈悲の心で(あれ?日本語間違っている?くれてやるという気持ちで←おいおい)入ることにした。 考える人の中国語は「思考者」だった。 ほとんど彫刻で、油絵が二点だけあった。索涅森林中的小采石场。 手前の黒いの。保卫,亦称“拿起武器”,1879年(1870年普法战争纪念像“保卫巴黎”的设计草样,遭评审委员会否绝)。日本語は「国の護り(武器をとれ)」。普仏戦争(ドイツとフランスの戦争)の開戦の記念像の草案だが、審査委員会に拒否された。 地狱之门(第三稿)。 結構な数の彫刻作品を適当に見て、歩き進むと、私の目に東洋の顔が飛び込んできた。名前を見ると、花子。日本人女優とまで書いてある。 調べたよ。Wikiに載ってんの。「1900年代初頭、単身でヨーロッパに渡り舞台女優として活躍し、日本文化の紹介者としての役割を担った。また、彫刻家オーギュスト・ロダンに認められ、モデルとなっている。森鴎外の短編小説『花子』のモデルである」。 このすぐ近くに雷锋←見えるでしょ!いや、よく見たら西洋人だったけど。 法兰西。 ロダンの家を再現した空間があるの。ロダンは好んで自分の作品をテーブルに置いていたんだって。私はイヤだな。ダンナの作品がテーブルにあったら。邪魔だし。 国家博物館は現在常設も入れると、21の展覧会を同時開催中。21って多すぎるっての。マヤ文明展(3/8まで。30元)、トルストイ展(12/21まで。30元)もやっている。写真はここへ。マヤ、トルストイ ほかの展覧会情報はここから。
ロダンについては日本語でいくらでも情報が載っているから、彼はどんな人生だったとか、少し予習してから行ったら有意義だと思う。私はさーっと見て、常設の方が有意義だなと思ってしまった。
<常設展ネタに続く> 永远的思想者——罗丹雕塑回顾展 PR |
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