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荒木経惟と冯唐の書道2人展を観てきた。
书道不二——荒木经惟 冯唐双人展 4月28日—5月18日 11:00AM-09:00PM 地点:Temple东景缘画廊(沙滩北街嵩祝院23号) 不二……仏語。対立していて二元的に見える事柄も、絶対的な立場から見ると対立がなく一つのものであるということ。 場所は1733年に建てられた嵩祝寺(跡)。 入って左が日本人の奥さん達がたいてい行っているTRB(フレンチ)。右が画廊。 今はなぜかアラーキーと冯唐という中国人の書道展を開催中。 冯唐について調べた。私が名前を知らないから、書家じゃないと思った。 冯唐:1971年生于北京。诗人、作家、医生、商人、古器物爱好者,2013第八届中国作家富豪榜上榜作家。 医大を出ている作家。2013年の作家富豪番付はここ。錚々たるメンバーの39位。印税295万元。 書家ではないのに、展覧会を開ける人というのは、見せられるような字がある程度は書けるということ(ひどいのに展覧会催す人もいるけど)。 アラーキーの方。カメラマンだから、紙面をどのように使ったらいいか、つまり白い紙の上に筆で黒い線を引くときにどうやって白と黒を配分したらいいかはわかるんだと思う。ただ、書道はそれだけじゃないので、線質、文字の形が佳いか。そういう視線で見て、これはこれでいいと思う。 花魁の写真のような字というか。 故意なのか知らないが、印が活字みたい(機械で彫ったような字)で残念だった。今、気づいたけど、落款(名前)が右上がりでちょっと傾いているから、印もわざと曲げて捺したのか? 冯唐の方。 花が三つあって、全部違えて書いているということは、変化を持たせようとしているに違いない。でも、真ん中の作品の最終画が二字とも同じはね方をしているのが視覚的につまらない。私なら、二つを変える。どっちかが短いか、はねる角度を変えるか等。 外に出て、敷地の奥へ入って行く。 この中は夜のパーティー(?)の準備をしていた。 銀色に光るフォークとナイフがまとめて置いてあって、これからテーブルセッティングします状態だった。メモが置いてあって、英語と中国語があり、「にんにくアレルギー1人、海鮮アレルギー1人」等と書いてあった。 この北側にもイベントができるスペースがあるが、立ち入り禁止。そこもセッティング中。レンタル料は高いだろうなあ。コンサート等も不定期に開催されている。たとえばこれ。 入口に戻る。180元とって、90分仰向けになり、日没の空を見るスペースがある。Gathered Sky by詹姆斯·特瑞尔(James Turrell)詳細はここへ。 アメリカ人、ジェームズ・タレルの作品は日本だと直島の地中美術館にある。あ、すみません。誰か!wikiが開けないので、この人の日本での作品がほかにわかったら、教えて欲しい。 嵩祝寺の北隣りに、智珠寺がある。そこへ入れないのか、TRBの人に聞いたら、「あそこは私人会所」。それじゃ、入れない。でも、今「私人会所」はどんどん閉鎖されている。贅沢禁止令が徹底してきたということだな。 私は午前中用があったので、お昼は食べなかったが、食べた人から写真を拝借。 昼のコース351元が团购で188元に。 <続く> おまけ:嵩祝寺の過去記事 ・嵩祝寺の中のTRB西餐庁in北京(2015年3月) ・元北京大学あたり1 PR |
金沢21世紀美術館
『Blue Planet Sky』(通称、タレルの部屋) "通り過ぎていく光をとらえ、人間の知覚体験(見ること、感じること)に働きかける作品。空間に入ると、正方形の天井の中央部分にある正方形に切り取られた空へと視線が自然と向かいます。ここでは、四季を通じて朝から夜まで絶え間なく変化する光を体感することが促されます。しばらくこの空間に身を置いてみると、普段は気づかない感覚にみまわれるでしょう。「どのように光を感じるか」というタレルの問いかけは、私たち自身が普段は気づいていない知覚を呼び覚まそうとするのです。" 『ガスワークス』(不定期に公開) 完全予約制の体験作品「ガスワークス」。体験者がベッドに仰向けになり、タンク状の球体の開口部から内部に送り込まれます。中では光による異次元空間を体験できる。 直島 『南寺』 ジェームズ・タレルの作品のサイズにあわせ、安藤忠雄が建物を設計したという南寺。かつてここに実在していた寺の記憶をとどめようと建てられた。 真っ暗闇の中、光と言う存在そのものを体感できる作品。人数制限があり、一緒に並んだ数人と内部へ入ります。混んでいる時期は整理券が配られることも。 越後妻有大地の芸術祭の里 『光の館』 越後妻有地域の伝統的な家屋、重要文化財星名邸がモデルの光の館。なんと宿泊施設でもあります。 見学だけでもOK。 畳の部屋では屋根がスライドして四角い切り取られた空間から空を眺める事ができます。 宿泊者は雨や雪が降らない限り、自由に屋根を開け閉めできる事もできるし、光ファイバーが光るお風呂に入れます。 芸術作品に宿泊することができる、というなんとも贅沢な体験。
【2018/05/12 11:52】| | ペン字修行中 #2957d9f710 [ 編集 ]
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これはこれはご丁寧に有難うございます。日本は行きたい場所が多すぎる。
この夏も絶対一時帰国するけど、どこにしよう。ダンナも一緒なら、またアート関係。 ペン字修行中さんのいる国には昨日会った友人が「一緒に行きましょうよ」と。メールします。
【2018/05/13 14:38】| | みどり(たくさん食べても平気だよね) #4dab707643 [ 編集 ]
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お待ちしておりまーす!
タレルという芸術家は先生の記事を読んで初めて知りました。日本にもこんなに作品があるなんて。。。それも、地方に。 日本の大都会も見るもの多いですが、地方の自然が多くて静かな場所に芸術を見に行くのも、趣があってよいですよね。「書の里」とかもあればいいな。
【2018/05/14 22:46】| | ペン字修行中 #2957da01fc [ 編集 ]
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現代アートは有名なものでも、ダンナが見たら、「これダメ」から「さすがだ」とうなるものまでいろいろ。
日本のビエンナーレ、トリエンナーレを行きたいと思っていて、今年は「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナ ーレ」。私たちにとっては会期が遅い。日本の夏休みはどこも混むから、それより前に帰りたいけど、未定。 日本は書道人口も結構いるし、書の里はあってもいいと思うけど、日本で目立つ活動をしている「書道家」はテレビによく出ているとか、美人とか、字が上手いかは二の次。
【2018/05/15 09:45】| | みどり大概是幻觉吧(たぶん幻) #4dab7099da [ 編集 ]
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