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息子が携帯で動画を見てばかりいる。そういう電気を使ったヤツじゃなくて、本を読んでほしいと思う。
夏休みに入って時間ができた時、図書館へ行って、東野圭吾の中国語訳を借りた。期末テストまでずっと勉強詰めだったので、読みやすいという理由で東野圭吾。そしたら息子、5ページくらい読んで「もういい」。好みではないらしい。 そして「ママ、カミュいいよ」と。 カミュ?「異邦人」の?? 親はバカだけど、子どもは頭いいって感じ?「異邦人」を読んだことがあるかどうかも覚えていなかった。で、夏に東京で買って私も読んでみた。良さがまったく分からない。息子はカフカも好きだ。「変身」も買って読んだ。いいとは全然思えない。 息子は学校の寮に入っちゃって、たまに週末にここに帰ってくるので、普段どのくらい携帯を見ているか知らない、、、わけない。絶対ずっと見てるに決まっている。そして、やっと本を買ってあげた。 『坊ちゃん』と『砂の女』。昨日息子が「『砂の女』面白かった」。そうでしょ、そうでしょ。予想通りだ。あれが面白い感性。本当に私の体から出てきた子なんだろうか。 私には本をくださる日本人が結構いて、手に入るとそれを読むということをしている。家でゆっくり読むことはなく(字を書くとか、他にやることあるから)、専らバスや地下鉄に乗っている時に読む。 私がここ数年でダントツ良かったのは三島由紀夫の『沈める滝』。私の人生の中でも一番良かったかも。 静かでいて激しい。文章、表現、流れ。どれも良かった。『金閣寺』はなんとも思わなかったし、他の人が読んでも、別に〜かもしれない。 で、息子にまた小説を買ってあげたいが、何かお勧めがあったら、または「自分が読んで良かった」でもいいので(日本のでも外国のでも)、教えてほしい。 PR |
カミュとかカフカとか、息子さんすごいですね〜。異邦人も変身も、私挫折しました。
息子さんの好みに合うかちょっとわかりませんが、遠藤周作の「沈黙」とか、梶井基次郎の「檸檬」とか、中島敦の「山月記」とかどうでしょう。暗い話ばっかりで全然さわかやさはないですけど。読んだ後強く印象に残る作品ではあるかな〜と思います。 |
すごいねおぼっちゃま。うちの息子につめのあかをせんじて・・・。
私もブログで何度も欠いてるけど有吉佐和子の「非色」。もうね、最近も読み返したよ。アメリカこの本が書かれた当時とかわってない。Tのおかげで逆戻りしてるかも。中国語になってないだろうか。みどりさん翻訳してよ。うちらみたいな国際結婚組は結構色々感じることあると思うよ。 ツインズママさんの言う「沈黙」。この前映画で見て衝撃でした。本はもっと暗いかしら。読んでみたい。
【2017/11/17 10:31】| | 陸太太 #43d52a9808 [ 編集 ]
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ツインズママのブログは内容濃いよね。こう私が言うのは珍しいことだわ。近く記事の方で紹介させてもらいます。
遠藤周作かあ。私がいいと思わない=息子が好き。梶井基次郎の「檸檬」なんて原文で読みたいよね。あれを英語や中国語にしたところで、良さは半減??何れにしても、なるほどと言うお薦めを有難うございます。 陸太太、オタクの息子さん、本読むよね??有吉佐和子かあ。盲点でした。Trum(伏字にした、一字)のおかげ?笑えない! 小説の翻訳なんてものすごく難しいよね。産業翻訳しかやったことないわ。その原文の良さを外国語でって至難の業だ。レベルの低い翻訳家もいるよね。続きはメールにします。
【2017/11/17 19:13】| | みどり慢慢地对方变成了你的命中注定 #4fce0ec066 [ 編集 ]
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私とみどりさんの本の趣味は多分似てると思います。挫折した本はあまり覚えてないけど、覚えてるのは「指輪物語」と「ゲド戦記」。「ナルニア国物語」はハマったのでお勧めしません(笑)
夢野久作の「ドグラ・マグラ」も挫折しましたね〜。 「沈黙」は映画になってるんですね。あれが映像になるとか、かなりすごそう…。 |
私は読み始めたらできるだけ読破するようにしている。そうじゃないと、読んできた分の時間が勿体無い。異邦人も変身も、いったいどこがいいのか不思議に思いながら、我慢して(?)読み終えた。そんなに長くないしね。
私は挫折というより、これ以上は生理的に無理だと思って、途中でやめたのは数冊。いじめの話と(心優しいので読んでられない。題名は忘れた)と、レベルが低いと判断したものだけ(『夜は短し歩けよ乙女』)。 『コーヒーが冷めないうちに』は読破したが酷かった。なんで売れたかわからない。いい悪いは人によって違いすぎるよね。
【2017/11/18 10:04】| | みどり国内动荡不安(世の権威は揺れ動き) #4fce0ec066 [ 編集 ]
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初めまして。今更ながら、私のお勧めは北村薫の『スキップ』です。17歳の私が25年後の世界へ。でも私の身体は42歳のおばさんで、私には旦那と娘がいるらしい、、と『私』が25年の時間をスキップするお話です。
20年前(1999年刊行)の書籍で、劇中では更に『私』は25年前の時、高二の人なので今読むと1974年も1999年も過去ではありますが、今を生きる『私』の物語、是非、読んでいただければ。
【2018/06/23 14:53】| | つくも #4a2a76daf0 [ 編集 ]
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私が読んでみたくなりました。息子は小説が読める日本語力はないので、中国語訳があるといいけど、ないだろうなあ。
中国文化の具体的になにかが気になります。どこにでも何か気がついたことがあったら、コメントください。
【2018/06/24 17:23】| | みどり不,这样的话是将来会放弃了 #4fce0ea683 [ 編集 ]
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