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故宮の書画館で趙孟頫展を開催中。写真撮影可。
点数が多いので、特にピックアップするが、まずは2011年に東京国立博物館で「北京故宮博物院200選」が開催された時に展示された趙孟頫の作品。東博のブログを読むと良い。→研究員おすすめのみどころ(趙孟頫) 洛神賦…行書の代表作。『洛神賦』は三国魏の曹植(曹操の三男)の詩。 『洛神賦』の内容については「洛神の賦」へ。日本語訳あり。 今回は真偽展の部屋があって、本物と偽物を比べている。 黄庭経。 楷書で王羲之の『黄庭経』を臨書しているが、点画が弱く、結体がバラバラである。徐邦逹の鑑定によると「書画に趙の風格がない。芸術レベルも低く、赝品であることは顕著。年代でいうと、明代の模倣である。印も偽物」。 初期には鍾繇、蕭子雲から二王を学び、王羲之の『黄庭経』と『樂毅論』、王献之の『洛神賦十三行』、六朝または唐人の写経を学んだ。筆使いは柔かく、巧の中に拙が見られる。40歳頃の佳作。 PR |
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