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朝5時半に電話が鳴る。こんな早い時間、尋常じゃない。うちは実も義も両親が高齢だから、いちいちヴィヴィる。で、出てみると知らない老人の声だ。
相手:你起来了吗? 私:你找谁? 相:起来了吗? 私:你找谁? 相:啊? 私:你~找~谁? 相:起来了吗? 私:你找谁? 相:啊?打错了? ここで切れる。でもその後かかってこなかったので、うちと似た番号だったんだろう。 1週間後かかってきた。またまた早い時間で同じ声だ。 相手:起来了吗? 私:你找谁? 相:起来了吗? 私:你~找~谁? 相:起来了吗? 私:我~问~你你找谁? 相:啊? まったく同じじゃないか! 私は相手の声と様子で間違い電話だとすぐに気づいている。こんなにしつこく「誰に用ですか?」を繰り返すのは、野望という名の意図があってのことだ。 中国人、ヒトの話を聞かないよね。「你找谁?」「起来了吗」。会話は成立していない。私の中国語が聞き取れていないのではない。自分が言いたいことを言っているだけだ。相手がなんと言おうとも。 北京が長い日本人の話。家に電話がかかってきて、ダンナの友人がもう近くまで来ている。これからお届けにあがりますと何か贈り物を持ってきている。ダンナが不在のときだが、ダンナには連絡していて、奥さんが家にいることは確認済み。電話で「どなたですか」と聞くのだが、「朋友」としか言わない。「どなたですか」「朋友」「どなたですか」「朋友」。どうしてヒトの話聞かないの!!!こういうことが何回もあったと彼女は怒っていた。そもそもダンナが奥さんに「友人が行くよ」と事前に知らせないことにも問題がある。 さて、我が家。おととい三度目がかかってきた。同じ声のおじいさんだ。夕方で「○○了吗?」(起来了吗ではかった)。なまりがきついのもあって、なんて言ってるかわからない。私は相も変わらず「你找谁?」と言ったが、今回は二回でやめてさしあげた。 「何番にかけているか、今かけている電話番号を言ってもらえますか?」。私はこう聞いた。こう何度も間違い電話かけられちゃたまらない。相手は「ぁあ?」。「今かけた電話番号を言ってください」「ぁあ?○○了吗?」。息子がいたので、換わってもらった。「うぇい」。そしたら、切りやがった。 私はただ自分の思い通りにしたいだけなんだ。「誰にかけてるんですか?」と聞いたら、人名を言って欲しいし、質問をしたら、それに対して真摯に答えて欲しい。それが先天的にできない中国人を可能にさせることができるか、いわば割とむつかしいゲームをしているだけなんだ。 二回目のときは最後に私が「你打错了。你应该说对不起」と言ったが、そこで電話は切れた。私のアタマもぶち切れた、、ワケないじゃないか。菩薩なんだから。 三回もかかってきたんだから、またかかってくるだろう。いつか私の思いが叶って、晴れ晴れとした気持ちになることを切に願っている。 PR |
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