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歴史を語るでもなく、日本鬼子をこらしめるのみ。ちゃんと見てないけど(見たい人はここへ。9分)。こういう主題歌、幼稚園児が楽しそうに歌ったらヤだな。 アトリエに行ったら、アタシの配偶者、こんな作品を。「日本鬼儿……」。 2008年にヤフーブログでこの作品取り上げたな。内容は同じだが、タッチが違う。ってことはあれ売れて、同じのまた描いたのか。 椅子投げるよ、ごるあ! おまけ1:訳(2008年の記事からコピー) 日本鬼儿喝凉水 坐轮船 沉了底儿 坐汽车 挨炮子 坐火车 出了轨儿 「日本鬼儿」は「日本鬼子」ともいい、戦時中の日本軍人の蔑称。冷たい水を飲んで(中国人は体を冷やすと良くないと言って、冷たい水を飲まない)、船に乗れば、底まで沈み、車に乗れば、大砲に撃たれ、列車に乗れば、脱線する。 おまけ2:ダンナの中国画作品集をshalaで50元で売っている。 |
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2週間くらい前、mixiのつぶやき欄にて
じゃ嬢:おとといから大腰痛 みどり:アタシも首が痛い じゃ嬢:みどりさん、ご主人は首が回らない上本人の首が痛いなんて… がっはっはっはぁ←おいおい笑う余裕などどこに?冷静になるとむなしいアタシの人生、誰のせい?そりゃあ首が回らないダンナじゃろ。 私、ダンナに日本語で「肉さん」って呼ばれてるんだよね。私ってものすごーーーく太って見えないかもしれないけど、脱いだらすごいよ。 「肉さん」のほかだと「老婆!」(lǎo pó)。「老婆」って中国人にとっては一般的な「奥さん」に対する呼称なんだけど、ダンナの場合「老婆」と言うときはたいていニコニコしている。気持ち悪い。今日は特別機嫌がいいのか?と訝しく思う。先週のある日、電話がかかってきて「老婆子!」。めっぽう元気がいい。夕方だったけど、酔っ払ってるのかと思った。 「老婆子!」を私は「ハニー」と訳す。なんていうか、「大好きだよ、おまえ」感がムンムン。身の毛がよだつ呼称だ。 このとき「老婆子!」に続いて、「我在中关村。你要不要买手机?我看不错。两,三千块钱。不贵」(俺は中関村にいる。おまえ、携帯要らないか?すごくいいと思うんだよなあ。二三千元だ。高くない)。 あのー、私携帯ありますけど。壊れてもいないし。ここで私の任務「阻止」を発揮。「我不要。真的不要。我求你了。别买了」(要らない。本当に要らないから。お願いだから、買わないで)。 奴はいつもそうだ。その品物が必要か否かは考慮しない。品物がいいと感じる、その感性で買い物をする。奴の言い分は「いいものってそうそう巡り合えない」。 1月には「静香にiphoneを買ってあげよう」と言った。理由は弟が娘(つまり静香の従姉)に買っていて、よさそうだったから。いや、どう考えても要らないでしょ!「あの子にあるのに、静香にないのは可哀想だ」。いやいや、全然可哀想じゃないから!借金あるのに、余計な買い物をするダンナを持つ、アタシが一番可哀想だろ。 その数日後、ダンナに電話したとき、「おまえは自分の携帯から電話してるのか?新しく携帯買ったから、誰が誰の番号かわからなくなった」。 おいおい!アンタが買ったんかい! 必要なくても買う。ヤツの病名は「即決」。不治の病にちがいない。 おまけの解説: 日本語で「老婆子」を検索すると、 1. (嫌悪の情を込めて)年とった婦人,ばばあ。 2. ばあさん(老夫婦の夫が妻をいう呼称) 中国語のQ&Aサイトには Q:老 婆和老婆子有什么区别? A:没结婚和刚结婚叫老婆,老婆子是多年婚姻熬出来的昵称。 老婆子って長年連れそった老夫婦が使う。元は「嫌悪の情を込めて」なんだろうけど、ダンナはそういう意味で使ってない、はず。 |
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じゅりちゃんが北京に来たのは清明节の連休だった。うちの子も一緒にお昼を食べて、その後はダンナに迎えに来てもらって、子どもをアトリエに連れて行ってもらった。今年初めての「夜うちに帰っても子どもがいない」日。解放感より「宿題ちゃんとやってるかな」が気になっちゃってよくない。
