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先週、お茶屋の張さんが教えてくれた。ネットで話題になっている日本の小学生の作文。原文と中国語訳はここから。
そしてそのニュース。「日本の小学生の作文がスゴイ」。中国のマイクロブログで紹介されるとあっという間に2万5000回も転載され、4000件余りのコメントが寄せられた。中国ユーザーは感動の涙を流す一方、「中国の小学生はここまで書けない」と。 うちの娘が小六のとき、担任が私に言った。「静香の作文はいいですね。すべて自分のこと、本当のことを書いている」。「いや、先生!それ当たり前ですけど」と言いそうになって、言わなかった。だって中国の作文の特徴をよく知っているから。 作文はよく書かされる。でも、国語の先生でさえ、「作り話でいいから書きなさい」と言う。うちに来ていた家庭教師もそうだった。目的は「いい文章を書き上げる」こと。内容は二の次。模範作文をそっくり写してきなさいという、日本人にしたらアホらしい宿題が出たこともある。読んで参考にするのはいいけど、書き写して、そのテクニックを盗めと? これだと、大学生になっても論文は書けないし、盗作が多くなるわな。 その点、息子の先生はよかった。去年1年間、学校から強制的に土曜日の作文クラスに通わされた。先生が「今日は雪が降りましたね。今から10分校庭で遊んできなさい」。そしてその遊んだことを作文にする。あの「卵を上から落として割れない方法」を書かせたのも、その先生だ。 先週、息子が下校するなり、縄跳びの縄で自分の体を縛り付けた。はっ?何のプレー?すぐ晩御飯だったのだが、左手で箸を持って食べるように先生に言われたと。両手がなく、両足でピアノを弾く「刘伟」という著名人がいるが、彼の気持ちになって作文を書きなさいという、その日の課題。 左手で箸を持って食事をし、ぼろぼろこぼす。私怒って、「宿題なんかどうでもいいからちゃんと食べなさーーーい!!」。さらに「ママが作文はどうでもいいって言ったって先生に言いなさい!」。困り果てる息子。 翌朝早起きし、自分で朝食を作り、やはり左手で食べて、作文を書いた、殊勝な息子。 その1週間後、帰宅するなり、「また作文書くよ。今度は盲人」。目隠しして、かばんから教科書などすべて出して、また中に入れる、それをやれと先生は言ったらしい。でも「目隠しするのはイヤだから、部屋の電気を消す」と言い、寝室に篭ろうとする。そして「一人だとこわいから、ママも来て」。もー、それがイヤなのよ! 独創的なお題はいいけど、もっとほかのやり方はないのか? 中国は日本より勉強量がずっとずっと多い。ネットから同じような作文見つけて写しているだけでも、書いている量は多いっちゃー多い。ただ自分の言葉で書いていない子が多いから、それは親の指導だな。私はやはりできることであれば、日本と中国のいいとこ取りをしたいと切に思う。 PR |
四川省の甲骨文字で書かれた800字の作文って記事の方に興味津々です。
【2012/03/10 15:27】| | wanko@子供テスト休み中 #9866b302e3 [ 編集 ]
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ネットにそういうニュースが載っていたんだ。甲骨文なんて私でも書けないわ。篆書からちゃんと勉強しなきゃなあ。
【2012/03/13 12:12】| | みどり美联社AP通信 #55ff3db280 [ 編集 ]
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