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「和文化倶楽部」で毎回講師は着物を着る。私は自分で着付けができないので、大連で着付けができる人を頼んでおいたが、その人が来られなくなった。洋服にしてしまうか迷ったが、参加者が日本語を勉強している、日本文化に興味がある中国人であることを考えたら、そりゃー、着物のほうが喜ばれる。私はチャレンジすることにした。 着付けを助けてもらうため、朝7時10分に折り紙の先生(ご本人は袴)に来てもらった。私ったら帯締めを忘れたのよねえ。まあいいや。中国人、気がつかないだろう(おいおい)。どうにか形にはなった。 会場到着。イベント開始。参加者は30人弱。まずは全員でかるたの遊び方を教わる。私が筆で書かせる句は決まっていて、意味など書いた資料はかるたの先生が用意してくれていた。考えてみたら、45分の書道の時間、具体的にどうやって教えるか決めていなかった(おいおい)。お手本も書いてあって、配布できるようにコピーまでしてあった。5行あるから、1行ずつ注意点を言えばいいや。こうして私の教材研究は5秒で終わった(おいおい)。 かるたが終わり、参加者が書道と折り紙の二組に分かれる。中国人は書道が学校で必修じゃないので、筆をまったく持ったことがない人がいる。やったことがあっても、小学生のとき1年間だけとか。日本人のほうがずっと筆は扱えると言ってよい。 このイベントは北京ではすでに5回やっているが、毎回筆の持ち方から話し、字の書き方、特にひらがなの書き方(日本人では書かないような変なひらがなを書くので、その注意)を説明する。北京ではたいてい学生と社会人が半々で、日本語専攻の子が少ない。だからほぼ中国語で講義してきた。 今回は日本語学科の子が多いので、できるだけ日本語でしゃべろうと思った。そして初めて自己紹介を取り入れた。以下、如実に再現。以下黄緑は日本語で、緑は中国語で私が言った部分。 おはようございます。みどりです。(おはようございますと返事が返ってくる) 日本語できますか?(うなづく子とそうでない子と) 私がしゃべっていることが聞き取れる人は手を挙げてください。(一人も手を挙げない。私は参加者の日本語レベルが知りたくて、わざと「みどりスピード」で話した。「聞き取れる」という動詞は難しいと思われる。ゆっくりしゃべろうと思った。私しゃべるの速いから) 自己紹介をします。私は日本の大学で日本文学を勉強しました。わかりますか?(一同うなづく) 大学を卒業して、東京の高校で国語と書道を教えました。しょどう、わかりますか?(首を横に振る子と「书法」と中国語で言う子と)しょどうは「书法」です。我在东京的高中教了语文和书法。 1991年、わかりますか?北京に留学に来ました。中国語と書道を勉強しました。中央美術学院、わかりますか?(首をかしげる子あり)。我在中央美术学院学书法学了2年。 「中央美术学院」という中国語を聞くと、一番前の子が日本語で「すごい」と言った。私はすかさず「留学生的考试简单」と言った。 1995年、私は中国人と結婚しました。(うおーーーと盛り上がる。拍手する子までいた)。始終首をかしげていた一番前の子が目を輝かせて日本語で「おめでとうございます」と言う。私、思わず笑って、「你们怎么听得懂这些」(なんでそこは聞き取れんのよ?)。 (隣に立っている娘を指して)1998年にこの子を産みました。今天的助手是我女儿。(再びうおーーーと盛り上がる)。2000年に男の子を産みました。今日は来ていません。子どもは二人です。自己紹介、終わり。
9人で食べて150元くらい。どれも美味しかった。 食後、みんなで校内を散歩。もうホント、ありえないくらい敷地がデカい。これ、池というよりは湖。
午後の部も滞りなく終了し、ホテルへ。かるたの先生達が夜また大学へ戻って、かるた同好会と交流するというので、ホテルの近くでみんな急いで一人一つずつ一人鍋(?)を食べた。これ一人10元よ。安い! ネットがつながらないし、部屋にいてテレビを見るしかない(って、見なくてもいいのか)。土曜日は「快乐大本营」だ。私は「天天向上」のほうが好きだ。9時には爆睡。年には勝てなかった。 PR |
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昔、昔、結婚したての頃、まだまだ日本人とバレバレだった頃、「我跟中国人结婚了」というより「我爱人是中国人」というより、「我嫁给中国人」と言うと喜ばれて、夕刊をただで貰った事もあったっけ・・・。
【2013/12/26 21:34】| | バテバテマリズ #5804baaddf [ 編集 ]
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大連一日目も二日目も、料理美味しそうですね。魚のぶつ切りが入っているのは、ちょっとですけど。
朱色の墨汁で添削するんですね。懐かしい。小学校の頃、先生が「習字」の時間で、朱色の墨汁で添削してくれたことを思い出しました。朱色というよりオレンジ色という感じかなぁ。 習字の思い出は、夏休みや冬休みの友の最終ページに掲載されていた毛筆のお手本を書いて、休み明けに提出したこと。 家で何回も練習して、その中から良さそうなのを選んで提出してました。 僕のお袋も毛筆の師範の資格(段?)を持っていたので、厳しく練習させられました。今となっては懐かしい思い出です。 今の僕の腕前は、下手くそですけどね。 先日も同僚のお父さんが亡くなり、水引きに筆ペンで名前を書いたんですが… ふにゃふにゃな字になりました。 まるで僕の性格のような… 以上
【2013/12/26 23:16】| | 功夫man #7f4cb42d2a [ 編集 ]
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みどりさん、お着物で寒くなかったですか?中国の学生って、教室内でもコートやジャンパーを着たままですよね。うちの学生もなんです。ちゃんと暖房つけて、暖かいんですけどね。そこは、広くて寒そうですねぇ。
【2013/12/27 00:09】| | 寒過ぎヒロコ #46a59d819f [ 編集 ]
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マリズさん、確かに中国人に「中国人と結婚した」ことを告げると喜びますね。親近感が増すんでしょうね。北京晩報って2角だった?4角から急に1元になったのはしっかり覚えているけど。
功夫man 氏、ぶつ切り、駄目ですか?私は味さえよければいいけど。 ヒロコ、私も着物は寒いだろうなあと思って、下はウールのスパッツを履いていた。いくらなんでも室内だからね。あと気が張っていた。寒いとは感じなかった。日本の教室は暖かいよね?息子の中学に保護者会に行ったら、先生も保護者もダウンを着ている。脱がない。私も脱げなかった。それは教室が寒いから。窓開けてないのに、暖気の効きが甘い?
【2013/12/30 09:44】| | みどり不得已(やむをえない) #55ffc2ffe9 [ 編集 ]
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