週末行ってきた河北省。今日はこのスポットだけ先に紹介したい。その名も「地下长城」。
　张家口市の「水母宫」（门票10元）から入って、山を登っていく。私、香山公園に来たかと思ったよ。どんどん上に上がっていくから、娘が「地下长城なのになんで上がっていくの？」と。

　15分くらい進むと入口があった。


　一人10元の门票をさらに払って進入。一人ずつ懐中電灯を持たされる。前门の「北京地下城」かと思ったよ。中はひたすらこんな感じ。



　でもところどころ見所があって、それがそこにふさわしくないので違和感を覚える。


　これダメでしょ。まじめであるはずの「警卫室」（警備室）に「米妮」（ミニー・マウス）と「匹诺曹」（ピノキオ）と「黛丝」（デイジー・ダック。まつげからしてたぶん）。ウォルト・ディズニー・カンパニーにチクるよ。あ、写真はすべてクリックすると大きくなるので、確認してほしい。まつげ。


　右から「清水大家喝」（きれいな水だから飲んでやー）。「请自觉」（汚さないよう気をつけてくだせえ）。「你喝我也喝」（アンタが飲むんだったら、私も飲んでやっていい）。コップがあっても飲む勇気はなかったな。


　これは建設中の解放軍の方々の後姿。


　「指挥部」。

　子どもがどんどん先に行っちゃって出口付近で「ママ！怖いのがあるよ。鬼屋」と。「鬼屋（guǐ wū）」とはお化け屋敷のこと。比喩かと思ったら、本当に「鬼屋」と書いてあり、行ってみると……。










　
　これもクリックしてピストルが紙製であることを確認してほしい。やる気あるんかいな。


　2人乗りの自転車。5元で貸してくれる。


　出口。写真手前はここの子。公開しているのは1kmくらい。

「地下长城」については「乐途网」から。
　地下长城是指张家口市区北端东起大境门，西至万全县境，全长10余公里，与西太平山上明代长城同一走向的人防工程。这项工程是在上世纪70年代在“深挖洞，广积粮，不称霸”的形势下修建的。它与地上长城一样，也是一种军事防御工程。　
　地下長城とは張家口市の東は大境門から、西は万全県までの全長10km余りの長城で、西太平山の明代長城と同じ方向に作られた防空壕である。20世紀70年代の「深く洞を掘り、広く食糧を貯える。力ずくで牛耳ることはしない」という方針のもと建設された。地上の長城と同じで、軍事防御の役割を持つ。


　


おまけ：「北京の高層ビルの地下は防空壕としての機能を持たせるよう義務付けられてる」（すみちゃんのブログ）

[10回]

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