翌日も学校はないし、子どもはダンナに任せて(その実じじばばが面倒見る。ヤツは正午起床なんだから朝ご飯を作るわけがない)、じゅりちゃんにできるだけつきあうつもりだった。ところが娘から電話が来て、「数学の宿題忘れちゃった」。はっ?それは届けろということ?もー、だから家が二軒あるっていうのはイヤなのよ。これまでもたびたびあった。週末にアトリエに行く。「宿題忘れた!」。宿題がたくさんある中の一つを市内に忘れる。このとき私は子どものうっかりさがイヤになるのではなく、家が二つもあることに憎悪を抱く。 忘れたら市内に早く戻ってくればいいんだけど、ダンナはダンナでアトリエに夕方客が来るとか、たいてい早く戻れない。 「犬見たいな」。犬を失い、「新しい犬を買った」ってダンナは言った。宿題よりも、犬見たさで(おいおい)、アトリエに行くことにした。 首都博物館から一旦帰宅し宿題を手にして、大望路へ。ダンナの車でなく、何度か一人で長距離バスに乗っているので、バス乗り場はわかっている。何番の路線か覚えてなくてダンナに電話すると、「大望路じゃない。大北窑南」。私知ってるよ。大北窑南からも行けるしし、ここからも行ける。だけど、何番かわからない。「大望路からは何番?」、「オレはバスに乗らないから知らない」、「いいよ。自分で探す」。938か930のはず!と、ずいぶん探したが、一つもない。バス停が変わっているとしか思えない。1年以上長距離バスに乗ってないしな。 もーーーー!早く宿題届けたいのに!運悪くバスのカードは0.4元しかない。チャージもしなきゃ。地下鉄の駅に行き、切符売り場はここだ!と思ったら、東じゃなくて西にしか売ってなくて、そこへ行くと、長蛇の列。 なんだか一人でぷりぷり怒って、バス乗り場まで徒歩10分をタクシーに乗り、建外SOHOで降りる。ダンナが教えてくれた808を探すと、もうどれがどれだかわからないほどの混雑ぶり。最後尾らしい人に「808吗?」と確認すると、「809」と言う。やっと808を探し並ぶ。私の前後は、というか、みーんな荷物が多いし、服のニオイはするし、北京駅からそのまま出てきたような人民ばかりだ。モデルのようなカッコした私は(誰がよ?)完全に浮いていた。 待てど暮らせどバスは来ない。待つ人は増えるばかり。やっと来たと思ったら、何しろ長距離。みんな立ちたくない。座席がいっぱいになったら、バスのドアが閉まり発車。私は立ってでもいいから早くバスに乗りたかった。私と同じ気持ちの人民が「あんなに空いてるのにバス行っちゃった」と、代弁してくれた。 バスが来ない。時刻表が必要なほどバスが来ない。バスの間隔は20分くらいだったのかな。15分だったかもしれない。でも「一日千秋」だったよ。割り込みする人がいて、「加塞儿」とか「排队」とか言われてもひるまず、秩序が欠けていた。だから余計時間が長く思えた。 二台目が来た。どんどん乗り込むも、人が多すぎて、バスはすぐに私の視界から消え、気が遠くなる。早くこんなところから離れたいよぉ! ずいぶん待って、三台目が来た。乗りたい。どんどん前に進むけど、私の8人くらい前でドアが閉まりそうな雰囲気。私の前の人たちは次のバスを待って座りたい人たちだ。私はバスにまっしぐらで乗り込んだ。後ろのほうに立っている人が数人いたが、前から二番目が一つ空席。そこには黄色いカバーがかかっていて、「老幼孕残病」なんて書いてある。いわゆる「シルバーシート」だ。でも座った。だって誰も座らないから。そしてバスは発車した。 私は堂々と座ってしまう自分より、人民がそういう席を空けるということのほうが驚いた。808というバスは初め結構飛ばして、一つ目でいきなり「通州北苑路口东」に到着。そこで降りる人は少なく、乗ってくる人のほうが多い。そこでわかった。ここで老人でも乗ってこようもんなら席を譲らなきゃならない。だからこの席を避けるのか。道理が見えた。 私はね、ここに座るまでの過程で相当お疲れなのよ。こりゃ、寝たフリしなきゃ。席は譲らん!と意思を固くしていると、老人は一人も乗ってこなかった。思わずガッツポーズ(そんなに嬉しいか?)。 バス停で並んでいるとき写真を撮りたかったけど、撮ったらカメラ盗まれるな、まぢで思った。バス内はそんなに混んでなくて、写真を撮るのも余裕。「通州区の市内はこんなにも都会」を届けたくて撮った写真(左)。 この日着いたのは住んでるほうのアトリエでなく、新しいほうのアトリエ。子ども達は宿題をやっていて、ダンナとじいさんは竹を植えていた。 娘に宿題を渡す。「ママ、本当にごめんね」。かわいい。娘は悪くない(いや、悪いよ)。悪の元凶は郊外に家を建てたダンナかな?いや、あんな人と結婚してしまったアタシかも。 本日の北京語:「加塞儿」。日本語で意味はここ。 |
