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とっくに完成していた新アトリエに久しぶりに行ったら、工事が繰り広げられていた。
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ブログで「ダンナが展覧会やりまーす」と宣伝して、急遽中止になったら、行ってくれた人に申し訳ない。昨日私、ちゃんとこの足で行ってきた。ちゃんとやってた。うちのダンナは別に国に止められるような内容を描いたりしないから、そっちの問題じゃなくて、停電とか、画廊との契約内容に問題あり！とか、そういう心配があるのよ。日本では起こりえないであろう問題が。
予定通り昨日16時半に幕は上がって、一安心。 ダンナの作品を前（斜め）から見る。 张利语の作品。ホンモノのお金を使っている。タイトルは「生殖器」（まんまやんけ）。 初日だから出品者も全員来てたし、週末だから798に来る人も多いし、で、盛況だった。 画廊のホームページ 地図はここ。 老板はシンガポール人。やっぱり違うね。外国人は。ここの画廊、従業員もしつけられていて、きちんとしてるもん。 杨画廊ってダンナが教えてくれたんだけど、798に別に「杨画廊」が存在するらしい。ここの正式な名称は「杨・艺术中心」。以前は「杨氏画廊」とも名乗ったとかで、実に紛らわしい。 ここが建物の入口。 中はこういうふうに通路になっていて、両脇に画廊、画材屋、雑貨屋、洋服屋、飲み物屋がある。ここを抜けて右に曲がると「東京画廊」がある。 「楊」ってでっかく書いてあるから、見つけやすいかな。 あ、展覧会、29日まで。見に行かなくてもいいよ（おいおい）。
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おととい、ダンナから事務的な短信がやってきた。
王强策展，图像性格，当代艺术五人联展，马堡中，周祁，张利语，朴光燮，王强，于7月15日下午4点半，798杨画廊开幕，陶瓷三街。 去年から798で展覧会があるとは言っていたが、「やらない」、｢8日からだ｣、「15日になった」。つい最近まで日程が定まらなかった。さすがにもう明日だもんね。決定でしょう。 でも、杨画廊の公式サイトを見たら、この日程は別の展覧会をやっているのよね。ダンナが起きるお昼ごろ電話して、今一度確認しようと思う。 もし本当に開催されるのなら（ってこんな言い様）、明日4時半に行くと、出品者も来ているし、お客も一番多いときでにぎわっているはずだ。私も行こうかな。 ・马堡中 ・周祁 ・张利语 ・朴光燮 15日追記：昨日未明（おいおい、前日かよ）、展覧会を開催することで合意（ダンナが）。この国はいろいろてーへんだ。 現時点で画廊のHPに別の展覧会の案内が載っているのをダンナに言ったら「ああ、その展覧会はやらないことになった」。画廊！消せよ！
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＜登場人物＞
僕……雑種犬。特技：カメラ目線。 ご主人……画家さん。あまり家にいない。いつも夜中に酔っ払って帰ってくる。 おじいさん……70歳に見えないほど若い。体力がある。頑固。 おばあさん……やかましい。倹約家（吝嗇坊）。 奥さん……唄って踊れる美しすぎる書家（と言われると謙遜して否定はするものの、まんざらでもないという顔をする）。 おにいちゃん……男の子らしい小学生。漫画家志望。 おねえちゃん……女の子らしい中学生。子どものわりに気を遣う。 僕、ダリ君。仮称。おばあさんは僕のことを「ダリ」って呼ぶけど、おにいちゃん、おねえちゃんはここに来るたび「早く名前決めなきゃ！おばあちゃんにダリにされちゃう！」って焦ってる。 4月のある日、犬市場にいた僕はご主人に買われた。ご主人は初め秋田犬を買おうか迷っていたけど、3万元もするから、おばあさんが横で「ダメダメ」って。僕、おなかに大きいおできがあるから、ほかの犬よりも安かった。だから、おばあさんが僕を選んだ。 ご主人のうちにはシェパードとセターがいた。だけど、ある日逃げちゃって、ここの人たちは「もう探さない」って、新しい犬を飼うことにした。 咖啡はご主人の別の友達のうちにいたんだけど、引っ越すから要らないって、このうちにやってきた。