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新編・東方中国語講座第4巻『翻訳篇』(東方書店)。2400円もする。10年以上前に本帰国した人にもらった(たぶん)。今回の大掃除で初めて開いてみた。読むのは至ってメンドくさい。内容がまじめすぎるから。明らかに私のキャラ向きでない。前回翻訳の記事を書いたとき「そのプリントください!」ってメールくれた妹妹にあげるわ(要らないならご一報を)。
ネタとしてはここらへんを挙げておこう。青字が本文ほぼそのまま。
<語順>
我就去(すぐ行く) 就我去(僕だけが行く) 語順を逆にしただけで、意味がまったく違ってきている。
私:たとえばさあ、5人いて、「私が行きます!」って言うとき、「我就去」でも「就我去」でもいいよね? 娘:「我就去」は「我马上去」っていう意味だから、「就我去」って言うんだよ。
ええ?この場合の「就」が「马上」という意味なのは理解できるが、文法的説明を感覚でちゃんと理解している娘に感動。だいたいあの大連語の動画をすべて理解したってとこで、ひたすら尊敬の眼差し。
这个是好(これはたしかによい) 是这个好(たしかにこれはよい) 位置を入れ替えただけで、文の意味がかなり違ってきている。
強調する部分が違うだけでしょう?「かなり違って」って、そんなに違わないと思うけど。
娘:「这个是好」は「好」を強調してて、「是这个好」は「这个」を強調してる。
<日中漢字の違い>
保持(ほじ)と保持(bǎo chí) ・国旗を保持して先頭を行く。/举着国旗走在退伍前面。 ・保持革命传统。/革命の伝統を保持する。 日本語の「保持」は抽象的にも具象的にも使えるが、中国語の“保持”は抽象的な事柄にしか使わない。
把握(はあく)と把握(bǎ wò) ・战士们紧紧把握着钢枪。/戦士たちはしっかりと銃を持っている。 ・把握事情的本质/事の本質を把握する。
日本語の「把握」は抽象的にも具象的にも使えるが、中国語の“把握”は抽象的にしか使わない。ちなみに、中国語の“把握”は物事に対する自信という意味もある。
最後の一文、わかりにくいでしょう?これこそ例を挙げなきゃ。中国語の把握(bǎ wò)は「自信」というより、「確信」っていう日本語のほうが的確だとアタシは思う。以下、把握の例をネットから拾ってきた。
① 这官司有把握吗<この裁判、勝てるか?> 咨询:五年前丈夫背着妻子把房子卖了,后来妻子知道了就一直怪丈夫还闹离婚,最近妻子听别人说卖房子必须夫妻双方同意,否则没有参与的一方有权把房子要回来。请问能要回来吗?
咨询:五年前丈夫背着妻子把房子买了,后来みどり知道了……←おいおい、ここで人生相談すんなよ。
② (笑い話) 女子焦虑的问医生:“这种病手术后的存活率有多少?” 医生答道:“百分之五十!” 女子紧张的追问:“那你有把握吗?” 医生信心十足的说:“没问题,这次一定成功!因为前面已经死去四十九个了!”
「意味がわかりません。女神のようなみどり様、訳してください」とかコメントがあったら、訳してやってもいい。 PR |
意味が分かりません。書家で翻訳もできる女神のようなみどり様、訳してください。お願いします。
【2013/07/06 18:31】| | jojo #4fcdaf2bb5 [ 編集 ]
笑い話だけ
女性が焦って医者に聞く「この手の病気って手術後の生存率はどのくらいなんでしょうか」
医者が答える「50%です」 女性が緊張しつつ聞く「それは確かですか」 医者は自信満々に言う「今回は成功しますよ。だってこれまで49人は亡くなっているんですから」 |
この本、私も持ってる。みどりさんと同じく読むの面倒くさくて本棚の肥やしだ。
大掃除したからとはいえ、それをまた開いて見たみどりさん、尊敬~! 私もいつか(いつだ?)習得できている所は斜線を引いて、はやく処分したい。 ちなみに第5巻『式辞あいさつ編』も持っている。 これは私にとって大変苦手な分野だが、以前ロシア語通訳の故・米原万里さんの本の中で、「式辞あいさつというのは、たいてい同じようなものなので、立派なものを1、2種類作って覚えておいて名前だけ入れ替えて使う、という方法も方便としていいのではないか」というようなことが書いてあって、私はそうすることにした。 よって、この本も今後あまり使うことは無いと思われる。 それでも処分できないのは、すぐ忘れるから!
【2013/07/06 23:19】| | ユキヤマ #9b3a05716d [ 編集 ]
2400円という大枚をはたいたんかい!
この本、途中から、左頁日本語、右頁中国語、最後はその反対となっているので、私、毎日一つとか決めて、辞書引いてまじめに勉強しようかと思ったのね。でも、内容がつまらなさすぎる。私、翻訳家になるんじゃないし、もっと子どもが覚えるみたいに中国語を学びたい(だからそれが無理なんだって)。★どなたに勧められたか忘れたが、米原万里の本を借りて読んだことがある。こういうカリスマみたいな偉大な人の本、うさんくさくて、拒否。ここ数日ずっと書道の理論の本を読んでいる。この手の本は捨てないで、ノートに書き出して読み終わったら、ダンボールにしまう。本棚も手に取る本だけでいい。
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