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ものすごーーく久しぶりにアトリエに行った。ダンナのパソコンにいろいろ写真が入っていたので、もらってきた
1.オブジェを作るプロジェクトで哈尔滨(ハルビン)視察。これから大掛かりなことをするらしい。 2. 台湾で個展をやってきた(というわりに展覧会の写真がなかったぞー。おかしい)。 3. 年末のとうもろこしの展覧会in中華世紀壇 「離婚の理由は竹」、「安い犬を買った」に続く。 |
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うちは実父母が絶対ニンニクを食べないので、日本にいるとき日本人はニンニクを食べないと信じていた。北京に来たらさあ、溢れているじゃない!おまけにダンナは東北人。最悪だ。
青蒜なんて初めて買ったわ。もー間違えないぞー。百度知道「青蒜」の項。 青蒜又名蒜苗。青蒜是大蒜青绿色的幼苗,以其柔嫩的蒜叶和叶鞘供食用。 「本当の日中戦争は息子とじゃなくダンナ1」(2月29日)の続き。 ダンナはこのうちに帰ってくると、ヒマ。絵を描く道具がないから、することがない。それで何すると思う?家の整理なのよ。ウロウロして、どんどん片付ける。泡だて器を見て「おまえがこれを使ったのを見たことがない。捨てろ」。はっ?アンタこのうちに住んでないでしょ!めったにここにいないんだから、私が使っているのを知るはずがない! 私:これどうするの? ダンナ:アトリエに持っていく。置く場所ないし 私:でも私、使うの!わざわざ買ったんだから! ダンナ:だったら二階に置け! アンタ、ここ住んでないでしょ!離婚するぞ、ごるあ!離婚の原因は「皿」。私はそれでも構わない。 |
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ダンナが突然このうちに帰ってくる。それはとても困る。なぜならヤツがいると、晩御飯の献立を変えなきゃいけないから。この日のメニューは決まっていた。それは中国人が好きとは言えない味だった。予め帰ってくることがわかっていれば、ヤツが炒めるような野菜を買ってあったのにぃ。
結果、私が予定通りサラダを作り、ほかに二つダンナに炒めてもらうことにした。冷蔵庫に葉っぱ系はキャベツしかなかったんだけど、ヤツは「キャベツの炒め方は知らない」という。ええ?ここらへん不思議よね。白菜は炒めるけど、キャベツは炒めない。レストランにキャベツの炒め物って普通にあるのに。でも小さいころから食べてこなかったし、白菜を炒める要領でキャベツを炒めるという発想にはならないのが頭のカタいダンナだ。 で、豆腐としめじを炒めてくれた。あと冷凍のスライスしてある牛肉と玉ねぎがあったので、「中国 式牛丼」を作ってもらった。私は以前クックパッドのレシピで「吉野家風」を作って満足していたが、ダンナが中国の味の牛丼(のようなもの)を作ったら、息子べたぼめ。「パパのほうが美味しい」。めっちゃ腹立つ。 この日は何がアタマ来たって、食べながらダンナが「パパは料理するの早いだろう?5分?10分?これが中華の特長だ。ママ、これどれだけ時間がかかってるの?まず揚げて、それから和えて」。中華は優秀だと絶賛。 あのね!時間が短けりゃいいってもんじゃないんだよ!!!炒めりゃ中華。炒めるだけでできあがり。単純すぎるってんだよ! 葱たっぷりボリュームサラダ 1週間のうち、ダンナと食事するのは1回か2回だから、ガマンしてやる!
(つづく)
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