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まずお詫び。こんなにいい展覧会を早めに告知できなかったのが申し訳ない。定期的に行われる北京のオークションはいくつかあって、私はオークションは行かないけど、その展示会を見に行く 先に言っておくけど、次回は別のオークション会社の展示会が6月3日から5日に開かれる。手帳にメモしておくわ。何が出るか、ここにちょっと写真がある。 で、今回見たもの。 目玉と報道されていた、世に三つ残っている宋克《急就章》。一つは故宮に、もう一つは天津芸術博物館に。そして最後の一つは今回競り落とされる。えええええぇえぇえええええ?個人の手に渡っていいのぉ? 《急就章》とは、漢代に子どもが文字を覚えるために作られた 韻文で、いわば教科書のようなもの。姓名、生物、礼楽、職官等に分類されている。1394字あり、重複する字はない。千字文かっ!と突っ込みたくなるけど、実際千字文が登場するまで、活躍していた。この文章を皇象(三国、呉の人だから、222-280年)が書いたものを、宋克(1327-1387)が臨書したもの。代々いろんな人が書いていくのだが、字が一部変わっていて、それについての論文もある。字が変わって、意味通じてるんでしょうね。千字以上もあって、全部違う漢字なんでしょうね。 曾巩《局事帖》。 吴昌硕。 王铎。縦が3m50cmくらいあった。 快雪時晴帖。 うちのダンナが美大生だったときの先生は後にアメリカに移住し、北京にまた戻ってきた。今は美大の副学長でもあるし、中国を代表する現代アートの作家でもある。 この作品を遠くから見て、みな「あ、徐冰のだ」と言うほど、有名な作品。横の札に落札予想価格200万から300万元と書いてあった。 これも目玉。ベートーヴェンの手稿。 ルノワールの画稿。 出来上がった方の作品は日本の松岡美術館にあると書いてある。 こんな世界的に有名な人達の手稿が中国で売られるんだーーーと思った。ほかのどの国よりも景気がいいことを察す。 私は毎回書道を中心に書くけど、絵画、陶器、家具等いろいろ展示されているので、行くとよい。写真撮り放題なんてほかの国ではないだろう。今回唯一撮ってはダメだったのが石。篆刻の印材。いやいや、石はいいでしょう。基準がわからん。 PR |
さすが今の中国は金持ってる!って感じ。勢いあるよ。
どんな汚職…いやお金持ちが買うんでしょうね〜。だって普通の仕事しててそこまでリッチなれないですよね? |
古~い生写真もあったよ。マリリンモンローとか。私は自分の部屋がないんだけど、あっても、部屋に何かを飾るのはイヤなタイプ。絵も要らないなあ。★たとえば、娘をアメリカの大学へ自費でやれる近い親戚は偉い人にコネがあるわけでもないし、商才が特別にあるわけでもないんだよね。あのレベルなら巨万といるわな。去年の夏、株暴落で自殺者続出ってニュースになったでしょ。それでも中国という世の中が景気悪くなったと思えない。あ、我が家は不景気だけどね。
【2016/05/15 07:51】| | みどり勿忘初衷(初心忘るべからず) #4fce0ed7d3 [ 編集 ]
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