前のご主人は咖啡を一頭だけを飼っていて、しょっちゅう北京を留守にして、えさを1週間分置いて飼い主不在なんてことをしていたもんだから、寂しくて、ヒトに会うと嬉しくて噛むらしい。 僕は咖啡を噛むけどね。それは遊んでるつもり。でも僕達が噛み合うと、人間のみなさんが「こわい。こわい」って。噛む噛むこわいこわい。噛む噛むこわいこわい。きゃははははー。え？ここ笑うところじゃない？ 僕のおなかにおできがあることを子ども達がとっても心配してくれる。 おねえちゃん：静香の誕生日プレゼントは買わないで、犬の病院代にする！ おにいちゃん：周の压岁钱（お年玉）使っていいよ 奥さん：子どもは心配しなくていいの。ママが出すから！ ご主人:病院に行くヒマはない おじいさん、おばあさん:ダイジョブダイジョブ 病院へは行かないんだろうな。 とにかくここの家族になったので、よろしくね。名前はいつちゃんと決まるのかな。
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私の配偶者、出張で広西チワン族自治区の南寧市へ行っている。展覧会があるとだけ教えてくれたが、こっちが具体的に聞かないと、何の展覧会か教えてくれない。それで短信で聞いた。
私：你策划的展览名称告诉我吧。我在微博宣传一下 配偶者：首届广西当代艺术展 今検索したら本当にあった。 ・2012首届广西当代艺术展5月19日在南宁开幕 一枚目の写真、坊主頭に見覚えが。ああ、本当に働いてるんだ（とニュースで確認）。
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ダンナは3時とか4時に寝る。そして正午起床。睡眠時間は十分すぎるほどとっている。私は電気代がもったいないと思う。早く寝れば、電気を使う時間が減るんだから。
私：你能不能早点睡觉？你没感觉浪费电吗？ ダンナ：（不高兴，变了脸色）我总比电值钱吧 私：哈哈哈 ダンナ：（看我笑，更不高兴）你和电结婚吧 私：早く寝られないの？電気がもったいないと思わない？ ダンナ：（怒って顔色が変わり）オレは電気より価値があるよな 私：ハハハハ ダンナ：（私が笑ったのを見てもっと怒る）おまえは電気と結婚しろ
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私のところになぜか今年から「今日美術館」のDMがたまに届くようになった。それで「水墨芸術展」があると知り、大人のオンナ（つまり平均年齢がすこぶる高い←って、ぶっとばされるわ）の会のとき私が提案し、行ってきた。
今日美術館は2階から入って、2階の展示スペースが一番広い。うちのダンナもここで個展をやったけど、ここは誰でもできる場所ではない。審査が厳しくて、ダンナレベルでも厚い資料を提出して、パスして、1年待ちだった。 3階、4階もあって、それぞれ別の展覧会が同時開催されている。 3階は「歧观 · 悖像——向庆华个展」（5月13日まで）。 4階は「今日美术馆长期陈列展」（5月13日まで）。 上から言わずもがな岳敏君、王广义、李津、「ガイコツと資本論」は张利语。ここらへんは作品見れば、作家名がわかる。 このガイコツも本も本物のコインで作られている。うちに帰ってダンナ（张利语は友達）に聞いた。 みどり：在日本用货币做作品是违法的（日本だとお金を使って作品を作るのは違法だよ） ダンナ：中国也是违法的(中国だって違法だ) ええ？作家本人はわかってやってるとして、美術館の人、法律わかってんの？新聞にも堂々と載っていて、記者、わかってんの？「艺术家硬币制成《资本论》」（2008年）。 以上が1号館で1階が本屋とミュージアムショップになっている。2号館、3号館も後ろにあるが、時間がなくて行ってない。公式サイトの「当前展览」をチェックして、見に行くといいかと思う。 データ 住所：朝阳区百子湾路32号苹果社区4号楼 电话：58760600 1号馆开馆时间：10：00-20:00 门票：20元 地图
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ダンナが「このお茶は1000元で売っているんだけど、もらった」と。
蓋を開けると、お茶はクルミちゃん達に囲まれている。 木箱にお茶が入っているのだが、あれ？この絵。
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