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夏休みの宿題で、卵を浮かせる実験をするんだけど、塩を入れたらいいと言われたからたくさん入れたのに、全然浮かなかった。ゆで卵にしたらいいって、ママの友達が言うからやったけど、浮かなかった。
誰か教えてください。 PR |
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息子の周吾は春節が明けてから、「みんな塾に行っているから、周も行きたい」と言い、2月から通い始めた。形式は1対2。クラスの男の子と一緒に受けていた。1月の期末テストでは友達のほうが成績が上だった。でも、4月の中間テストで周が上になり、授業でも周の方がどんどん答えちゃって、あちらとしては二人一緒に受けるのは損だと考え、別々に受けようと提案してきた、それが4月。その子のおかあさん、ちゃんと授業を見学してたんだな。熱心!そんな余計なこと私しないわ。
1対1だと授業料が1対2の倍になってしまう。普段は私に任せっぱなしのダンナがたまたま土曜日市内にいて、「どんな様子か見に行こう」と一緒に塾へ行った。先生も「父兄と話したかった」と言って、事務室に座った。
ダンナが先生にはっきり言った。「周は競争させて頑張る子だから、1対1じゃないほうがいい」。「お金のことを言ってるんじゃないんです。効果があるなら、1時間2万元でも出す」とか、恐ろしいことも言ってのけた。やめとけ、ダンナ!
会った先生は事務の先生。ダンナが「先生、専門は何?」って、大学の専攻を聞く。何なの?そんな偉そうに。「教育学です」という予想通りの返事が帰ってきた。
で、「同じ学校の、違うクラスの子と今後は受けてもらいます」と言われたのに、あれからずっと1対1。料金は1対2。お得?ラッキー。
数学と英語を2時間ずつ受けているんだけど、毎回開始時間が違って、8時と14時ってときがあった。そうすると、一回うちに帰ってこなきゃいけない。塾はそんなに近くない。それで先生に短信で「続けて授業を入れてください」って送りたかったんだけど、私、なんて書いていいかわからなかった。
「老师请您最好把时间安排两课连着上,或10点和1点开始上课,谢谢」。息子案を採用。ネイティブ、すばらしい。 |
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4月13日の問題の答え。娘のクラスの後ろに馬鹿デカいダンボールがあります。用途はなんでしょう。 ペットボトルなど売れるものを入れて売る。お金は「班费」(クラス費)にする。それで飴買って生徒に配ったりする。飴ってどうよ。中学で。 私昨日ビックリしたんだけど、担任から短信が来て、「明天开始为期三天的毕业考试。到校时间7点10分。今晚让孩子好好休息。明天考语文,下午考物理。放学时间照常。祝孩子考出好成绩」。 先週娘が「来週卒業テストだって」と言った時、私は「ええ?聞き間違えじゃないの?だって6月に卒業するんでしょう?4月だよ、今」と言うと、娘も自信がなくなり、「あれ?聞き間違いかなあ」と。 ところがそれは事実だった。数週間前、子どもが高校生の日本人と会った。いろいろ話を聞いてビックリしたのが、中学は卒業式の後に入試がある。え?それ日本ではありえない。その日帰宅して娘に「ねえ、卒業式が終わってから、入試なんだってよ」と言ったら、「当たり前じゃない!卒業できない子は入試受けられないんだから」と驚かない。 私はすでに知っていてビックリしないけど、日本にいる人がビックリするであろうこと。それは中国は小中9年間義務教育なのに、卒業テストで合格点に達しないと、卒業証書が出ない。つまり小卒という学歴になる。まあ留年もあるんだろうけど。本当に毎年卒業できない子は出るらしい。 そのテストが今日から?うちの娘、化学の成績が悪いんだよなあ。まじめに心配だ。 もうね、高校入試ネタ。日本人のアタシはいちいち驚くよ。それはぼちぼち小出しにしていく。あと書けないこともあるわ。会った人に話すよ。 |
