× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
折り紙を人前でちゃんと教えるのは初めてのことだった。何を折るかさんざん迷った。季節のものを折るのがいいが、筆で書く文が「春はあけぼの 夏は夜 秋は夕暮れ 冬はつとめて」なので四季はいつでもいい。初めは春一つ、秋一つ。じゃあ桜と紅葉にしようと思った。 うちの子どもが小さいときからお世話になった折り紙サイト「おりがみくらぶ」は非常に有意義だ。折り方がアニメにもなっていて親切。でも、イチョウの形がビミョ~なので、止めた。カエルやカタツムリもちょっと考えたけど、娘が「きもいよ、ママ」とバッサリ。それで花に決めた。 結局、今回折ってもらったのは、桜とあじさい。おりがみサイトは葉の形もそれぞれ考えられているけど、緑色ならいいやと(←おいおい)、一種。 私たちなら小さい頃から折り紙は遊んでいるし、ツルを折れない日本人はほぼいない。でも中国人は小さい頃から遊んでいない。だって街で折り紙が買えるようになったの、15年くらい前かなあ。当時は色がドぎつかったり(子ども、泣くわ!)、正確には正方形じゃなかったり、とにかくひどかった。 中国人は「差不多」(だいたいそんな感じ)という国民性だから、きれいに折れないと聞いていた。そんな折り紙ごときでっていう姿勢もあるだろう。今回のイベントでも強調した。「角と角はきっちり合わせないと、後できれいに見えない!」って。 今後の為にまたいろいろ研究をしておきたい。私の専門じゃないけど。 PR |
ソニーの創業者が回顧録の中で、北米で工場を立ち上げた時、現地の従業員が生産する部品の精度のブレ幅が日本の工場製品と比べて大きく、日本の精度にまで近づけることが難しかった、というようなことを書いていました。
これを読んだ時とっさに思いついたのが、日本人が子供の時から親しむ折り紙の折り方でした。 角は正確に合わせる。 ずれないようきちんと折る。 こういった細部に払う注意や、指先の使い方など、折り紙などの細かく丁寧な作業で身に付き、将来の仕事や作業で役立っているのかもしれないと思いました。 「半分に折る」と言えば、きっちりと端が合うように半分に折るものと思うのが日本人ですが、初めて挑戦する外国人には丁寧に説明しないとわかってもらえませんよね。 日本人が手本を示して折って見せると、簡単に見えるようですが、実際に初心者に折らせてみると、ズレズレになってしまいます。 中国にも、精密な彫刻や細密画の伝統工芸もあるので、細かく高度な作業に長けた人も多くいるんでしょうね。
【2015/07/28 23:28】| | ペン字修行中 #2957da1b3d [ 編集 ]
|
大分前の話ですが、北京で折り紙を買って折ろうとしても、折紙自体が正方形ではなかったのできちんと折れなかったです。仕方なく折紙は日本で買ってきたことがありました。
【2015/07/29 08:49】| | jojo #5499c7db61 [ 編集 ]
|
「中国にも、精密な彫刻や細密画の伝統工芸」というのは、あるにはあるけど、極極ごーーく一部の人の芸であって、全般に当てはまらない。私、全然ニュースを見ていないけど、中国のどこかでエスカレーターの一番上の部分が落ちて、母親死亡と今日の同級生ランチで聞きました。私がみんなに話したのは「中国だとね、エスカレーターに両手を伸ばしてつかまっていると、左右の速度が微妙に違ってズレるのよ」。すると友人、「外国はそうなんだって」。中国に限らず、そういう国はあるらしい。でも、日本ではありえない。
jojoさんの言うだいぶ前って、それでもここ10年以内ですよね。10年前は21世紀なのに。まあ、進化していく様子が手にとられて、外国人として楽しんでいる面もありますが。何でも日本と同じなら、外国にいる醍醐味がない。
【2015/07/30 16:27】| | みどり御徒町 #990a57875b [ 編集 ]
|
|
忍者ブログ [PR] |