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保護者会があった。行ってみると、校庭に椅子が置いてあるのが見える。え?外?のちに生徒が椅子を持って出てきて、親はその置いてあった椅子に座る。自分の子どもの隣りに。 教育専門家の講演会だった。自分は成績が下から二番目だったけど、クラスで一番の子よりも努力した。それが誇りだ。講演を聴いたのは中三の生徒と父兄。高校入試まであと50日。努力すればいい結果につながると言いたかったのか。 この講演では「感恩」(gǎn‘ēn)が強調された。親が子どものためにどんなに心を尽くしてきたか、いろいろな事例を挙げる。子どもの要求はすべて満たして、親は常に犠牲となっている。「キミ達は親が好きな食べ物を知っているか」とか。大やけどした子どもの皮膚移植で、母親が自分の太腿の皮膚を与えた。麻酔もせずなんていう例も挙げた。聴いてて怖かったよ。 親への感謝の気持ちが高ぶったところで、「親が来ている生徒起立。その親もご起立ください」。むせび泣く親と子、数知れず。「子どもは親の頭を撫でて。そして抱き合ってください」。えええええぇぇぇえええええ?みんなやってる。そういうの大嫌いな外国人の私と娘。娘「ママ、いいよ、やらなくて」。 「親に感謝の気持ちを言いたい人、前に出て来てください」。3人が選ばれて、一人ずつマイクを持つ。男子(泣きながら)「親がそんなに大変だったなんて今日初めて知りました」(おまえ、ブッ飛ばずぞ。15にもなってそんなこと知らなかったのか)。次は女子。この子は小学校のとき娘と同じクラスだった子だ。「うちは母子家庭です。お母さん大変なのに、これまで口答えしてきて本当に悪かった。今まで言えなかったからここで言います。いつも本当に有難う」。これは泣けた。知ってる子だったから。 次、先生。先生の仕事がどんなに大変か。「先生にだって子どもはいる。親もいる。連休だといって子どもを公園に連れて行ける先生が何人いますか」。いやあ、いるでしょう。連休は出勤しないでしょう。「生徒起立。先生は前に出て来てください。生徒、90度でおじぎ30秒」。ここで30秒もするのかよと思うのは私と娘くらいのものだ。「さあ、担任のまわりに生徒は行ってください」。泣きながら握手する生徒たくさん。生徒、席に戻る。その次は「親が先生のところへ行ってください」。娘「ママ、行かなくていいよ」。私「いや、そういうわけにいかないでしょう」。一応行って握手して、笑顔で「谢谢」と言ってみちゃう私。 ほかにどんな話をしたかというと……。性教育は家庭でちゃんとやってください。精子3億の中から一番に卵子と結合して生まれたのがアナタ達です。その精子は「全力以赴」(quán lì yǐ fù。日本語だと「一生懸命」)だった。生まれてきて「全力以赴」で努力しなかったら、二番目の精子に申し訳ない。 長期休暇のとき、たとえば四川省の山の中へ子どもを連れて行く。毎日毎日じゃがいもを食べる。だってじゃがいもしかないから。子どもたちは「ケンタッキーはないんですか」などと聞く。そんな子が北京に帰ってきてからは食べ物を無駄にしなくなった。そして体重も減る。親は喜ぶ。 中国の子は甘やかされているし、自分を守る意識がない。日本の大地震のとき、なぜ子どもの死者が少なかった知っていますか?避難訓練を小さい頃からやっているからです。たとえば山の中に置いていかれたり、海に投げられたり。 おいおいおいおいおいおいおい!初耳だ。私の特技「誇張」をはるかに卓越している。というよりはウソ? この人の日本ネタはまだある。 <つづく> |
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スティーブンから短信が来た。スティーブンって誰よ。と思ってよく見ると……。 ・麻省理工面试官Steven亲临披露今年仅录4名中国学生全过程。现场面试为进入顶级名校加分。23日14点○○大厦5层。 MIT面接官のスティーブンが北京にいらっしゃって面接する。お眼鏡にかなうと、一流校へ入れる点数稼ぎになる(ってこと?)。 毎日こんな短信をたくさん受け取る。専らあと50日で高校受験を迎える娘向けだが、中一の息子にも来る。電話もかかってくる。 ・‘离家近,提分快,收费低’,教师①对①:老师熟悉○○中学的情况,上5次了就提高成绩。 ・2013中考全日制托管教学,陈经纶,八十中名师独家签约授课,封闭式教学,短期提高80-150分,不达目标按协议退费。 ・最牛数学老师,多带学生最高提分47分,两名同学130分以上。带一对一,一对二学生,价格140小时。 今からそういう塾へ行って、点数が80も150も上がるのか?でも親も必死。担任も必死。クラスの子で、春節明けてから塾通いするようになった子も少ないくない。 先日「これはネタ!」という保護者会があった。涙涙の嵐の中、「あーあ、中国はこうだから」と冷静な娘と私、血も涙も外国人だ。専門家を講演を聴いた後、クラスごとに担任からお話。教室が汚くて、北京駅かと思ったわ。 |
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您好!今天下午三点学校为初三学生召开倒计时百日誓师大会,已经确定参加的家长代表是刘某,王某,崔某。这位家长务必准时到学校操场出席。谢谢!欢迎有兴趣的参加的其他同学的家长莅临参观!
先週木曜日「チロリン」と短信が来る。娘の担任からで、「高校入試まであと100日です。劉某、王某、崔某が代表として大会に出席しますので、この3人の父兄は遅れず校庭までお越しください。そのほか、興味のあるご父兄もご参加ください」。 11時に短信送って、午後3時に来てくださいって。またまた急な連絡。名前が載ってる3人は成績のいい子。その親はたとえ連絡が急でも行くだろう。でも別にあと100日だからって集まらなくてもいいじゃんか。その時間英語の単語でも覚えてろってんだ。 さてさて、「入試はいつ?」と友人に聞かれるたび、「5月、たぶん」と答えていたが、6月だと先週知らされたわ。子どもがローカルの中学に行ってる日本人には頻繁に会うが、わからないことは彼女達に聞くようにしている。いやあ、もうわからないことだらけ。娘に聞いてもわからないこともあるし。 本日の学習単語:莅临(lì lín)来到;来临;光临。(多用于下级对上级光临的一种褒义词,属于客套的书面语。) |
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先週娘の保護者会があって、ダンナに行ってもらった。そしたら親に宿題が出て「子どもに手紙を書いてください」。ダンナが「おまえ書け!」って言うから、「私は外国人なんだよ。そんな複雑なこと書けない!」と拒否し、ダンナが書くことになった。これ手書きじゃなきゃいけないの。アトリエからメールでダンナが文章を送ってきて、私がきれいな便箋に書いて、月曜日提出。
なぜか「子どもに内容は見せず、封をして担任に提出のこと」。私、日曜日に娘に見られないようにコソコソ書き写したわ。それを娘に渡した。 私:結構文章が長くて手が疲れたよ 娘:長いって、、、、パパちゃんと自分で書いたの? 私:前、文章書くのに、得意な人にずいぶん直してもらってたよねえ。でもね。あれは絶対パパが書いているよ。だって静香にというよりは「パパはこんなに偉いんです」感に満ちていたわ 娘:ああ、じゃあパパが書いたんだ 6月に高校入試がある。それで子どもを励ますという趣旨らしい。全文掲載したいが、さすがにやめとくわ。でも抜粋する。 虽然你是我的孩子,但我是你的朋友(ええええ?友達だと思っていたのか。比喩?),在人的生命过程中,你第一次遇到了考验(このレベルでもアタシじゃスラスラ出てこないな) 爸爸初中毕业就出来工作了,这是由于当时的环境所迫……于是爸爸通过自己的努力,考上了艺术生梦寐以求的学府:中央美术学院。この後、「优秀的艺术家」になったと続く。日本人じゃ自分で「優秀な芸術家だ」って書かないよな。ダンナの場合謙遜一切なし。子どもを励ますというよりは、「パパはこんなにえらい人だ。おまえも頑張れ」を強調。全500字余り。私、筆だと疲れないけど、ペンだと疲れるのよ。
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たまに新聞買わないとニュースをろくに見ないからさあ。この日は買ってよかったよ。2月26日の『京华时报』。見出しが「全市小学严禁举行期中统考」。中国は小学1年生から中間テスト、期末テストがしっかりあるが、中間テスト廃止?私が子ども達に「ねえ!中間テスト無くなるってよ」と言って、新聞をよく見たら「小学」。そうか、中学はありか。当たり前だよな。 記事にこうある。「小学一至二年级不布置家庭作业;三至六年级语文、数学和英语可适量布置家庭作业,三至四年级每天作业总量不得超过30分钟,五至六年级每天作业总量不得超过1小时;初中每天家庭作业总量不得超过1.5小时」。 小学1.2年生に宿題を出さない。中学生に1時間半を超える宿題を出してはいけない。これを娘に言ったら、「先生が守るわけないじゃない」。私もそう思うわ。っつーか、そんな勉強量じゃ高校は受からないわい。 中学生って8時間目まであるのね。それをも規制。「控制课时总量方面,规定小学一、二年级周课时不得超过26节,语文、数学、英语学科课程不得超过15课时;三至六年级周课时不得超过30节,也就是每天不能超过6节课;初级中学周课时不得超过34节」。 34÷5=6.8。6-7時間目まで?こういうの現場の先生、受け入れられないと思う。だって今までずっと8時間でやってきたんだから。 私自身は子どもに一番大事なのは睡眠だと思っている。だからあの「朝早い」のはやめてほしいとずっと思ってきた。8時から1時間目なのに、息子は7時までに、娘は7時10分までに登校。1時間目の前にみっちり勉強するわけよ。これにも規定が出て……。 「“不得早于8点安排教育教学活动”并不意味着学生只能在8点后到校。考虑到家长上班需提前送孩子到校,学校可提早开校门,供学生进校锻炼或自主安排学习等,但严禁学校在8点前开展统一的教学活动,如提前上课等。」。 共働きが一般的な中国において、毎日親が出勤前に子どもを学校へ送ることがあるから、それを考慮して、「8時前に来てはいけないというのではない。とにかくクラス全体で授業をするのがいけない」と言っている。 8時登校にしてほしいなあ。そして6時間目が終わったら、体操とかマラソンとか、運動させてほしい。 これ3月19日から実施するんだけど、うちの子たちの中学では早速土曜日登校がなくなった。なんていうの。「上有政策下有听话」(違うか)。まだ2週間もあるのに、対応が素早い。そして娘のほうは今日から7時半登校になった。息子の学校も時間の問題だろう。 テレビでもこれについては挙げていて、結局学校が緩くなると、塾に行くことになると言っていた。本当にそのとおりだと思う。 この冬休みに息子に懇願された。「补习班に行きたい。だってクラスの子み~んな行ってるんだよ」。さすが進学校。中一からバリバリお勉強。子どもから自発的に補習したいって、ああ素晴らしい。行きたいなら行きなさい。クラスの子がうちの息子と「1对2」に行きたいと。「1对1」(マンツーマン)より安いもんね。そして早速先週土曜日午前中、二人でお試しに行き、終わった頃に塾の先生から電話がかかってきて、「二人とも満足していて、二人で通いたいと言っています。いつ学費を払いますか」。それで払ってきたよ。 塾は強制じゃない。学校は強制。だから学校が緩くなるのはいいと思う。ただ日本のゆとり教育の失敗をどのくらい理解しているんだろうか。まあこの国なら円周率を3にするほど、アホな緩め方はしないけどね。 19日以降、どう変わるのか見守りたい。 |
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